『白い巨塔』2019年岡田准一版と2003年唐沢寿明版のキャスト比較。歴代白い巨塔について語る!【ネタバレあり】

 

 

5月22日から26日までテレビ朝日系列にて「テレビ朝日開局60周年記念 5夜連続ドラマスペシャル」として5夜連続で『白い巨塔』が放送されます。

わたしは2003年にフジテレビにて放送された唐沢寿明さん主演の連続ドラマ『白い巨塔』の大ファンだったので、今回のSPドラマも非常に楽しみにしています😌
個人的に好きな連続ドラマランキングで第1位に輝いているほどの名作です。
ドラマファンならほとんどの人は見たことは見たことがあるかと思いますが、まだ見てない人は絶対見た方がいいです。

この記事では2019年版と2003年版のキャストの比較や、2003年版の白い巨塔の感想などを書いていきます。

 

『白い巨塔』とは?

『白い巨塔』とは山崎豊子による長編小説で、浪速大学に勤務する財前五郎と里見脩二という対照的な人物を通し、医局制度などの医学界の腐敗を鋭く追及した社会派小説である。過去に1回の映画化、5回のドラマ化をしている。

過去の映像作品一覧

  • 1966年映画化 (財前五郎 – 田宮二郎 -、東貞蔵 – 東野英治郎、里見脩二 – 田村高廣)
  • 1967年テレビドラマ化 全26回。(財前五郎 – 佐藤慶、里見脩二 – 根上淳、東貞蔵 – 山形勲)
  • 1978年テレビドラマ化 全31回。(財前五郎 – 田宮二郎 、里見脩二 – 山本學、東貞蔵 – 中村伸郎 )
  • 1990年テレビドラマ化 2夜連続のスペシャルドラマ。(財前五郎 – 村上弘明、里見脩二 – 平田満 )
  • 2003年テレビドラマ化 全21回。(財前五郎 – 唐沢寿明、里見脩二 – 江口洋介、東貞蔵 – 石坂浩二)
  • 2007年韓国にてテレビドラマ化 全20回。(チャン・ジュンヒョク【財前五郎】 – キム・ミョンミン、チェ・ドヨン【里見脩二】 – イ・ソンギュン)

 

2019年版『白い巨塔』の放送日と時間は?

それでは2019年版『白い巨塔』について書いていきます。

放送日は5月22日から26日まで5夜連続。

肝心の放送時間は
5月22日、23日、24日は、21時から22時24分まで(各84分間)
5月25日、26日は21時から23時10分まで(各130分間)放送されます。

成瀬
毎週見ている連ドラと時間帯が被るのでかなり忙しいです😂

 

2019年版『白い巨塔』のスッタフ・キャスト

原作 – 山崎豊子
監督 – 鶴橋康夫、常廣丈太
脚本 – 羽原大介、本村拓哉、小円真

財前五郎 – 岡田准一
里見脩二 – 松山ケンイチ
花森ケイ子 – 沢尻エリカ
東貞蔵- 寺尾聰
鵜飼裕次 – 松重豊
大河内恒夫 – 岸部一徳
柳原雅博 – 満島真之介
佃友弘 – 八嶋智人
亀山君子 – 美村里江
野坂奈津美 – 市川実日子
財前又一 – 小林薫
財前杏子 – 夏帆
黒川キヌ – 市毛良枝
東政子 – 高島礼子
東佐枝子 – 飯豊まりえ
船尾徹 – 椎名桔平
佐々木庸平 – 柳葉敏郎
佐々木よし江 – 岸本加世子
佐々木庸一 – 向井康二
関口徹 – 斎藤工
国平幸一郎 – 山崎育三郎

 

2019年版『白い巨塔』あらすじ

腹腔鏡手術のスペシャリストとして医学界に名を馳せる、浪速大学医学部第一外科・准教授の財前五郎(岡田准一)。逞しい体と精悍な顔つきに加え気さくな人柄は、付属大学の学生や医局員たちに慕われ、浪速大学のスター准教授として君臨していた。
ある夜、浪速大学・滝村名誉教授(小林稔侍)の喜寿を祝うパーティの最中、“スペ患”である近畿新聞会長・山田音市の容態が急変。膵癌を患う山田は、執刀医に財前を指名する。本来、山田は第一外科・東貞蔵教授(寺尾聰)の“スペ患”。上司である東を差し置いて自分が執刀するわけには…と躊躇いを見せる財前だったが、心の中では期せずして舞い込んだチャンスにほくそ笑んでいた。
手術は無事成功し、財前には山田から高級ワインと数百万の現金が贈られる。財前によって自分の“スペ患”が救われたことに、表面上では平静を装いながらも、東はその事実を苦々しく受け止めているのだった…。
そんな中、浪速大学医学部では東の退官に伴う教授選挙が近づいていた。「君を次期教授に推薦しようと思う」――そう、恩着せがましく財前に囁く東だったが、その実、腹の内では財前ではない人物を、と考え始めていた。
その矢先、同期である第一内科・准教授の里見脩二(松山ケンイチ)から胃癌再発患者のカルテを見せられる。財前の診断では、原発巣は胃ではなく膵臓。再発は誤診断である、と指摘するが、その診断を下したのが、浪速大学医学部長の鵜飼裕次(松重豊)だとわかった途端、翻意する!教授選に備え、上層部に楯突くようなことは避けようとする財前を非難する里見だったが…?
やがて、東が財前以外の人物を教授選候補に擁立することが判明。財前は、義父である財前又一(小林薫)の財力と政治力を最大限に活かし、浪速大学医学部第一外科教授という悲願に向けてさまざまな工作を開始する。
欲望が渦巻く教授選は、思いもよらぬ展開へ…。そしてその後も、過酷な運命が財前を翻弄していくことになる!

(公式ホームページ引用 https://www.tv-asahi.co.jp/)

 

2003年版『白い巨塔』のスッタフ・キャスト

原作 – 山崎豊子
脚本 – 井上由美子
演出 – 西谷弘、河野圭太、村上正典、岩田和行

財前五郎 – 唐沢寿明
里見脩二 – 江口洋介
東貞蔵 – 石坂浩二
鵜飼良一 – 伊武雅刀
花森ケイ子 – 黒木瞳
財前又一 – 西田敏行
大河内清作 – 品川徹
今津昭二 – 山田明郷
葉山優夫 – 渡辺憲吉
野坂耕一郎 – 山上賢治
則内大二郎 – 田口主将
柳原弘 – 伊藤英明
亀山君子 – 西田尚美
佃友博 – 片岡孝太郎
金井達夫 – 奥田達士
安西信也 – 小林正寛
竹内雄太 – 佐々木蔵之介
船尾悟 – 中原丈雄
菊川昇 – 沢村一樹
唐木豊一 – 平泉成
正木徹 – 潮哲也
東佐枝子 – 矢田亜希子
財前杏子 – 若村麻由美
里見三知代 – 水野真紀
東政子 – 高畑淳子
鵜飼典江 – 野川由美子
則内喜久子 – 橘ユキコ
葉山昭子- 水野あや
黒川きぬ – 池内淳子
野坂ノブ子- 梅沢昌代
関口仁 – 上川隆也
国平学文 – 及川光博
岩田重吉 – 曽我廼家文童
佐々木よし江 – かたせ梨乃
佐々木庸平 – 田山涼成
佐々木庸一 – 中村俊太
林田加奈子 – 木村多江

トライアル期間中は無料で見れます!

 

『白い巨塔』登場人物とキャスト比較

それではここからは個人的な意見を踏まえてキャストの比較をしていきます。
登場人物の数が膨大なので特に気になる人物のみ書かせてもらいます。

ちなみに財前派か里見派かと聞かれたら、まじで選べないくらい2人とも好き。
むしろ2人の関係性が好きです。

財前五郎 – 唐沢寿明(2003年版)  岡田准一(2019年版)

主人公・財前五郎は、傲慢で上昇志向が強い。言わばダークヒーローです。
2003年版の唐沢さんイメージが強いですが、岡田准一でも全然ありだと思う。
原作での財前は筋肉質の体格なのでいい身体してる岡田くんはぴったりな気がします(笑)

成瀬
成り上がる系の主人公が好きな人は財前のこと好きだと思う。
この機会にドラマ見返したんですけど、2003年の唐沢さんかっこよすぎて眼福だった。
自信家で傲慢な演技もうまかった。岡田くんがどんな感じで演じるのかも楽しみです

里見脩二 – 江口洋介(2003年版)  松山ケンイチ(2019年版)

もう1人の主人公である里見脩二は、研究がしたいから大学病院にいる出世には無関心なタイプで財前とは対照的。
江口洋介のイメージが強すぎて松ケンじゃちょっとイメージできないです。すみません。

成瀬
里見を偽善者だとか嫌いだとか言う人は多いですが、わたしは好きです。
自分の理想と現実との間で葛藤するところとか人間らしいし、大学をクビにされてまで正義感を貫いたのを偽善とは思わないです。

東貞蔵 – 石坂浩二(2003年版)  寺尾聰(2019年版)

浪速大学の第一外科教授。この人が教授を退くこととなり、新しい教授を決めるところから話は始まります。
教授の座を狙っている財前と、絶対に財前を後釜に座らせたくない東の争いがめちゃくちゃ面白いです。

成瀬
はじめは財前を応援してたので「東うざいな〜」と思ってましたが、後半で財前がやらかして、東が財前をめっちゃ邪魔してた理由もなんとなく分かった。
石坂浩二さんの東教授好きでしたが、寺尾聰さんも合いそう。まあこの年代の俳優さんってみんな上手いからな🤔

花森ケイ子 – 黒木瞳(2003年版)  沢尻エリカ(2019年版)

財前の愛人で、元医学部のホステス。
途中で投げ出したくせに偉そうだったのであまり好きではなかったですけど、愛人としては素敵な女性だと思います。
沢尻エリカさんぴったりだと思う😌

柳原弘 – 伊藤英明(2003年版)  満島真之介(2019年版)

第一外科医局員。奨学金で医学部を卒業。外科医療の現場で活躍する財前を尊敬している。
後半の医療ミス裁判ではキーマンとなるが、とにかくヘタレ。
あまり世渡りが上手いとは思えないので、どちらにしても出世はできなかったと思うw

成瀬
2003年版のドラマを見直したら伊藤英明が若すぎてびびった。
満島真之介はいいキャスティングだと思う。

東佐枝子 – 矢田亜希子(2003年版)  飯豊まりえ(2019年版)

東貞蔵教授の娘。
世間に出たこともないのに医者の批判は一人前なので嫌いな登場人物でした。
しかし、矢田亜希子めちゃくちゃ可愛かったな〜。

成瀬
飯豊まりえちゃんも可愛さで佐枝子のウザさをカバーして欲しいです。

財前杏子 – 若村麻由美(2003年版)  夏帆(2019年版)

財前の妻。愛人に理解を示してるところとか割と好きだったw
若村麻由美さんすんごい綺麗だったな〜。夏帆はちょっとイメージと違うので務まるのか不安。

財前又一 – 西田敏行(2003年版)  小林薫(2019年版)

主人公・財前五郎の義理のお父さんで杏子の実の父である財前又一。
西田敏行さんのお義父さんピッタリだった。


成瀬
2003年のイメージが強すぎてしっくりくるか不安ですが、別物として見ます。
唐沢さん、江口さん共に当時40代だったのに対して岡田くんも松ケンも30代だから全体的に幼く感じるな〜🤔

 

2003年版『白い巨塔』の感想

ここからは2003年版のテレビドラマ『白い巨塔』の感想を書いていきます。
全21回と2クールに渡って放送された大作ドラマである。

この機会にもう1度見直したんだけど、面白すぎて一気に見ました。
今まで見てきた連ドラの中で1番好き。

財前と里見の関係性

『白い巨塔』の1番の見どころは財前と里見の関係性です。

一方は野心家で傲慢。
一方は出世に興味がなく正義感に溢れる。
そんな正反対の2人が親友でありライバルであるという設定は本当に好物です。

しかもその2人が対立して、最終的には「お互いが1番の理解者!」っていうのが美しすぎる
こんなに美しい関係性はあるだろうか😭

落語心中の八雲と助六、アニメ・コードギアスのルルーシュとスザク、などの関係性が好きな人は『白い巨塔』絶対にハマると思う😌

医療裁判

前半は教授の座を争うドロドロドラマでしたが、後半からは財前が行なった手術での医療ミスの裁判に重点が置かれます。

医療ミスで財前を訴える貧乏な弁当屋の奥さんをかたせ梨乃さんが演じていたのが何だか新鮮でした。
かたせ梨乃さんってお金持ちな役が多いイメージなのでw

そんな裁判シーン、めちゃくちゃ面白かった。
前半では財前を応援していたわたしですが、後半からは医療ミスで亡くなった佐々木さんのご遺族がかわいそうで‥‥いつのまにか佐々木さん&関口弁護士を応援しはじめてました。
関口弁護士に感情移入しすぎて、東前教授が協力してくれることになった時、柳原が本当のことを言ったシーン、亀山君子が証言してくれることになった時、ガッツポーズしたもん😩

まあ財前はダークヒーローですからね。
医療ミスは本当にあった訳だし、被害者側に感情移入しちゃうわけだ。

成瀬
でもわたし、目的のために手段を選ばない財前めっちゃ好きです!

最終回『財前死す』

最終回では視聴率32.1%という大人気ドラマだったわけですけど、サブタイトルの『財前死す』はアニメ遊戯王の『城之内死す』を思い出します。
アレと違って嘘予告とかじゃないですよ!

財前教授は東前教授に手術をしてもらうも、肺癌ステージⅣと診断され死去します。
財前の最後のシーンでは比喩なしで涙が止まらなかった
朦朧とした意識の中で呼んだ人物が、妻でも愛人でもなく親友でライバルの里見ってのがまたな😢

あと、お義父さん。財前のこと実の息子のようにかわいがってたんだな〜と感動しました。
ぶっちゃけ婿を教授にしてドヤりたがってるだけかと思ってたので見直した😭
「裁判に負けて落ち込んでる時に余命宣告なんてできない」と言ったシーンでは、自分主体ではなく本当に財前のことを思って今まで行動してたんだなーと感じた😭😭😭

そして、ケイ子と杏子。愛人として正妻として、共に財前を支えた女性。
この2人の関係性も不思議だけども素敵な関係性でした。
20話を通して別に好きでも嫌いでもなかった杏子ですが、最終話で財前の死期が近いと分かると、ケイ子へ連絡して2人を会わせるという気遣いを見せました。これでもう杏子の株がだだ上がりだった。
杏子はもともと財前に愛人がいることを嫌がっていませんでしたが、ここまで気遣いできる出来た嫁だとは思わなかったよ!感動した!

成瀬
死期が近づいたことで、財前と周りの人物との本当の関係性も明らかとなって色んな感情が押し寄せてきた😭

 

まとめ

今回は5月22日から5夜連続で放送される『白い巨塔』にちなんで、2019年版と2003年版のキャスト比較や、2003年版『白い巨塔』の感想など書いてみました。

2003年の唐沢版『白い巨塔』は私が今まで見てきた連ドラで1番好きな作品でもあります。100万点中98点つけれます。
それくらい名作なので22日からのSPドラマで初めて『白い巨塔』を見る層にもぜひ見て欲しい。

そしてそんな名作の5度目のドラマ化という事で22日からの『白い巨塔』も楽しみです\(^o^)/