【アバランチ】10話最終回ネタバレあらすじ感想考察!納得の終わり方だが大山と藤田については消化不良。結局、多数派が正義!

成瀬
どうもこんにちは。成瀬です。

【アバランチ】10話最終回を見たのでネタバレと感想を書きます!

ネタバレだけ感想だけを読みた人は目次から飛んでください☆

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【アバランチ】基本情報

1996年3月以来となるカンテレ制作の月曜夜10時のテレビドラマ枠の復活第1弾として制作された。
主演は綾野剛。

放送開始日 2021年10月18日
放送枠 カンテレ制作・フジテレビ系列「月曜夜10時枠」
公式HP https://www.ktv.jp/A/index.html
配信 ティーバーFODU-NEXT

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スタッフ・キャスト

脚本 – 丸茂周、酒井雅秋、武井彩、掛須夏美、丸茂周、藤井道人、青島武、小寺和久
演出 – 藤井道人、三宅喜重、山田健人
音楽 – 堤裕介
主題歌 – UVERworld

羽生誠一 – 綾野剛
山守美智代 – 木村佳乃
西城英輔 – 福士蒼汰
明石リナ – 高橋メアリージュン
打本鉄治 – 田中要次
牧原大志 – 千葉雄大
郷原栄作 – 利重剛
桐島雄司 – 山中崇
遠山 – 田島亮
大道寺 – 品川徹
藤田高志 – 駿河太郎
福本優美 – 堀田茜
大山健吾 – 渡部篤郎

 

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【アバランチ】10話 最終回 あらすじ

藤田(駿河太郎)は山守(木村佳乃)ではなく、羽生(綾野剛)の前に現れた。
3年前の偽装テロ事件以来の再会を果たした2人だったが、喜びもつかの間、羽生は自らの直感から大山(渡部篤郎)側にはつかないことを宣言する。かつての同志が、それぞれが信じる“正義”の食い違いによって、今は全く別の道を歩んでいることを感じた藤田は、「3年前、俺も含めて全員死んでいれば、お前と敵にならずに済んだのにな」とつぶやき、非情にも羽生に向けて銃弾を放つ。

一方、西城(福士蒼汰)は父・尚也(飯田基祐)の元を訪れていた。息子として、同じ警察官として、父の不正を許せない西城は、週刊誌記者の遠山(田島亮)と共に調べ上げた証拠を使って、尚也を告発しようとするが…。

それぞれが己の“正義”を信じ、最後の戦いへ――。はたして、アバランチが起こした雪崩の結末は?

(公式HP引用 https://www.ktv.jp/A/index.html)

【アバランチ】10話 最終回 ネタバレあらすじ

藤田(駿河太郎)に撃たれた羽生(綾野剛)は、リナ(高橋メアリージュン)牧原(千葉雄大)に助けられる。

コテージでリナに手当てを受ける羽生。
藤田は綺麗に急所を外してくれていた。

羽生は桐島(山中崇)にに連絡して山守(木村佳乃)西城(福士蒼汰)を呼び出す。
しかし山守は極東リサーチを引き連れていた。
山守は羽生たちに自首を勧める。

もちろん自首するつもりのない羽生。
極東リサーチはコテージに入り羽生達を説得しようとする。

しかしコテージには罠が仕掛けられていた。
ウチさんが残してくれていたレーザーポイントを使って極東リサーチの動きを止める。
まんまとハマった極東リサーチ。
ボコボコにして逃げ切る羽生。
実はハッタリでレーザーポイントに効果はなし。笑

羽生達は総理(利重剛)との接触を試みる。
総理は今日、会談後に記者会見を開く予定だ。

山守は羽生達の車にGPSを取り付けていた。
羽生らの居場所を大山(渡部篤郎)に知らせる。
大山は藤田に羽生の処理を命じた。

総理の記者会見現場に到着した羽生、リナ、マッキー。
羽生は1人で車を降りる。
マッキーは心配そうに声をかける。
「羽生ちゃん、またね」
「あぁ。またな」

リナとマッキーはそのまま警察署へ出向き自首。
羽生は単独で総理に接触を試みる。
警備員を押しのける羽生の前に藤田が現れた!

藤田は羽生に銃を向ける。
両手をあげる羽生。
藤田は銃を下ろすが・・・久米スミレ(仁村紗和)がビルの上階から羽生を狙撃!
羽生、確保!

羽生は逮捕された。
大山の勝ちかと思われたが・・・お礼を言うに山守は、
「礼には及びません。ここからが雪崩の始まりですから」

そんな中、西城父・尚也(飯田基祐)が記者会見を開く。
武器横流しの告発文は尚也本人が書いたものだった。
これが父親としての答え。
会見前、西城父は西城に声をかける。
「そんな顔するな。俺は俺の正義を決めただけだ」

西城父は、記者達の前で極東リサーチに武器を横流ししていたことを告白。
このタイミングで遠山(田島亮)記者は、アバランチの記事を世に出すべきだと編集長に直訴。
これに併せて他のメディアも動けば国民だってきっと動く。

遠山によりアバランチの正義は世間に知らされた。
ウチさんが爆弾を抱えて逃げる動画をアップ。
週刊誌の記事も拡散され世論はアバランチの味方についた。

福本(堀田茜)は、週刊誌の記事を大山に見せる。
「こんなものは雑音です。業務に邁進してください」
気にしてない風の大山だったが、そんな時に、速報が入る。
大山が内閣官房副長官を更迭された。

総理に呼び出された大山。
総理は羽生と面会して全てを聞いたと話す。
3年前の偽造テロのことも聞いた。
逮捕される時、羽生が総理に渡そうとしていたものは、証拠の映像。
極東リサーチである藤田との会話内容だ。

「国民は彼らを信じようとしている。そして私もおんなじ。総理は国民の声なんて聞かないもんだと思ってた?大山さんやりすぎちゃったね」
「失礼致します」

大山は山守に言う。
「どこからが計算だったんだ?」
「全て、です」

☆こっから回想☆
時は戻り、コテージ。
出頭するように説得する山守に羽生は言う。

「わざと大山に寝返るふりをしてくれたんですよね?俺たちの命を守るために。もう1人で戦わなくていいんじゃないですか?」

泣き出す山守。
マッキーやリナも笑いかけてくれた。

「羽生くん、信じていい?」
「もちろんです。じゃあ最後の作戦と行きますか!俺とマッキーとリナ。逮捕されまーす」

マッキーとリナは自首。羽生は総理暗殺を企てた男として逮捕される。
国民の注目をアバランチに最大限注目させた状態で西城の出番!

「それにこっちにはサイコーの切り札がある」

藤田とのやりとりが入った映像。
これを見れば国民も総理も国民も必ず動くはず。

「でも総理が動かなかったら?」
「国民が動かなかったら?」
「まぁ、そん時はノープラン。最後の最後はもう一度、信じてみようぜ」
「正義の力ってやつを?」
「正解!」
☆回想終わり☆

それを聞いた大山は負けを認める。

「アッパレだ。国民を信じていなかった私の負けだ」
「その通りだと思います」
「仕方あるまい。ここは一先ず引くとするよ」

最後に藤田は言い残す。

「そうだ、羽生くんにもよろしく」

しばらくして、羽生は病院から消えた。
藤田も行方不明だ。

西城は父親のことで悩んだが、警察に残る。
山守は今後のことはまだ考え中。

「この国にはまだたくさんの問題もあるけど、同じくらい変えなきゃって思ってる人がいるんだなって。大勢の人が正義の力を信じてる。私はその人たちに寄り添いたい。私はそれを羽生くんから教えてもらった」
「羽生さんって何者なんですかね?」
「羽生は何者でもない。私たちとおんなじ」
「そうですね」
「西城くん。ありがとう」

遠山記者はアバランチメンバーを取材。

「羽生さんって今どうしてるんですか?」
「彼は必ず帰ってくると思います。だって彼の役目はまだ終わってませんから」

羽生はどこにいるか分からない。

そしてエンディングーーー。
車を運転する羽生が映る。

 

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【アバランチ】10話 最終回 感想・レビュー

納得の終わり方で安心。
いい最終回だった!

やっぱ大山を何とかするには、総理を頼るしかないんだよなぁ。
納得できて尚且つ熱い展開だったので満足。

一度テロから助けてるってのも伏線になっててよかった。
5話までのアホな総理に助けられても説得力ないですからね。

国民の力で雪崩を起こすってのもこのドラマらしい決着のつけ方でした。
アッサリ大山が引き下がったのは若干物足りなかったですけど、まぁ納得です。

ラストの羽生は、消される前に逃げたってことかね?
大山は諦めてなさそうだったし、山守は「彼は必ず帰ってくる」「彼の役目はまだ終わってませんから」と言っていた。

これは続編あり得るんじゃない?

ぶっちゃけ、大山と藤田については消化不良。
続編でなくてもいいから、こいつらのスピンオフを作ってくれ。配信でもいい!金なら出す!

結局、大山にも藤田にも、正義なんてものはなく、日本版CIAを作って権力を持ちたかったってことですか?
CIAを作ろうなんて言う人が、そんなバカなはずはないと思いますけどね。
そこら辺は視聴者の想像に任せるってことかな?

藤田については、想像に任せるじゃあまりに無責任。

藤田さん、ブレブレでよく分からない人だったなぁ。
羽生との正義の対立を描くのかと思えば、そうでもなく、大山に言われて渋々従っているという感じに見えた。

藤田が生きていた意味はドラマ的に意味があったんだろうか?
視聴者をびっくりさせるための演出ですか?

MVPは西城くんと遠山記者

MVPは西城くんと遠山記者にあげたい

西城パパを説得して、世間と総理を動かしたのはこの2人でしょう。

西城パパのいう正義もやっと理解できた。
このドラマには正義を免罪符に使う人が多めですが、パパは最後に本物を見せてくれましたね。

でも結局、多数派こそが正義ってことよね。
あれだけウチさんを叩いてたネットユーザーは、動画を見て手のひら返し。

総理「国民は彼らを信じようとしている」
大山「国民を信じていなかった私の負け」
そんでその国民は総じてバカでちょろく描かれている😂

正直、このドラマの正義の定義がよく分からないんですけど、西城くんと遠山が多数派を味方につけた努力は認めたい。
西城パパの告発はスカッとしたし、熱い展開でした。

羽生の「直感」で腑に落ちる。

このドラマを通して、羽生の正義について考え続けてきたけど、大山よりちょっとマシって意見は変わりませんでした。

「何があっても大山にはつきません。それは俺の直感です」って羽生も言ってるので、羽生自身もハッキリ分かってないんじゃないですか?

そういえば、羽生は6話で「何でも説明して欲しいんだよな、今の奴らは。”考えるな感じろ”って言葉知ってるか?」と西城に言っていた。

前半に意識が向きガチですけど「考えるな感じろ」こそが羽生の本質なのかもしれない。

羽生はあんまり理屈でもの考えるタイプじゃないんだよな。
伊吹藍(MIU404の綾野剛)の方がバカのフリして色々考えてると思う。

羽生が意味深な言葉を連発するもんだから惑わされましたが、羽生の正義は「直感」!
もっと早くに本質に気づけてたらモヤモヤせずに見れたかもしれないです。
案外、大山も「大義」も漠然としたものかもしれないですね。

というか、正義や大義について描く気がないなら、こんなに正義を強調にしなくてよかったのでは?
アバランチは弱者を救うためのアウトロー集団でよかったような🤔

評価

成瀬
このブログの恒例なので、ドラマ全話を見た評価も書いときます。あくまで個人の意見です。

満足度 100点満点中 80点

解釈し辛い部分もありましたが、ドラマとしてはかなりおもしろかったです!

視聴者を惹きつける演出がうまいですよね。
映像はWOWOWレベルだし出演者もみんな芸達者。

6話から脚本を担当してる小寺和久さんは話をまとめるのが上手い。
映画と配信メインの人ですが、この人が1話から通して描く連ドラも見てみたいかも。

てか、最初からこの人が書けばよかったのでは?
他がダメってことではなく、1話完結かってくらいに変えられると、一貫性がないと思えてしまうんですよね😂
1話と5話以降とでは、まるで別物ですよ。

4話からラストまでだけなら90点付けてもいいんですが、3話までがビックリするくらいつまらなかったので、80点くらいにさせてもらいます。

成瀬
ネトフリの新聞記者でも、藤井監督、綾野剛さん、小寺和久さんが揃うらしいから楽しみ٩(๑❛ᴗ❛๑)۶