ぎぼむす【義母と娘のブルース2022年謹賀新年スペシャル】ネタバレあらすじ感想!店長(佐藤健)がおもしろすぎた!

 

成瀬
あけましておめでとうございます!成瀬です!

『義母と娘のブルース2022年謹賀新年スペシャル』を見たので新年一発目のレビュー書きます。

ネタバレだけ感想だけを読みたい人はそれぞれ目次から飛んでね!

 

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義母と娘のブルース「2022年謹賀新年スペシャル」基本情報

2018年7月期にTBS系で放送されていた『義母と娘のブルース』のスペシャルドラマ第2弾。

放送日 2022年1月2日
公式HP URL

ぎぼむす2020の感想はこちら。

トライアル期間中は無料で見れます!
 

スタッフ・キャスト

原作 – 桜沢鈴『義母と娘のブルース』
脚本 – 森下佳子
音楽 – 高見優、信澤宣明
主題歌 – MISIA「アイノカタチ feat.HIDE(GReeeeN)」

宮本亜希子 – 綾瀬はるか
岩城良治 – 竹野内豊
宮本良一 – 竹野内豊(二役)
麦田章 – 佐藤健
宮本みゆき – 上白石萌歌(幼少期→横溝菜帆)
黒田大樹 – 井之脇海

桜向日葵 – 吉川愛
山本勘九郎 – 武田鉄矢
麦田誠 – 宇梶剛士
下山和子 – 麻生祐未

米田 – 谷口翔太
シホ – 古川琴音
中瀬泉美 – 山本未來
池田 – 馬場徹
城田秀樹 – 福澤朗
谷崎慎也 – 小林隆
加藤浩次 – 加藤浩次
進藤晶子 – 進藤晶子
森永卓郎 – 森永卓郎

 

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義母と娘のブルース「2022年謹賀新年スペシャル」 あらすじ

2020年の年明け。義母・亜希子(綾瀬はるか)の手腕により再建に向かっていた大阪の企業・ゴルディックが乗っ取りに遭う。新しいオーナーは、外資系ファンドのボス。企業を安値で買収し、株式や資産を高値で売りさばいて大金を得る、いわゆるハゲタカである。しかし、憎き相手に対面したはずの亜希子は、彼の姿に言葉を失ってしまう。リベンジすべきその男・岩城良治(竹野内豊)は、他界した夫・良一(竹野内豊、二役)と顔が瓜二つだったのだ!!

そんな衝撃の幕開けをする今作。ハゲタカ良治が買収の標的にするのはまさかのベーカリー麦田。ある新事業が功を奏し、売り上げを順調に伸ばしていたベーカリー麦田だが、日本一のパン屋を目指す店長・麦田章(佐藤健)のノーテンキな野望につけ込み、大手製パン会社との合併を画策していたのである。麦田の営業部長である亜希子は、明らかに裏がありそうな良治の提案にNOを突きつけるのだが、亜希子の心はかすかに揺れ動いていた・・・。

果たしてこの買収劇にはどんな展開が待ち受けているのだろうか?ハゲタカへのリベンジか、はたまた恋か?亜希子へ思いを寄せる麦田も巻き込んだ三角関係!?そんな大人たちを、相変わらずの笑顔で見守るみゆき(上白石萌歌)は、誰よりも亜希子の幸せを望んでいた。

「本当の幸せとは何か?」血のつながらない母と娘が相変わらずのブルースを奏でるように愛の形を模索しながら、悩み、怒り、時に喧嘩し、また寄り添う。そして周囲の人間たちも、温かく、優しく家族を支えていく。そこには、今回も数えきれない笑顔と、ほんの小さな奇跡がある。

(公式HP引用 https://www.tbs.co.jp/gibomusu_blues/)

ネタバレあらすじ

ベーカリー麦田はロシアンルーレット式のパンを販売し大ヒット。
SNSやネットでバズって、売り上げはなんと前年比の2.9倍。

そんなベーカリー麦田に目をつけた外資系ファンドのボス・岩城良治(竹野内豊)
岩城は、他界した亜希子(綾瀬はるか)の夫でみゆき(上白石萌歌)の父・良一(竹野内豊、二役)にソックリだった。

ベーカリー麦田を訪れた岩城を見たみゆきは驚愕。
亜希子も驚くが、店長・麦田章(佐藤健)は岩城との交渉に乗り気。

ハゲタカ岩城の買収話が美味しいはずがないと、追い返す亜希子だが、
「過去ではなく未来を考えません?僕と一緒に本当のミラクルを起こしてみませんか?」
という岩城の言葉と顔に一瞬ひるんでしまう。

岩城は買収した白百合製のパンが売れなくて困っていた。
一方の麦田屋はパンは売れているが製造が追いついていない。
岩城は、白百合と麦田屋を合併させて、麦田店長を社長にすると提案してきた。

なんとか岩城を追い返した亜希子だが、店長は騙されても平気だと言い出した。

「絶対騙されるから関わるな」と亜希子の説得に一旦は引き下がった店長。
しかし岩城からの飲みの誘いにまんまと乗ってしまう。

次の日。店長は白百合の工場にいた。
店長を迎えにきた亜希子は、工場では麦田のパンの味を完全に表現することはできないと指摘する。

困った岩城は、ネットで亜希子について調べあげる。
先日店で会ったみゆきが亜希子の娘だと知り、みゆきに接触。
出資金だと言い500万円をみゆきとシホ(古川琴音)に渡す。

岩城は自分の目的は、金儲けではなく、たくさんの人を助けることだと言う。
自分が出資したことで会社が儲かればたくさんの社員が助かる。
白百合の社員たちのことも助けたいと、岩城は言う。

帰宅したみゆきは亜希子に岩城に言われたことを話す。
亜希子は白百合の未来についても考えてみる。
麦田と白百合が合併しなければ、白百合は潰れる。
合併すれば、白百合の株価は上がり、岩城は株を売り、白百合は企業として復活できる。

次は麦田について考えてみる。
合併をしなければ店長はキムタヤにはなれない。夢は叶わない。
合併すれば店長はキムタヤ以上の社長になれる。夢は叶うという事になる。

次の交渉で、白百合の谷崎(小林隆)は、手に包帯を巻いてやってきた。
白百合の社員の本気さを目の当たりにした亜希子は合併を決意。

そんな中、亜希子は店長のスマホに位置検索アプリを入れる。
「岩城は店長を狙っていると思います」
「岩城さんが俺を狙ってる?」
「そうです」

何かを勘違いしている店長。

「あの手の輩はいやらしいです。必ず穴を見つけてついてきます」
「穴を・・・」
「今度2人きりで会ったら必ず岩城にやられると思ってください」

さっそく岩城から2人きりで話したいとメッセージを受信した店長。
岩城に好意を寄せられてると思っている店長はきちんと亜希子に報告。

「さぁ、店長。正しいお返事はなんですか?」

【お気持ちは嬉しいですが、もう2人きりではお会いしません。話は宮本さんとしてください】

バカな店長にコッソリ判子をつかせようとしていた岩城。
亜希子に先回りされた岩城は「番犬をこちらの忠犬にしちゃいますか」とヨユー。

亜希子は岩城と合併についてスキームを出し合う。

岩城のスキームは、まずは、ベーカリー麦田と白百合製パンの合弁会社を作る。
その会社の親会社に麦田のパンの権利と登録商標を管理する。
ここの社長に麦田店長におさまってもらう。
店長は白百合から莫大のライセンス収入を得ることができる。というのが岩城の案だ。

一方、亜希子のスキームは、ベーカリー麦田の商標はそのまま。
ベーカリー麦田と白百合の間にライセンス契約を結ぶ。
白百合には契約の条件として麦田店長を権限のないお飾りの社長に据えていただく。
そして店長はその役員報酬の代わりにライセンス収入を受け取る。

店長は社長気分に浸りたいだけなのでこれで十分だ、という亜希子。

しかし岩城は、これだとベーカリー麦田が危機に晒されることになると言う。
白百合に何かあれば、お飾りといえど麦田店長に経営責任が出てくる。
その合弁会社ならバッサリと切り離せばいいだけだ。

亜希子はこの件を一度持ち帰って考え直すことにした。
しかし問題点が見当たらない。
専門家に相談などしてじっくり検討しようと思っていると、岩城から母娘揃って遊園地に誘われた。

「本日はなぜ遊園地なんですか?」

岩城は遊園地が好きなのに、乗り物に乗れないから2人を誘ったと話す。
みゆきはすごく楽しそう。

一通り遊び終わった3人はカフェでお話し。
岩城は妻と死別していて、亡くなった妻が遊園地が好きだったと話す。
妻は妊娠中に亡くなった。弁護士をしていて、ある企業の再生の仕事を手伝っていた。
具合が悪くなったが、交渉は自分がいたほうがいいからと仕事をしていたら手遅れになった。

妻は誰かに強制されて働いていたわけではないので自己責任。
岩城は会社の人間から一言くらい謝罪があるかと思っていた。
しかし彼らは「私たちが頼んでたことではない」と。
その会社は結局潰れてしまった。

それで岩城が企業再生の仕事がバカバカしくなって金融会社を辞めた。

「もし妻が生きていたら2人で企業を助ける仕事をして、休日には家族で遊園地に行って”何で乗り物乗らないの”ってブーブー言われて・・・すみません、こんな話。どうでもいいですよね」

みゆきは宮本家も死別していることを話す。

「私ももし父が生きていればこんな日もあったんじゃないかって私も思いました」
「じゃあこれからも時々3人でこうして会うのもいいかもしれないね。だって僕たちウィンウィンってことでしょ?」

遊園地の帰り。
亜希子は岩城に合弁会社設立の方向で話を進めてほしいと話す。
ただし条件がある。岩城の保有株式をロックしてほしい。少なくとも5年。

「5年も売るなってことですか?」
「そして私たちと一緒に白百合を再生してみませんか?」

岩城は今の自分に後悔はないと言っていたが、亜希子にはあるように感じた。

「奥様が生きていたらあったはずの人生を生きてみたい。そうどこかで思っているのではありませんか?ここから本気で経営に取り組み白百合の株価を右肩上がりにしていきませんか?」

そうすればみんな大喜び。これが本当のウィンウィン。

「分かりました。持ち帰って検討します」

亜希子と岩城は握手。
その日、亜希子は手を洗うのをためらっていた。
もしかて恋?

後日、亜希子は、弁護士・中瀬泉美(山本未來)と一緒に合弁会社について相談する。
保有株式のロックの条件をつけたので大丈夫そうとのこと。

合併に向けて話を進めているのにも関わらず、店長がキムタヤニなるのをやめると言い出した。
白百合の社員と一緒にパンを作ってみた店長は、白百合の写真は自分たちのパンをを作りたいのではないか、と思っていた。
今さらそんなことを言い出した店長に亜希子は大激怒。

亜希子に相手にされなかった店長は、岩城を呼び出す。
一方で岩城は部下の池田(馬場徹)から、保有株ロックについて亜希子にハメられているのではないかと指摘されていた。
店長から亜希子は弁護士にも相談していると聞いて疑惑が増す。

「社長になって麦田のパンも白百合のパンを作ればいいんです。何難しいこと考えてるんですか。この際、宮本さんに隠れて社長になってプロポーズしません?もう契約しちゃいましょう」

まんまと乗せられた店長。

しばらくして、岩城はベーカリー麦田が白百合製パンに一切の権利を譲渡したという会見を開く。
亜希子はハメられた。

焦る亜希子。
しかし店長は呑気に亜希子の顔入りのパンを作っていた。
「これは宮本さんです。切っても切っても宮本さんです。このパンのように俺の宮本さんとの愛・・・・」
「契約書はどこですか?」

みゆきが店長が岩城と交わした契約書を見つけた。
株式ロックはなし。代表取締役は岩城良治になっていた。

こうして、麦田のすべてのパンを利用する権利は、すべて白百合製パンに渡ってしまった。

もう麦田の店名もパン名も使うことはできない。
岩城はプロ。裁判に持ち込んでも時間もお金もかかる上に勝てるかも分からない。

「なんでパン作れない奴がパンのこと決めてんだよ!」
「突破口があるとしたらそこですね。ハゲタカ共に本物の奇跡を見せてやりましょう」

亜希子は、弁護士・中瀬泉美に再び相談。
中瀬弁護士は岩城の過去について話し始めた。
岩城は事業の再建の仕事をしていた。
とある会社の再建にチャレンジした岩城は、あらゆる策を尽くしたのにも関わらず、計画倒産されてグレてハゲタカになった。

亜希子が聞いた話とは違う。
「岩城の元妻はピンピンしてますよ。離婚はしましたが」
元妻とは中瀬のことだった。

一方、店長と麦田パパ(宇梶剛士)は、白百合の谷崎さんに話しに行く。
谷崎は岩城から何も聞いておらず現状に戸惑っていた。
申し訳なさから2人に土下座する谷崎。

「偉そうなこと言ったって食パン1つ作れないんですよ、アイツら」

次の日。
白百合製パンの全工場が停止。
従業員がボイコットした。

上昇しまくりの白百合製パンの株価も大幅に下がっている。
白百合の株を買いたいと言っているビジネスマン・城田秀樹(福澤朗)も戸惑う。

岩城と城田の交渉現場に現れた亜希子。
白百合製パンの社員とベーカリー麦田の関係者はストライキし兜町デモを起こしていた。
デモは拡散され株価は下落。

城田は買収することなく帰ってしまった。

白百合の要求は、白百合オリジナルのパンに切り替えること。
要件を受け入れられないのなら全員工場に出社しないという。
全員解雇して派遣を雇い直すという池田を亜希子は一括。

「頭に花でも咲いてますか?白百合製パン工場員1036人。これだけの人数を集めるのに何週間もかかると思ってるんですか?そんな想像もできませんか?」

それに人をかき集めたところですぐにパンは作れない。

「皮肉な話ですね。あなた達は自力ではその大好きな株価を1円たりとも上げることができない。何も作り出せないむさぼるだけのハゲタカの限界です」

亜希子は、岩城に向き直り、なぜ企業を育てて行く選択をしなかったのかと聞く。
亜希子たちを信用できなかったのか?信用することが怖かったのか?

「恐ろしかったですか?もう1度失敗することが?」
「はははっ。一種のミラクルですね。これは」
「いいえ。ほんの小さな奇跡です」

続いてベーカリー麦田の要求は、代理人弁護士の中瀬さんが伝えてくれる。

麦田と白百合の要求は聞き入れられ元に戻る。
大喜びの亜希子と店長!
だが、相変わらず握手はできないw

これで岩城はまともに白百合と向き合うしかなくなった。
旧経営陣と手を取り合い再生に取り組むという。

ラスト。亜希子の気持ちをいろいろと察したみゆきは、家族写真の撮影を企てる。
みゆきは、良一さんと亜希子、みゆきで家族写真を撮るはずだった場所に、岩城を呼び出していた。

「あの時、撮るはずだった写真撮らない?お父さんと撮るはずだった写真」
「それは・・・それはありえませんよ」
「罪滅ぼしさせてもらいませんか?」

改心した岩城も写真撮影を了承。
なぜか黒田大樹(井之脇海)もおじさんの気持ちを慮り撮影を後押し。

「あの日の続きがあるってちょっと奇跡じゃない?来るはずのない明日が来るってさ、なんか笑える気がしない?」

そしてなんと、写真館にはたまたま店長が来ていた!
店長は亜希子にプロポーズするために紋付袴のレンタルに来ていた。
大樹から説明を受けて写真撮影を見守る店長。

だけど我慢できずに乱入!

「ありえねぇ!!!!そこは俺だろ!!!!」

 

 

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義母と娘のブルース「2022年謹賀新年スペシャル」感想・レビュー

やっぱりぎぼむすイイネ!
店長がおもしろすぎ!

岩城に騙されたのは流石にイラっときたけど、白タキシードで亜希子の食パン切ってるの見て「もう、仕方ないわ」ってなりました😌
店長、ほんとうにいいキャラしてるわ。何気に佐藤健の役で1番好きかも。

ボイコットデモのシーンは日曜劇場さもあって滾りました。
TBSは新年からしっかり王道で熱い展開に持ってきてくれますね😳

「皮肉な話ですね。あなた達は自力ではその大好きな株価を1円たりとも上げることができない。何も作り出せないむさぼるだけのハゲタカの限界です」
の亜希子さんはめちゃくちゃカッコよかったです!!

ただ、いくらバズったからって、個人経営のパン屋の権利がそんなに欲しいかね?
独占販売権とか業務提供するだけで十分株価上がるんじゃない?
わざわざあんな詐欺みたいな方法で権利譲渡ってリスク大きすぎでは。

岩城が過去に失敗した理由がなんとかなく分かった。

そんで死別した旦那のソックリさんと写真はちょっとなぁ😩
良一さん激推し民としては納得できませんでした。笑

別にソックリさんが出てくるのはいいんだけど、亡くなった人の代わりにはなって欲しくないかも。

私が良一さんなら、ソックリってだけのよく分からない男より、きちんと恋愛した相手と家族写真を撮ってもらいたい。
岩城よりかは店長や大樹と撮って欲しかったかなぁ。

別に岩城と家族になった訳ではなく、顔だけ借りたってことなんですけど、ちょっとこの展開には共感できなかった。
岩城は嫌いではないんですけどね。過去の挫折から捻くれてハゲタカになるなんて人間らしくて可愛いじゃんw

まぁでも、写真撮ってみんな幸せならいいか←

という訳で【ぎぼむす2022年謹賀新年スペシャル】
笑える場面や熱い展開もあったけど、共感できないシーンもチラホラ。
だけどテンポがよくてサラッと見れたので満足かな😌
新年1発目にはふさわしいドラマでした〜!