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『カイジ ファイナルゲーム』基本情報
福本伸行原作の人気漫画『賭博黙示録カイジ』を3度目の実写映画化。
『カイジ 人生逆転ゲーム』『カイジ2 人生奪回ゲーム』に続く9年ぶりの映画化となる。
原作者である福本伸行のオリジナルストーリーである。
スタッフ・キャスト
原作・脚本 – 福本伸行
監督 – 佐藤東弥
脚本 – 徳永友一
伊藤開司 – 藤原竜也
高倉浩介 – 福士蒼汰
桐野加奈子 – 関水渚
廣瀬湊 – 新田真剣佑
黒崎義裕 – 吉田鋼太郎
大槻太郎 – 松尾スズキ
坂崎孝太郎 – 生瀬勝久
遠藤凛子 – 天海祐希
西野佳志 – 山崎育三郎
菅原太一 – 瀬戸利樹
高瀬強士 – 前田公輝
『最後の審判』挑戦者 – 篠田麻里子
酒向芳
渋沢総一郎 – 金田明夫
東郷滋 – 伊武雅刀
登場人物紹介
伊藤開司 – 藤原竜也
定職につかず、怠惰な生活を送り、挙句の果てには友人の借金の保証人に。その肩代わりをしたことで『カイジ 人生逆転ゲーム』の帝愛グループが主催する死のゲームに参加。生還して人生の逆転を果たしたと思いきや……。
典型的なダメ人間だが、極限状態に追い込まれると抜群の勝負強さを発揮する。
高倉浩介 – 福士蒼汰
政府が目論むプロジェクトの中心にいる人物。ゴールドジャンケンを得意とする。
桐野加奈子 – 関水渚
「第二回若者救済イベント」勝者であり、東郷(伊武雅刀)からカイジと共に行動するよう依頼される。
廣瀬湊 – 新田真剣佑
「若者救済イベント」主催者である東郷(伊武雅刀)の秘書として3年間働き、プライベートのことまで熟知している。
黒崎義裕 – 吉田鋼太郎
カイジが所属する派遣会社の社長。わずか数年で日本の派遣業界のトップに君臨し“日本の派遣王”と呼ばれている。
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「カイジ ファイナルゲーム」あらすじ
2020年、国を挙げて盛大に開かれた東京オリンピックの終了を機に、この国の景気は恐ろしい速さで失速していった。
今この国では、金を持つ強者だけが生き残り、金のない弱者は簡単に踏みつぶされ、身を寄せ合うことで何とか今を生きていた―。
自堕落な生活を送っていたカイジは、派遣会社からクズと罵られ、薄っぺらい給料袋を手渡される。憤りを感じながらも一缶千円に値上がりしたビールを買うかどうか迷っていた。「久しぶりだね、カイジくん」
「ハンチョウ?」
声をかけてきたのはスーツに身を包んだ大槻だった。帝愛グループ企業のひとつを任される社長に出世したという。
「カイジくん。君もこんなところでくすぶっているタマじゃないだろ?」
「何が言いたいんだ?」
「実はワシと組まないかと思ってね」
大槻が見せたのは一枚のチラシだった。【第5回若者救済イベント開催!バベルの塔】金を持て余した大金持ちの老人が主催するイベントで、一攫千金のチャンスだ。
「こんなもの無理だ!運否天賦のゲームで作戦の立てようもない」
「その通りだよ。だが裏を返せば、カラクリがわかっていれば勝てる可能性があるわけだ……」
ざわ…ざわ…ざわ…ざわ…
運命の歯車は動き出した。カイジを待ち受ける未来は天国か地獄か?日本中を奮い立たせる最後のギャンブルが今始まる―(公式ホームページ引用 https://kaiji-final-game.jp/)
以下、映画を観た後の感想です。
しれっとネタバレ発言します。
まだ映画を見ていない人はご注意ください。
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『カイジ3 ファイナルゲーム』感想・レビュー
『カイジ 人生逆転ゲーム』『カイジ2 人生奪回ゲーム』を何度も見返して挑んだ公開初日。
ウキウキで鑑賞してきたわけですが・・・・シリーズ最低と言ってもいいデキだった。
カイジファイナルゲーム見てきた。
ずっと楽しみにしてて前作を何度も見返して挑んだ公開日。
茶番すぎてガッカリだった😂
ストーリーが薄すぎるし状況説明が多すぎてシラける。藤原竜也と吉田鋼太郎のやり取りくらいしか見どころはなかった。
あ、でも福士蒼汰くんのことはちょっと見直しました😌 pic.twitter.com/W0RII9yooi— サブカル🐒@ドラマ/映画垢 (@sabukaru00) January 10, 2020
カイジ1はギャンブルの高揚感に加えて地下労働やブレイブンメンロードなどスリルとハラハラを味わえるシーンも多く、娯楽映画の最高峰といってもいいほどの傑作映画だった。
カイジ2は1にはだいぶ劣るが、伊勢谷友介と吉高由里子の存在感もありそこそこ楽しい娯楽映画として仕上がっていた。香川さんとの友情も見応えがあって割と好き。
9年ぶりのカイジはそんな前作を遥かに下回る出来だった。
わざわざ9年ぶりに映画化してこれはないぜ・・・(΄◉◞౪◟◉`)
ここまでひどいとは思っていなかった。
1番キツかったのが状況説明のオンパレードだったこと。
行動の意味をいちいち藤原竜也の口から説明されるスタイルがクッソしんどかった。
特にドリームジャンプのシーンでの解説は内容もバカバカしくて唖然。
加奈子は初めから「キュー」のポーズをすればよかったのでは?と思ってしまった。
裏をかかれた感は全くもってゼロでしたねw
次にゲスト俳優さんたちについても思うところがあった。
加奈子役の関水渚ちゃん・・・演技めっちゃ棒やん(΄◉◞౪◟◉`)
その上、加奈子という役自体の存在意義も不明だった。
そんで陰気な真剣佑。
演技が上手いとか下手とかいう問題じゃなくてこの役は真剣佑に合わない気がした。
線が細い儚げな俳優がやるべき役だったと思う。
そんでさ、真剣佑。ちょっと太った?
肩幅に合ったスーツを着て欲しかったw
しかし福士蒼汰だけは見直した。
今まで彼のことは棒読み俳優だと思っていた。
それが今回の高倉役でその認識は改めさせてもらうことになった。
終盤での藤原竜也との顔芸対決・・・頑張ってる感があって応援したくなりました😌
芸歴が長くて演技力抜群の藤原竜也さんと比べたらそりゃあ劣るけど、全然棒じゃなかったしセリフも自然だった。
これは・・・ハマり役では?
「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」「ラプラスの魔女」「Heaven? 〜ご苦楽レストラン〜」「4分間のマリーゴールド」などワタシが見てきた福士蒼汰くんっていっつもボソボソ話す陰気な役だったんですよねぇ。
今回も陽気な役ってわけではないですけど割と大声で喋ってくれていたのでセリフも聞き取りやすくてよかったw
これからはテンション高めな性格悪い役をどんどんやってほしい。
書いててふと思ったんですけど今までの傾向でいえば、マッケンと福士蒼汰の役柄は逆でもよかった訳ですね🤔
それはそれでしっくりきそうw
あ、吉田鋼太郎さんは言うまでもなく素晴らしかったです。
舞台上がりの2人が睨み合って対峙するシーンは圧巻だった。
セットも舞台ぽかったしねw
結局、今後の日本はどうなるのか?
ギャンブルのゲーム内容や状況説明のオンパレードに不満しかないカイジ3でしたが、内容についても書いておきます。
クズや老害を切り捨てて日本が生き残る未来を作ろうとしていた福士蒼汰。
しかしそれは自分たちだけ助かればいいという私利私欲にまみれたもので、貧困層や弱者を救済したい優しいカイジは福士蒼汰の計画を阻止!
お互い国を思う者同士カイジと福士蒼汰がやりあってぶつかり合う最後のシーンは、この映画で1番グッときた。
そんで低所得者・カイジVSエリート官僚・福士蒼汰の勝負はカイジが勝利!
でもでも・・・結局これからの日本ってどうなるんですかね?
最終的にそこらへんが宙ぶらりんに終わってしまったのが残念。
悲しいことに福士蒼汰が訴えていたことも全てが間違っているわけじゃないんだよなぁ。
トップのオッサン達に美味しい思いをさせることになってしまったけど、福士蒼汰はきちんと日本の未来を考えていたようだしね。
そんな福士蒼汰をやっつけたのはいいとして、その後が宙ぶらりんだと最後の最後までスッキリできない。
なぜ、敵を国という壮大な相手にしたのか!!!!!
それが1番の失敗だわ(΄◉◞౪◟◉`)
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満足度とまとめ
満足度 100点満点中 40点
全く面白くなかったです。めっちゃシラけました。
敗因はギャンブルのゲームが面白くないのと状況説明のくどさ。
あとは敵が壮大すぎたこと。(の割に福士蒼汰というイケメンな若者がラスボス)
ギャンブルのスッキリ爽快劇を期待して観に行った人はガッカリすると思います。
まさしく劇場の空気がキンキンに冷えてやがる!!!!だった。
あ!今回の原作者の福本伸行さんはセリフがありましたね!
予算封鎖の有識者会議のシーンで見つけてテンション上がりました。
思えばそこが1番胸が踊ったシーンかなw
さいごに。藤原竜也さんとユーチューバー・ヒカルさんとのコラボ。最高だから見て(´・ω・`)
カイジ1で出たEカード対決してるよ!
『カイジ ファイナルゲーム』を見たので感想とレビューを書く。