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「恋せぬふたり」4話 あらすじ
階段から転落するカズ(濱正悟)をかばったことで高橋(高橋一生)は骨折してしまう。責任を感じ泊まり込みで世話をするというカズにかえって心配になった咲子(岸井ゆきの)は在宅勤務をすることにして奇妙な三人での同居生活がスタートする。咲子と高橋の暮らしぶりを見たカズはやはり二人は恋人同士なのではと問い詰めてしまう。そんなカズにうんざりしながら咲子は後輩から引継いだクリスマスフェアの企画に頭を抱えていた…。
(公式HP引用 https://www.nhk.jp/p/ts/VWNP71QQPV/episode/te/Q8JVNKZ5WL/)
ネタバレあらすじ
ケガをした高橋(高橋一生)の看病するために、カズ(濱正悟)も同居生活に加わる。
咲子(岸井ゆきの)は2人が心配なので在宅勤務。
咲子と一緒にいてムラムラしないのかという質問に高橋は絶句。
「分かりたい気持ちと不躾な質問は違います。そんなことも分からないんですか?」
黙るカズ。
怒ったのかと思いきや「なるほどなって。確かにそうっすね。すいませんでした」と納得。
「分かってくれればいんです。こちらこそ言いすぎました。すみません」
「オレ、納得さえできれば物分かり激いいんで!」
言えば分かってくれるカズくん。
昼時になり、カズくんは咲子にご飯をテキトーに作れと言い出した。
高橋は自分たちのご飯を作らせるために在宅勤務してもらっている訳ではない、と出前を取ることに。
カズくんのピザのセンスが気に入らない高橋だが、カズくんと咲子は食の好みがピッタリ合う。
ここは高橋が分が悪い。
そんな時に、高橋のお見舞いに高橋の職場の同僚がやってきた。
同僚のうちの1人は高橋に気があるようで、咲子を高橋の彼女だと思ってチクチク嫌味を言ってくる。
在宅勤務に戻る咲子をカズは気遣う。
「やっぱし元気ないじゃん」
しかし咲子は高橋の同僚の嫌味に気づいていなかった。
更に高橋も同僚が高橋を好いていることに気づいていないようで、カズは唖然とする。
「マジで分かってないんだな。恋愛が」
ちなみに咲子が浮かない顔をしていたのは、仕事が原因。
クリスマスの恋に関するフェアを担当しているのだが、恋についてよく分からない。
「恋に関するフェアってピンとこなくて」
恋愛に関するフェアは多い。バレンタイン、ホワイトデイ。商業に関するイベントには多い。
咲子はそれらについてぐるぐる考えて、そもそも恋愛しない自分が担当していいのか不安になった。
「この仕事向いてないのかな、とか考えてたら、どよんとしてしまって。頑張ってるんですけどね。うまくいかないなって」
カズは咲子の考えを「くだらない」と言う。
そもそも企画部のオッサンたちだって【女子力フェア】などを分かった気でやっている。
「私は分かった気はいや!喜んでもらいたいんだって」
「だからそれでいいんだって。分かる分からないを前にその気持ちが大事なんじゃないの?本気でお客さんを喜ばそうとする奴が企画に向いてないって訳ないって!」
咲子は、好きなアイドルグループが解散した時、解散理由を考えるカズに「私たちにできることはサニサイの幸せを願うこと。みんなが幸せならそれでよくない?」と言っていた。
そこが咲子のいいところで、そういうところが・・・と言いかけてやめる。
高橋もカズに同意。
「それに恋愛史上主義者は恋愛でなんでもかんでも保管してくれますから。まずは咲子さんが納得いくものを」
「はい。ギリギリまで悩んでみます」
2人に元気つけられてやる気を取り戻した咲子。
次の日、咲子は出社。
高橋とカズは2人きりになる。
カズは改めて高橋に咲子のことを好きじゃないと質問。
「じゃあ、聞きますけど恋愛とはなんですか?」
「お互い好きになって告白してキスしてその後も・・ってカップルですよ。昔から人類が行ってる行為ですよ」
「恋愛とはその時代と場所によって変化します」
恋愛という言葉が生まれたのはこの国では明治時代。
諸説あるが、それ以来はその価値観はなかった。
このように流動的で変化し続けている事柄に人間を全て当てはめてしまうことが問題。
そういう高橋にカズくんは「高橋さんどこ大っすか?」と感銘を受ける。
「オレ、高橋さんの言うこと納得することが多いっていうか」
咲子が帰宅。
カズくんは高橋の指示のもとロールキャベツを作っていた。
初めて料理をしてみて今まで咲子に気軽に頼んでいたことを謝る。
食後。
高橋が寝ている間、カズくんは咲子にアロマンティックアセクシャルについて分かってきたと話す。
「恋愛抜きの家族ってのもアリなんだなって。だからさ、オレでもよくない?」
「え?」
「オレ、やっぱ咲子といるとなんかいんだよ」
やっぱり咲子が諦められないカズくん。
キスもその先もしないからと咲子にプロポーズ!?
「だから、恋愛抜きで家族になるのオレでよくない?」
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「恋せぬふたり」4話 感想・レビュー
言えば分かってくれるカズくん。
悪いヤツではなかったけど、結局は恋愛脳。
カズくんが思ったより物分かりよくて、ほっこりしてましたが、最後に落とされました。
結局、咲子と一緒にいるのが目的なんかい(΄◉◞౪◟◉`)
元恋人同士でもいい友達になることは可能だけど、カズくんの言い方では無理そう。
「オレでよくない?」って明らかに彼氏彼女のノリですよね。
ただ、言えば分かろうとしてくれるところは高評価。
分かるまでぶつかってきてくれるのは、咲子の家族とは違うところ。
それにキスもその先もしナシでも一緒にいたいってのは、かなりの覚悟よね。
カズくんは悪いヤツじゃないし、言えば分かってくれる人なので、もし咲子がノーマルだったらいい相手だったかもしれないですね。
しかしカズくんって本当に不思議な人。
別れてるのに「まだ解散してない」とか訳わからないこと言い出すし、咲子の気持ちは分からないのに高橋の同僚の嫌味には敏感。不思議な人です。
咲子が鈍感ってのも感情移入し辛いドラマだな〜。
嫌味には全く気がつかないし、高橋さんのセクシャルティをアウティングするし、なかなかイライラしちゃう。
今のところ高橋以外にまともな人出てきました?同僚も咲子の家族もみんなデリカシーないし、キツイです。
確かに現実世界にもデリカシーない人はいますけど、理解あるいい人もいるんだけどなぁ
高橋さんは、本当に誰にもカミングアウトせずに生きてきたのかな?ブログもやってるしオフ会とかしなかったんだろうか?
咲子は友だちは1人しかいないらしいけど、高橋さんの交流関係は気になる。博識でおもしろい人だから趣味友とか多そうだけど
ってことで、「恋せぬふたり」4話はカズくんに振り回される回でした。
まぁカズくんはいいキャラしてますよ。ドラマを掻き回してくれるいい存在なのは間違いナシ。
どう転ぶか分かりませんが、次回も楽しみ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶
「恋せぬふたり」4話を見たのでネタバレと感想を書きます!
ネタバレだけ感想だけを読みたい人はそれぞれ目次から飛んでね!