京アニ事件への配慮で、総集編を挟み、一週飛んでの3話となりました。
映像やセリフなど細いところまで配慮されていて、このドラマのスタッフの皆さんの心優さを感じた。
ガソリンという単語を使わなかったり、火災現場を映さなかったりと、素晴らしい配慮だったと思います。
それではそんな『監察医 朝顔』3話のネタバレありあらすじと感想・考察を書いていきます!
(ネタバレあらすじだけ感想だけを読みたい人は目次から飛んでください。)
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ドラマ『監察医 朝顔』
2019年7月8日から「月9」枠で放送される。
主演は上野樹里で、「のだめカンタービレ」以来の月9主演となる。
法医学者の娘が発見された遺体の生きた証を見出すために、ベテラン刑事の父親とともに遺体の謎を解明していく物語。
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スタッフ・キャスト
原作 – 香川まさひと(原作)、木村直巳(画)、佐藤喜宣(監修) 『監察医 朝顔』
脚本 – 根本ノンジ
演出 – 平野眞、澤田鎌作
音楽 – 得田真裕
エンディング – 折坂悠太 「朝顔」
万木朝顔 – 上野樹里
万木平 – 時任三郎
桑原真也 – 風間俊介
安岡光子 – 志田未来
高橋涼介 – 中尾明慶
森本琢磨 – 森本慎太郎
沖田宗徳 – 藤原季節
岡島 – 斉藤陽一郎
愛川江梨花 – 坂ノ上茜
小野佳代 – 喜多乃愛
浅井三郎 – きづき
渡辺英子 – 宮本茉由
山倉伸彦 – 戸次重幸
藤堂絵美 – 平岩紙
万木里子 – 石田ひかり
伊東純 – 三宅弘城
藤堂雅史 – 板尾創路
夏目茶子 – 山口智子
嶋田浩之 – 柄本明
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ドラマ『監察医 朝顔』3話あらすじ
朝顔(上野樹里)は、恋人の桑原(風間俊介)からプロポーズされる。が、すでにふたりの関係に気づいていた平(時任三郎)は「あいさつがない」などと言って交際に反対する。あくる朝、平は朝顔と話すことを拒むかのように、いつもより早く出かけようとする。そんな平を玄関まで追いかける朝顔。そのとき、ふたりのスマートフォンに火災が発生して多数の死傷者が出たという連絡が入る。
火災現場の雑居ビルでは、神奈川県警捜査一課を中心に捜査が進められていた。ビルは、1階は貸倉庫、2階は空き室で、火元となった3階には1年ほど前まで消費者金融が入っていた。出火原因は、何者かがガソリンを撒いて火をつけた可能性が考えられた。平とともに現場を訪れていた桑原は、係長の山倉(戸次重幸)から署に戻るよう指示される。桑原が命じられたのは、野毛山署に置かれる捜査本部の設営準備だった。
興雲大学の法医学教室を訪れた平たちは、朝顔らに現場の出入り口を映した防犯カメラの映像を見せる。そこには、5人の男がビルに入っていく姿が映っていた。だが、発見されたのはいずれも損傷が激しい4体の焼死体で、ひとりが姿を消していた。平は、遺体を調べて部屋に誰がいて誰がいなかったのかを特定してほしいと朝顔たちに依頼した。茶子(山口智子)が不在の中、朝顔は藤堂(板尾創路)や絵美(平岩紙)らとともに、1体ずつ遺体の解剖を行うが…。
(公式ホームページ引用 https://www.fujitv.co.jp/asagao/index.html)
ここからネタバレありあらすじ
朝顔たちは4体の焼死体を解剖し、部屋に誰がいて誰がいなかったのかを特定しようとする。
しかしそのうちの1人の胸に金属片が入っており、火災の前に殺されていたことが判明した。
その金属片とは、運転免許証のICチップで、持ち主は井上幸二という男だった。
防犯カメラに映っていた出前の店員も、井上幸二の顔写真を見て「そいつに渡した」と話す。
井上幸二が火災のあった部屋にいたことは間違いなさそうだ。
しかし、井上幸二のアパートから、井上雄一と書かれたクリニックの診察券が見つかった。
桑原はクリニックへ聞き込みに向かう。
桑原が井上幸二の顔写真を見せると、クリニックの受付嬢は
「この人この人!昨日も来ましたよ。火傷の治療で」と、答える。
井上幸二は死んでおらず、井上雄一の保険証を使って病院を受診していた・・・・。
更に桑原はクリニックの帰り道、井上幸二を発見して確保する。
これで現場の出入り口の防犯カメラに映っていた5人全員が判明した。
いなくなった5人目は井上幸二で、兄を含める4人に火を点けて殺害したということになる。
しかし、井上幸二は事件について黙秘し続けている。
そんな中、4人の中の1人の遺体の身元が分かった。
カサハラカズマ
前科持ちで、鬼塚組(暴力団)の準構成員だった。
それを聞いた平は、朝顔たちに井上雄一を刺し殺した人の見解を聞きにいく・・・。
朝顔は、遺体の状態から、井上雄一を刺した人物は左利きで背の高い人物だと話す。
平と桑原は、黙秘を続けている井上幸二のもとへ向かった。
「井上幸二さん。もしかしてあなたが火を点けたのは、目の前でお兄さんを殺されたからではありませんか彼らに復讐しようとしたのではありませんか?」
桑原の問いかけに、井上幸二は涙ながらに自供を始めた。
カサハラカズマたちは、アポ電強盗のグループだった。
カサハラに借金があった井上幸二は、免許証を奪われ、強制的に犯罪に加担させられていた。
心配した幸二の兄・雄一が、事務所を訪れ「約束の百万円です。弟の免許証を返してください」と、幸二を迎えに来た。
しかしカサハラは、雄一を後ろからドライバーで刺し殺してしまう。
さらにカサハラは、目の前で兄を殺された幸二に、死体処理を命じた。
幸二は逃げようか自殺しようか迷った。
だが、どうせ死ぬなら兄の仇をうとうと思い、工場から薬品を盗み、事務所へ戻った。
そして、事務所に火を点けたということだ・・・・。
こうして4名もの命が失われた。
事件は解決。
「面白い子ですね。桑原くん」
捜査本部の本宮も桑原を褒める。
事件解決後、平と桑原は飲みに行く。
そこで桑原は平へ朝顔と結婚を前提につき合っていることを打ち明ける。
平は桑原に朝顔の母親の話をする。
地震の日、平は仕事だった。大した仕事ではない、ただの応援だった。
「朝顔は今も母親がいなくなったのは自分のせいだと思っている。朝顔を傷つけたのは俺だ。後悔してる・・・・刑事は事件が起きたら仕事に没頭する。家に帰れないこともある。家族に寂しい思いをさせてしまう。桑原君、君は刑事だ。君も朝顔に、あるいは、いつかできるかもしれない二人の子供に寂しい思いをさせるかもしれない。俺たちが選んだ刑事って仕事はそういう仕事なんだ。それでも朝顔は君を選んだ。娘を朝顔をよろしく頼む。」
平から認められた桑原は、涙ぐむ・・・。
残業が終わった朝顔が帰宅した。
そこには、困った様子の平と、酔っ払って爆睡している桑原の姿があった・・・!!!
翌朝、桑原は朝顔に揺り起こされて目を覚ます。平はすでに出かけていた。
桑原は昨夜の記憶がないのだと言う・・・昨晩、桑原は平にランニングにパンツ姿でお姫様抱っこされ、布団まで運ばれたらしい。
桑原は朝顔に叱られながら、朝食を取る。
そんな中、変死体が見つかったと連絡が入る・・・!
桑原は、朝顔と一緒に現場へ向かう。
そこには、青酸カリを飲んだと思われる女子大生の遺体があったーーー。
「銅に付着させるとこの方、青酸化合物を飲んでるかも。」

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ドラマ『監察医 朝顔』4話あらすじ
これは1話からずっと思っていたことですが、このドラマには事件解決の爽快感が全くないですね!
ドラマ特有の盛り上がる部分もとくになく、淡々と事件を解決していくイメージ。
たまたま井上幸二を見つけて確保したり、死体の身元が急に分かったりと、視聴者はただ見せられてるだけで一緒に考えたり盛り上がったりするシーンが少ない・・・。
この感じ。2019年1月の月9『トレース』と同じ匂いがする。
ただトレースと違うところが、警察内にいい人しか存在しないところですね。
3話で登場した捜査本部の本宮さん。怖そうでしたが、最後は桑原くんのことを褒めていて、なんだかほっかりしました。
このように、見ていて温かい気持ちになれるのがこのドラマのいいところかと思います。
これからはミステリ部分は無視して視聴します。(でも半分以上事件メインなんだよね)
平が朝顔と桑原の交際に反対していた理由
平さんが朝顔と桑原の交際を反対していた理由が優しすぎて泣けました。
平さんは、自分が仕事を優先させたせいで、奥様(朝顔のお母さん)を死なせてしまったと思っているようです。
刑事は事件が起きたら仕事に没頭する生き物。
そんな刑事である桑原が、朝顔を幸せにできるのか・・・そう思ったみたいです。
同族嫌悪ならぬ同業嫌悪ってありますもんね・・。
さらに朝顔のお母さんのこともあるし・・・これは・・・平さんの気持ちも分かる。
挨拶がないくらいで怒ってるガンコ親父とか思っててごめんね。
たぶん3分の1くらいは挨拶がなくて怒ってる部分もあったと思うけどw
最終的には朝顔の意思を尊重するところも平さんの優しいところだな〜と思いました!
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ドラマ『監察医 朝顔』4話あらすじ
野毛山署管内のハイツで、若い女性の変死体が発見される。朝顔(上野樹里)たち興雲大学の法医学教室による解剖の結果、女性は青酸カリウムによる中毒死と判明した。
同じころ、東北を訪れていた平(時任三郎)は、地元の主婦からボロボロになった腕時計を見せられる。それを見つけたのは平だった。その主婦は、見つけてくれた人にお礼を言いたくてずっと探していたのだという。そんな折、平の前に義父の浩之(柄本明)が現れ……。
桑原(風間俊介)や森本(森本慎太郎)らは、死亡していた女性・松田千佳(本間彩子)の身辺捜査を進めると同時に、彼女が所有するパソコンの解析を依頼する。山倉(戸次重幸)は、ここ2ヵ月の間に全国で青酸カリによる自殺が3件も起きていることから、関連を調べるよう指示した。
帰京後、捜査に加わった平は、過去3件の自殺では、いずれもパソコンやスマートフォンのデータがすべて削除されていたことを知る。だが、千佳のパソコンにはデータが残っており、彼女が『おクスリ学院』というサイトを通じて青酸カリを入手していたことが判明する。千佳がやり取りをしていた同サイトの学院長なる人物は、服用する前にパソコン等のデータを初期化するよう勧めていた。
このサイトが海外サーバーを経由して管理者の特定を妨害していることを知った平は、サイトの名前を公表して注意喚起をしようと山倉に提案する。だが、それがきっかけで、ある事件が起こり……。
(公式ホームページ引用 https://www.fujitv.co.jp/asagao/index.html)
平さんが桑原との交際を反対していたのにはそんな理由が。