
(ネタバレだけ感想だけを読みたい人は目次から飛んでね!)
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目次
『アライブ がん専門医のカルテ』基本情報
がんに立ち向かう2人の女医が、自らの痛みや秘密を抱えながら生き抜くメディカル・ヒューマンドラマ。
主演の腫瘍内科の医師・心役に松下奈緒。バディとなる消化器外科医・薫役は木村佳乃が演じる。
2020年1月9日から放送スタートした。
スタッフ・キャスト
脚本 – 倉光泰子
プロデューサー – 太田大、有賀聡
演出 – 髙野舞
音楽 – 眞鍋昭大
恩田心 – 松下奈緒
梶山薫 – 木村佳乃
結城涼 – 清原翔
夏樹奈海 – 岡崎紗絵
守野光男 – 藤井隆
阿久津晃 – 木下ほうか
佐倉莉子 – 小川紗良
恩田匠 – 中村俊介
関川隆一 – 三浦翔平
須藤進 – 田辺誠一
高坂民代 – 高畑淳子
恩田京太郎- 北大路欣也
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『アライブ がん専門医のカルテ』11話(最終回) あらすじ
腫瘍内科医の恩田心(松下奈緒)と消化器外科医の梶山薫(木村佳乃)は困難を乗り越え、医師として、友人として、強く信頼しあえる関係を築いた。そんな矢先、薫は乳がん手術から5年目の検査で、がんの再発が判明。その告白を受けた心は、二人で乗り越えようと誓い合う。しかし、薫の病状は重く、手術は難しい。それでも薫は抗がん剤治療を受けながら、外科医としての仕事を続けたいと心に頼む。
心の国立がん医療センターへの移籍の話も期限を迎えようとしている。医師としての将来を思う阿久津晃(木下ほうか)にも決断を迫られるのだが、薫の件もあり、心は答えることが出来ない。また、研修期間が終わろうとしている結城涼(清原翔)と夏樹奈海(岡崎紗絵)もどの科に行くか決めかねていた。 佐倉莉子(小川紗良)が化学療法室で治療を受けていると薫が来た。治療を受ける薫に驚く莉子。だが、莉子もすでにがんと闘う決意に満ちている。莉子は戸惑っていた職場への病気の報告も済ませ、今はフリーペーパーの編集も手伝っていると薫に話す。そんな二人を、同じく抗がん剤治療を受けていた橘千寿子(三田寛子)が見ていて…。
2人の女医、そしてそれぞれの医師たちに、やがて変革と旅立ちのときが訪れようとしていたー。
(公式ホームページ引用 https://www.fujitv.co.jp/alive/)
ここからネタバレあらすじ
橘千寿子(三田寛子)の娘(佐津川愛美)は、治療中の薫(木村佳乃)にオペが務まるのかどうか不安がる。
橘娘から相談を受けた心(松下奈緒)は薫にオペを降りるように伝える。
「橘さんから言われたの?」
「私の判断」
言いにくいことを言わせたと謝る薫。
薫の生きがいを奪ってしまったと思い悩む心。
もうすぐ結婚する予定だったが、実は破談になっていた。
娘の結婚式を生きがいにしている母親に本当のことが言えないと悩んでいた。
橘のオペが終わった。
お礼を言う佐津川愛美。
薫にも伝えて欲しいと心に伝える。
抗がん剤治療で髪が抜けてしまった薫。
そんな薫を見て号泣する心。
そして薫は上司から外科をやめるように遠回しに言われてしまう・・・。
研修医の結城(清原翔)と夏樹(岡崎紗絵)は自分たちの進路について悩む。
腫瘍内科医で働いてみて、病気ではなく患者さんを診ているような気がすると話す2人。
ある日、橘を診察した心は、橘が薫に励まされたことを知る。
薫は自分が大変な時にも関わらず車いすで橘を訪ねていた。
そんな薫を見て橘は病気でも人の役に立つことが出来ると感じた。
薫の病室にやってきた心。
橘の退院を心から伝えられた薫は「嬉しいじゃなくて、羨ましいと思っちゃった。」と。
心は「そんな時もあるよ」と薫に寄り添う。
そんな中、須藤(田辺誠一)が、薫と連絡がつかないと心を訪ねてきた。
しかし薫は須藤との面会を拒否。
心は薫はリハビリ棟にいると伝える。
こっそり薫の様子を見に行く須藤。
そこには入院中の子どもたちに折り紙を教える薫の姿があった。
続いて薫のお見舞いにやってきた京太郎(北大路欣也)と心の息子のレン。
京太郎は薫に「心ちゃんにとってあなたは特別の存在だ。あなたがいたから心ちゃんは辛い時期を乗り越えられたんだと思う、ありがとう」と伝える。
涙ぐむ薫。
心の国立がん医療センターへの移籍の話も期限を迎えようとしていた。
薫は風の噂で、心が国立がん医療センターへの移籍を断ったことを知る。
自分のためなら気にせず行って欲しいと伝える薫。
しかし・・・心は「ごめんね、わたし行くんだ。薫先生の治療が落ち着くまでがん医療センターが待ってくれるって」と嘘をつく。
「心先生。ありがとう」
心は薫に、いつかがんの新薬を開発したいと話す。
「患者さんのためにも薫先生のためにも」
夏樹は腫瘍内科に、結城は消化器外科に進んだ。
莉子(小川紗良)は民代(高畑淳子)からもらったスカーフを大切にしている。
ついでに結城と莉子は交際しているっぽいw
3年経った。
新薬開発中の心と外科医に復帰した薫。
2人の友情はずっと続いている。
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『アライブ がん専門医のカルテ』11話(最終回)感想・レビュー
ずっと感動しっぱなしの最終回だった。
心先生が国立がん医療センターへ行けることになったと嘘をつくシーン。
あそこは号泣でした。
薫先生の気持ちを考えて嘘をつく心。
嘘だと分かった上で「ありがとう」と言う薫先生。
なんて美しい友情( ;;)
このドラマの説明しないスタンスは余韻が残って好き。
民代さんが亡くなった時も多くを語らない感じが逆によかった。
ドラマ中盤、医療過誤のサスペンスシーンを鬱陶しく感じることもあった。
患者さんたちのエピソードが素晴らしいだけにミステリ要素は余計に思えた。
でもやっぱりオンコロ先生と薫先生の友情ってあの事件があってこそ生まれたものなんですよね。
あの件を2人で乗り越えなければここまでの信頼関係は生まれなかっただろうし。
だから見るのはしんどかった(率直に言うとダルかった)んですけど、医療過誤の件もドラマ的には必要だったんじゃないかと思います。
ところで木村佳乃さんは本当に坊主にしたそうな。
マジで体当たり女優。本当に好き・・・(´・ω・`)
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『アライブ がん専門医のカルテ』まとめ&個人的満足度
最終回を終えた『アライブ がん専門医のカルテ』の個人的評価と満足度を書いておく。
あくまで一個人の意見として読んでね!
個人的満足度 100点満点中70点
何度かハズレ回だなーと思うことがあったり、サスペンス要素を余計に感じたりすることがありましたが、ラストに近づくにつれて毎回号泣でした。
特に民代さん回では涙が止まらなかった。
(まさか2話に渡って民代回があるとは思わんかったけどw)
このドラマ、視聴率はよくなかったようですが、視聴熱は高かったんじゃないかな?
心理描写が巧みだし丁寧に作られているのでファンは多そう。
何より主演の2人が素晴らしかった。
しかも今期の中では最終回もまとまりがあると感じたしw
そんな感じで私の中でも高評価のドラマでした(´・ω・`)
『アライブ がん専門医のカルテ』最終回を見たのでネタバレと感想を書く。