漫画【血の轍】4巻までの感想と考察。毒親ってこういう人のこと。気になる猫の描写は何?

 

 

 

本屋の帯でノンスタイル井上や広瀬アリスや池田エライザなどの芸能人が絶賛したので買いました!

私も騒めき震えました。

 

いや〜恐怖だった‥!

鳥肌立ったね、怖すぎて。

 

 

 

※全文ネタバレを含みますので未読の方は注意してください!

 

 

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血の轍とは

『惡の華』『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』『ぼくは麻理のなか』『漂流ネットカフェ』などの押見修造による日本の漫画。
『ビッグコミックスペリオール』(小学館)にて、2017年6号から連載中。毒親を主題に、不安定な母子の関係が描かれたサイコサスペンス。
2018年9月28日現在で単行本4巻まで発売中。
このマンガがすごい!2018年ランキングにおいて、オトコ編で第9位にランクインを果たした。

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血の轍のあらすじ

中学二年生の長部静一と、母親の静子は一見すると何の変哲もない親子である。静子の、静一に対するスキンシップは、並よりも過剰ではあったが、当人らの間では気にすることではなかった。従兄弟のシゲルは、静一が幼稚園児だったころ、静子が毎日教室の後ろで立っていたことを取り上げ、静一の家庭は過保護だと笑ったが、静一は真顔でそれを否定した。
夏休みになり、静一の一家は親戚らとともにハイキングへ行った。山道の途中で休憩している最中、シゲルの悪ふざけが原因で崖の付近で足を滑らせた静一を、静子は思わず抱きとめる。その様子にシゲル、シゲルの両親、祖父母夫妻、静一の父親さえも、静子は過保護だと笑うのだった。その言葉が静一の頭には色濃く残っていた。
さらに進み、彼らはレジャーシートを広げて昼食を摂った。シゲルは静一を誘って、2人で探検に出かけた。先程よりもずっと高い崖の近くで、2人は先程起こった出来事について、軽い口論になる。そのとき、静一の背後に静子が現れた。静子は崖の淵に立つシゲルに戻るよう注意するが、シゲルはふざけて片足立ちをしてみせた。するとシゲルがバランスを崩し、崖から転落しそうになる。危ういところで静子がシゲルを抱きとめる。シゲルは静子から離れようと身をよじるが、彼女の顔を見た途端に困惑する。静一からは静子の表情が読み取れず、何が起こったのかわからなかった。次の瞬間、静子はシゲルを崖から突き落とした。呆気に取られた静一に静子は振り返ると、優しく微笑んだ。かと思うと、静子は突然取り乱した様子を見せ、静一に他の大人を呼ぶように促した。
大人達を連れて崖へ戻ると、静子が抜け殻のような姿で座り込んでいた。シゲルを助けようと大人達は行動に出るが、静一は様子のおかしい静子についておくように父親から頼まれる。静子は意味不明な言葉を延々と呟いていた。静一が呼びかけると静子ははっと彼に気づき、体を預けるのだった。(wikipedia引用)

 

 

 

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4巻までの感想

とにかく恐怖でした。

 

【毒親】ってこういう親のことをいうのでしょうね。

 

気になったことを書いていこうと思います。

 

何度か描写される猫の描写

冒頭で描かれた静一が幼少時代に静子と見た死んだ猫。

 

その描写が静子がシゲルを崖から突き落とすシーンでも出てきましたが、あれはなんだったんでしょう?

あの猫が物語の鍵になりそうですが、さっぱりわかりません。

 

静子は静一が猫のことを覚えていた時に大げさに喜んでいましたし、あの猫が静子の何かを変えたのかもしれませんね。

 

また、猫=死の象徴なのかもしれないとも思いました。

 

一瞬、死んだ猫が静子に乗り移ったんじゃないのかと思ってたんですけど、
静一の父(静子の旦那)の一郎と口論になった場面など見ると、ただ精神的に病んでる主婦に見える。

 

静子はなぜシゲルを崖から突き落としたのか?

静子は、叔母さんとシゲルが来るのが嫌だったんじゃないのかな?

 

仲がいいように見えても小姑には気を使うし、毎週来られたらストレスも溜まるわ。

 

しげるも生意気な子供だし、毒親じゃなくてもイラつく気持ちもわかる。

 

我慢の限界で突き落としてしまったのかもしれないですね。

 

静子の謎

静子が旦那の一郎と口論になるシーン。

 

「静一が生まれてからずーっとひとりぼっち」
「なんで私はここにいるのかわからない」
「これは私の家じゃない」
「生まれる前に戻りたい」
「全部消したい。あなたも静一も。私も全部。なんの価値もない」

 

などのセリフから閉鎖された主婦の生活に疲れていたように思います。

 

そして精神的に病んでしまい、静一に対して異常なまでの過保護に繋がったのではないかと。

過保護というより毒親ですね。

静一にキスするシーンは素直に気持ち悪かったです。

 

静子がわからないことを呟いている謎

シゲルを突き落とした後、静子は訳のわからないことを呟いていました。

 

「ちっとも、ちっともアレじゃない。仲良しだわよね」
「女中じゃないのよ。何回言わせるん」
「そうじなんかしたくないの」

 

などの発言は旦那や小姑とうまくいってないのかな、と思いましたが

 

 

「見てみ?ほらこんなにきれい‥私こんなの初めてなの」

は、理解不能です。

 

旦那と口論になった直後は静一の幼い頃の幻覚でも見ているのか、「靴履いて」など一人で呟いていました。

サイコパス、精神異常者や多重人格などの可能性もあるかも。

 

しげるが意識を取り戻す可能性は?

意識不明の(植物状態なのかな?)シゲルの目がアップで描写されたシーンではハラハラが止まりませんでした。

 

「俺は覚えてるからな」と言っているような目。

それは静一も感じているようで、その場で泣き出してしまいましたね。

良心の呵責には苛まれているでしょう。
まあ悪いのは毒親だから静一には同情しかない。

 

これは私の願望でしかないですけど、シゲルには意識を取り戻して証言して欲しいですね。

 

吹石由衣子に期待

由衣子のラブレターの内容を見ると「頭悪そう」と思ったけど、普通にいい子そう。

「こわい。あのお母さんこわい」と常識人の発言もあるので、これから静一を守ってあげて欲しいです。

毒親から由衣子を守ろうとしていて、静一も男を見せたな。

あれだけやられてまだ「ママ、ママ」言ってるマザコンだったら見損なうとこだったんでスッキリした。

これからは静一と由衣子には幸せになって欲しいです。

 

 

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まとめ

押見修造さんの作品は気になってのですが、本作の『血の轍』を初めて読みました。

登場人物の表情1つ1つが意味ありげで、全てが伏線なのではないかと思えるくらい。

続きが気になります。

『血の轍』は気持ち悪いレベルの毒親が主題のサイコサスペンス。
気分が悪くなるし後味悪いですがクセになります。
さすが「このマンガがすごい!」にランクインするだけあります!

次巻出たらまたちょくちょく感想書きます。

最後に、朝食がだいたい肉まんかあんまんってなかなかの偏食。