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『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』基本情報
荒井ママレによる漫画『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』を石原さとみ主演で連続ドラマ化。
病院薬剤師の主人公が、自身と薬剤部のメンバーを中心として、医師、看護師、外部の薬剤師などの医療に関わる役割の人物との間に起こる問題に向き合っていく物語である。
薬剤師を主役にした連続ドラマは日本初。
スタッフ・キャスト
原作 – 荒井ママレ『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』
脚本 – 黒岩勉
演出 – 田中亮、相沢秀幸
エンディング – DREAMS COME TRUE「YES AND NO」
葵みどり – 石原さとみ
相原くるみ – 西野七瀬
刈谷奈緒子 – 桜井ユキ
羽倉龍之介 – 井之脇海
工藤虹子 – 金澤美穂
販田聡子 – 真矢ミキ
七尾拓 – 池田鉄洋
荒神寛治 – でんでん
瀬野章吾 – 田中圭
小野塚綾 – 成田凌
豊中瑠衣 – 臼田あさ美
久保山竜也 – 六角慎司
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『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』8話 あらすじ
葵みどり(石原さとみ)たちが“調剤の魔術師”と称える荒神寛治(でんでん)が、休暇を取る事になった。手品を練習するためと言う販田聡子(真矢ミキ)に、みどりたちは納得出来ない。ただでさえ忙しい薬剤部に人員の余裕はないのだ。販田は荒神の仕事は自分が兼務すると言うが、薬剤部から一名を調剤薬局の研修に出す事になったとも伝える。みどりが名乗り出るが、刈谷奈緒子(桜井ユキ)は猛反対。だが、みどりの代わりに瀬野章吾(田中圭)が薬剤部に張り付き、救急センターへは必要な時に行くよう販田は手配していた。
みどりが研修するのは在宅医療に特化した『笹の葉薬局』。みどりが笹の葉薬局を探していると小野塚綾(成田凌)に声をかけられる。小野塚も在宅医療を学ぶよう『ナカノドラッグ』の店長に指示されていた。二人が薬局を見つけると、店から代表の仁科敦夫(東根作寿英)が飛び出して来て、挨拶もそこそこに二人を患者の家へと連れて行く。仁科は様々な患者の家を回りながら、みどりたちに仕事を説明。高齢者の患者が多いため、仁科たちは薬の管理の他に、食べ物や副作用のチェックなども行っていた。そんな時、末期がん患者の家へ行ったみどりたちを荒神が出迎える。患者は荒神の妻、泰子(大塚良重)だった。
一方、相原くるみ(西野七瀬)はアレルギー性鼻炎の増田航平(田中幸太朗)に服薬指導。くるみは服薬量が多い事が気になるが、増田は意に介さず帰ってしまう。そんなやり取りを見ていた瀬野は、航平と一緒に来ていた息子の翔太(川原瑛都)が気にかかる。
(公式HP引用 https://www.fujitv.co.jp/unsung/index.html)
ここからネタバレあらすじ
末期がん患者の荒神泰子(大塚良重)
末期がん患者の泰子(大塚良重)は荒神(でんでん)の妻だった。
担当医師によると泰子の命はあと一週間くらいだという。
そろそろ苦痛を取り除いて眠ったような安からかな状態にする鎮静をする段階。
鎮静をするとしゃべれなくなって意思疎通ができなくなる。
家族にとっては重い決断になる・・・。
荒神は結婚記念日に泰子に手品を披露する約束をしていた。
結婚記念日は明後日。
しかし荒神は泰子に鎮静をすることを決意する。
泰子は痛みにうなされ、亡くなった母親を呼んでいた。
鎮静の直前。
荒神は医師を制止する。
「すみません・・・明日泰子さんに手品を見せてからにしてくれませんか。結婚記念日で泰子さんとても楽しみにしてるんです」
なんども頭を下げる荒神。
そんな荒神を見た葵(石原さとみ)と小野塚(成田凌)はそれぞれの思いを巡らせる。
薬のことをよく知っている薬剤師でも最後は迷ったり取り乱したりするんだと呟く小野塚。
葵は荒神をサポートすることにした。
「ただ誰かが手を貸してくれたり、話を聞いてくれるだけで楽になることがあるでしょう。今の荒神さんにはそういうのが1番必要だと思うから」
そんな葵に呆れる小野塚だったが、結局、小野塚も荒神宅を訪れて一緒にサポート。
「私の判断間違ってましたかね?葵さんならやっぱりすぐに鎮静してあげたらいいと思いますか?」
「薬剤師なので私には判断できません」
「自分で考えるしかないことは分かってるんですけど」
「でも荒神さんの友人としてだったら・・・なんとかして奥さんに手品を見せてあげたいと私は思います」
葵は荒神の手品を手伝わせて欲しいと頼む。
小野塚も手伝いと申し出る。
「明日、泰子さんに最高の手品を見せてあげてください」
結婚記念日当日。
手品を披露する荒神。
しかし泰子が苦しみだした。
激しく暴れる泰子。
医師はモルヒネを投与すると荒神に伝える。
泰子は暴れまわる。
「先生・・・・鎮静をお願いします。泰子さんを楽にしてください」
荒神は決意した。
「苦しかったよね、辛かったよね。もう大丈夫だよ」
泰子は荒神の手品を見ることができなかった。
その後。眠っている泰子の前で荒神は手品を披露していた。
葵と小野塚も手伝う。
2人にお礼を言う荒神。
帰り道。
「初めて患者さんの家族にありがとうって言われました。なんかいいですね。ありがとうって言われるのって」
「らしくないじゃないですか」
「だからこのままらしくないことしようと思ってます。俺も覚悟を決めて」
アレルギー性鼻炎の増田航平(田中幸太朗)
アレルギー性鼻炎の増田航平(田中幸太朗)に服用指導をする相原くるみ(西野七瀬)。
瀬野(田中圭)は増田の息子・翔太(川原瑛都)が鼻をすすっていたことが気がかりだった。
増田に処方したセレスタミンにはステロイドが含まれている。
ステロイドの副作用は子どもの成長を妨げたり、肥満になってしまう作用が含まれている。
子どもには使ってほしくない薬だ。
再び増田がやってきた。
瀬野の読み通り増田は翔太に薬を飲ませていた。
翔太はハウスダストの症状があり、セレスタミンを飲ませれば症状が落ち着いたという増田。
相原は増田にステロイドが子どもに悪影響を及ぼすと説明する。
「じゃあ何回までならオッケーですか?現状なら全然大丈夫ですし、短期間なら問題ありませんよね?」
開き直る増田。
実際に低身長や肥満になった子どもを見たことがあるのかと相原を責める。
そこへ瀬野が登場。
「ステロイドが子どもに及ぼす症例を相原が実際に見ていないのには理由があります。ステロイドの副作用が周知されたのは10年ほど前でそれ以来、医師や薬剤師、大勢の医療従事者たちがその弊害を必死で防いできたからです」
瀬野は実際にステロイドによって成長抑制がかかった子どもに対応したことがある。
その子どもの母親が泣いて後悔していた姿を忘れることができないという瀬野。
そこまで言われてやっと気づいた増田。
薬は用法用量を守って飲むもの。
相原はハウスダストが気がかりなら小児科を受診するべきだと伝える。
「患者さんの最後を看取るのは大切。だけどこれからの未来をみることも同じかそれ以上に大事なことだからな」
後日ーーー。
瀬野が吐血して倒れた。
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『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』8話 感想・レビュー
これはずるい(´・ω・`)
ちょっと泣いた。
5話は納得できなかったけど・・・今回の話はよかったです。
末期がん患者と家族の葛藤が丁寧に描かれてた。
正直、がんの話は悲しいだけなので見たくはないんですけど、小野塚の成長のためにも必要な話だったのかもしれないなぁ。
在宅医療が必要なのかとか文句言ってた小野塚が、最後になにやら決意までするとはね😭
小野塚はただお礼を言われたのが嬉しかっただけではないと思う。
でんでんさんの葛藤を間近で見ることで彼の中でも心境の変化があったんでしょうね。
小野塚がこれから先たくさんの人の心を救うのだとしたら、今回の経験は素晴らしいものなんじゃないかな。
あ、今回は葵みどりがウザすぎなかったのもよかったです(笑)
5話ではおじいちゃんが死んだばかりの孫に向かって自分語りしてたので引いちゃったw
ステロイドを子どもに飲ませてた父親の件は・・・恐怖だった(΄◉◞౪◟◉`)
田中幸太朗が演じてるから知的なお父さんに見えるけど、実際にこういうことするアホな親いると思うw
もちろんほとんどの親が子どもの口に入れるものには気を使うでしょうが、世の中には一定数バカ親、毒親が存在するんだよ。。。
瀬野さんナイス!
よく気づいたね!
で、その後に相原に言った「患者さんの最後を看取るのは大切。だけどこれからの未来をみることも同じかそれ以上に大事なことだからな」って言葉は真理だったな
瀬野さんの今後のことを思うとこの言葉はかなり重いね。
お母さんを亡くしていて自分も末期の瀬野さんがいうからこそ響く言葉だった。
ところで。七尾副部長(池田鉄洋)は、どうして亡くなった瀬野さんのお母さんに失礼なこと言うの?
それなりの理由がないと絶対に許さないからな!!!!!!(理由があっても許せないけど)
ってことで、次回も楽しみです。
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『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』9話 あらすじ
瀬野章吾(田中圭)が葵みどり(石原さとみ)の目の前で倒れた。救急センターに運ばれ豊中瑠衣(臼田あさ美)の治療を受けた瀬野は、すぐに意識を取り戻す。詳しい検査を受ける事になった瀬野は付き添って来たみどりに、仕事に戻るよう指示した。
翌朝、萬津総合病院には瀬野が倒れたという噂が広がり、調剤室にも伝わる。が、いつものように顔を出した瀬野は逆流性食道炎だったと仲間たちを安心させる。そんな瀬野に刈谷奈緒子(桜井ユキ)は静養した方が良いと忠告。同意した瀬野は、みどりに救急センターの手伝いを頼む。その後、瀬野は販田聡子(真矢ミキ)に,瑠衣から肺に腫瘍の疑いがあると指摘されたため精密検査を受けると報告。そんな時、瀬野に救急センターから急患の呼び出しが入る。
搬送されて来たのは若月陽菜(徳永えり)。みどりと陽菜の所持品から薬を探した瀬野は抗不安定薬の大量の殻を見つけ、オーバードーズ(薬の多量摂取)を疑う。処置にあたっていた瑠衣は、みどりに薬袋の調剤薬局に連絡して陽菜への処方歴を確認するよう頼んだ。すると、やはり陽菜は複数の医療機関から同じ病気の処方箋を受け取り、大量に薬を手に入れていた事が判明。みどりは相原くるみ(西野七瀬)と病室へ服薬指導に行くが陽菜は反抗的。みどりは陽菜にからかわれてしまう。
瀬野は精密検査の結果を消化器内科の畑中聡(長谷川朝晴)から知らされる。それは瀬野にとって受け入れ難いものだった。一方、みどりは小野塚綾(成田凌)から、意外なことを頼まれる。
(公式HP引用 https://www.fujitv.co.jp/unsung/index.html)
『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』7話を見たのでネタバレと感想を書きます。
ネタバレだけ感想だけを読みたい人は目次から飛んでください!