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『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』基本情報
荒井ママレによる漫画『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』を石原さとみ主演で連続ドラマ化。
病院薬剤師の主人公が、自身と薬剤部のメンバーを中心として、医師、看護師、外部の薬剤師などの医療に関わる役割の人物との間に起こる問題に向き合っていく物語である。
薬剤師を主役にした連続ドラマは日本初。
スタッフ・キャスト
原作 – 荒井ママレ『アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり』
脚本 – 黒岩勉
演出 – 田中亮、相沢秀幸
エンディング – DREAMS COME TRUE「YES AND NO」
葵みどり – 石原さとみ
相原くるみ – 西野七瀬
刈谷奈緒子 – 桜井ユキ
羽倉龍之介 – 井之脇海
工藤虹子 – 金澤美穂
販田聡子 – 真矢ミキ
七尾拓 – 池田鉄洋
荒神寛治 – でんでん
瀬野章吾 – 田中圭
小野塚綾 – 成田凌
豊中瑠衣 – 臼田あさ美
久保山竜也 – 六角慎司
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『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』9話 あらすじ
瀬野章吾(田中圭)が葵みどり(石原さとみ)の目の前で倒れた。救急センターに運ばれ豊中瑠衣(臼田あさ美)の治療を受けた瀬野は、すぐに意識を取り戻す。詳しい検査を受ける事になった瀬野は付き添って来たみどりに、仕事に戻るよう指示した。
翌朝、萬津総合病院には瀬野が倒れたという噂が広がり、調剤室にも伝わる。が、いつものように顔を出した瀬野は逆流性食道炎だったと仲間たちを安心させる。そんな瀬野に刈谷奈緒子(桜井ユキ)は静養した方が良いと忠告。同意した瀬野は、みどりに救急センターの手伝いを頼む。その後、瀬野は販田聡子(真矢ミキ)に,瑠衣から肺に腫瘍の疑いがあると指摘されたため精密検査を受けると報告。そんな時、瀬野に救急センターから急患の呼び出しが入る。
搬送されて来たのは若月陽菜(徳永えり)。みどりと陽菜の所持品から薬を探した瀬野は抗不安定薬の大量の殻を見つけ、オーバードーズ(薬の多量摂取)を疑う。処置にあたっていた瑠衣は、みどりに薬袋の調剤薬局に連絡して陽菜への処方歴を確認するよう頼んだ。すると、やはり陽菜は複数の医療機関から同じ病気の処方箋を受け取り、大量に薬を手に入れていた事が判明。みどりは相原くるみ(西野七瀬)と病室へ服薬指導に行くが陽菜は反抗的。みどりは陽菜にからかわれてしまう。
瀬野は精密検査の結果を消化器内科の畑中聡(長谷川朝晴)から知らされる。それは瀬野にとって受け入れ難いものだった。一方、みどりは小野塚綾(成田凌)から、意外なことを頼まれる。
(公式HP引用 https://www.fujitv.co.jp/unsung/index.html)
ここからネタバレあらすじ
葵(石原さとみ)は相原くるみ(西野七瀬)と病室へ服薬指導に行くが陽菜は反抗的。
元旦那から陽菜の話を聞く葵。
産後間もない頃、元旦那は出張が多く、家を開けることが多かった。
一人で育児をすることになった陽菜は育児ノイローゼになり、抗不安薬を飲むようになった。
それでも元旦那は気づかなかった・・・。
元旦那が出張から帰宅した日。
陽菜は薬を大量に飲み倒れていた。
その日から陽菜は一旦娘から離れて治療をはじめた。
しかし陽菜はそれまで以上に精神的に不安定になっていた。
そして2人は離婚。
「娘が6歳になって最近言ってくるんです、ママに会いたいって。会わせるべきどうか最近悩んでいます。もしかしたら二度と会いたくないのかもしれない。でももしかしたらそれで陽菜が少しでもよくなってくれたらという気持ちもあります」
「陽菜さん、スマホの画面が娘さんでした。栗原さんが気にかけてくれて、きっとすごく救われているんだと思います」
瀬野(田中圭)は余命三ヶ月の癌だった。
葵は瀬野が販田(真矢ミキ)に病気を報告しているところを盗み聞き。
治療に専念するように諭す販田に、瀬野はこのまま働かせ欲しいと頼む。
葵は瀬野を食事に誘った。
瀬野は葵が病気のことを知っていることをまだ知らない。
「瀬野さん、もしも自分が重い病気になって治療しても治らないかもしれないって分かったらどうしますか?」
「やれるところギリギリまで仕事する」
瀬野の母親も病院薬剤師だった。
母は働けるギリギリまでやって最後は亡くなった。最後は満足そうだった。
自分の残された時間が分かったことで、それまで以上に他の人に尽くしたくなった。
「それでも薬剤師には代えが聞く。あの人がやっていたことが誰かの救いになっていたかは疑わしいけどな。結局、最後は自分のために働きたいだけかもしれない・・・葵ならどうする?もう助からない病気になったら葵ならどうする?」
「わたしも・・・わかりません。ただ、ショックでしばらくは食欲でないでしょうね」
そして瀬野は葵に課題を出す。
オーバードースの患者さんは難しい。
若月陽菜に気をつけるように伝える。
元旦那から、娘と会いに行くと連絡を受けた陽菜。
緊張しながらも娘に会うことを決意する。
葵も陽菜のサポートのために猛勉強!
約束の時間になり、元旦那と娘がやってきた。
しかし病室に陽菜がいない!
すると隣の病室から罵声が聞こえてきた。
陽菜が他の患者から薬を奪ったらしい。
奪った薬を必死で飲む陽菜。
その様子を娘が見ていた。
「帰ろう・・・パパ」
娘は怯えていた。
久々の娘との再会でもオーバードースしてしまった陽菜・・・。
「やっぱ治んないわ」
陽菜は心療内科に移動になった。
それでも葵はオーバードースの勉強を続ける。
ある日、葵が残業をしていると陽菜が薬剤室に侵入した!
薬をもらいにきたと言う陽菜。
葵は陽菜を落ち着かせて病室に戻そうとするが・・・陽菜はハサミを葵に突きつけ薬を要求!
ちょうどよく瀬野がやってきた!
葵が人質にされているのを見て瀬野はおとなしく薬の準備をはじめる。
「瀬野さんが患者さんのためにならない調剤しなくていいです」
そして陽菜にも言う。
「陽菜さんの病気は、あなたが真剣に向き合えば克服できます。なのに治療放棄して楽な方を選ばないでください!もうどうなったっていいなんて言わないでください。ほんとうに治らない病気の人もいるんですから」
葵の話を聞いて瀬野が口を挟む。
葵の言っていることは意味不明だと言いつつも乗っかるw
「だけど、治らない病気を抱えている患者もたくさんいます。わたしもその一人です。わたしは癌を患っていて、余命三ヶ月です」
「テキトーなこと言って。嘘でしょ?」
「嘘ならよかったんですけどね。わたしは死にます。でも、あなたは治ります」
治療は苦しくて大変。
だけど陽菜はもう1度、再出発することができる。
「だからこれからはここにいる葵に全てを任してくれませんか。彼女はわたしが指導してきました。彼女は不器用で手を抜けないんですよ。今もずっとあなたのことを考えています」
瀬野は葵が作った心療内科に店内する治療計画を見せる。
そこには薬の処方について細かく書かれていた。
「葵はあなたに薬が必要なくなるまで、最後の最後までとことんつき合います。わたしが保証しますよ、だから陽菜さん。もう1度自分の病気や薬ときちんと向き合ってくれませんか、お願いします」
葵は陽菜に娘からの折り紙を渡す。
陽菜の娘は母親がよくなるようにと作っていたらしい。
「分かってる・・・このままじゃいけないことくらい。だけど、どうしようもないんだって。どうしようもないの、わたしは」
泣きじゃくる陽菜。
葵は陽菜をハグして慰める。
「ゆっくり、少しづつやっていきましょう。急がなくて大丈夫ですから」
陽菜が落ち着いて病室に戻った後、葵は瀬野に治療を受けて欲しいとお願いする。
「かっこよく人生をまっとうするんじゃなくて、どんなに無様でもいいから生きることにしがみついて欲しんです」
瀬野は他にも腫瘍があることを打ち明ける。
遺伝性の重複がんの疑いが強く、今後、脳や骨への転移も予想される。
腫瘍が広範囲に広がっているため手術では取りきれない。抗がん剤治療しかない。
「お前ならこの患者をどうする?次の課題だよ、最後になるかもしれないけどな・・・俺の治療と薬のことは全て薬剤師の葵みどりに任せる」
販田は七尾拓(池田鉄洋)副部長を訪ねて、瀬野の病状を説明。
何かいい治験薬を探してくれないかと頼む・・・。
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『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』9話 感想・レビュー
俳優陣の演技力と音楽に騙されそうになるけど・・・ひどい話だった(΄◉◞౪◟◉`)
葵の「ほんとうに治らない病気の人もいるんですから!」で、出た!イライラパターン突入!と思ったら、瀬野。お前もか!
「俺は癌で死ぬけど、お前は治るんだからガンバレ」ってひどすぎる🙄
うつ病の人に「頑張れ」って絶対に言っちゃいけない言葉だよ。
精神疾患で辛くてしんどい時にいきなり自分の病気の話をされてもなぁ。
陽菜さんの病気だって一生苦しむ病気かもしれないのにね。
それでも陽菜さんの心には響いたみたいで・・・頑張って退院www
とんだ茶番劇だったなぁ😂
葵さんが自分のために猛勉強してくれてたのが嬉しかったんかな。
わたしは10代の頃に心療内科に通ったことあるけど(ODとかはしてないんですけど)、、、たぶんああいう説得の仕方されても何も響かなかったと思うなぁ😭
むしろ死ねて羨ましいとか思っちゃいそう。余命宣言された人には本当に申し訳ないけど、心療内科通うレベルの人はガチでそんな感じ!
あとさ・・・この病院に看護師さんいるの?😂
陽菜の元旦那と子どもを病室に案内するのも葵だし、他の患者から薬を奪うような危険人物を見張ってないし。
薬剤室に患者が侵入できちゃうってのはセキリュティにも問題あるよね🙄
このドラマはファンタジーだと思って見たほうがいいのかもしれない(΄◉◞౪◟◉`)
今回の話は、徳永えりさんの熱演もあって、途中まではアタリ回だと思ってた。
だけど葵と瀬野のダブル正論自分語りタイムで台無し・・・・。
看護師問題やセキュリティ問題はファンタジードラマだと思って目を瞑れる。←
でも、病気を比べることはしてほしくなかったな(´・ω・`)
日々生きていく中で、いきなり自分語りをする人はよくいます。
こちらの話をしているのに、自分の経験を語りはじめたり。
相談をしている時に、自分がいかにしんどいかを語ってきたり。
今回の葵と瀬野さんはそんな感じだった。
だけど、5話の葵の方がウザさは勝ってるかなwww
おじいちゃんを亡くしたばかりの樹里ちゃんに自分が薬剤師になった理由を話しはじめたのは本気でイラっときたもん🙄
今回は陽菜さんも刃物振り回していたし、言われても仕方ない部分もあったかも〜。
普通なら強制的に連れ戻されて鍵のある精神科に打ち込まれると思うw
瀬野さん、まさかの余命3ヶ月
瀬野さん、余命三ヶ月って・・・・。
そこまで進んでるとは覚悟してなかったわ。
OD患者にマウント取りにいったところは気分悪かったけど、お母さんのことを尊敬していて自分も同じように働き続けようっていう決意は素晴らしかった。
瀬野さんは、薬剤師には代わりがいくらでもいて、本当に人のためになっているのか分からないって言ってたけど、薬剤師は代わりがゴロゴロいる職業でもない気がする🙄
このドラマの登場人物たちはなぜか薬剤師をすごい職業だと思っていないみたいですけど、一般人からしたら勉強し続けて試験にも合格したエリートなんだが😂
そんで最後の葵と瀬野さんのシーンは・・・泣きそうになった😭
わたし、誰かが泣いてて悲しげな音楽が流れてたらすぐ泣きそうになるんだよねwww
だけど見終えたあとはやっぱり『陽菜さんに対してのアレはなかったよ』って気持ちでいっぱいだった。
今回の話があんなのじゃなかったら、もっと心から泣けたのかもしれない。
そんで七尾副部長は、瀬野がお母さんと同じ病気だと聞いてちょっとビックリしてたね。
瀬野さんのお母さんを貶めるようなことばっかり言ってたけど、一体どういう事情を抱えているんだろう?
たいした理由じゃなかったら絶対許さないからな😡
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『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』10話 あらすじ
葵みどり(石原さとみ)は瀬野章吾(田中圭)の担当薬剤師となる。瀬野の担当医師は消化器内科の畑中聡(長谷川朝晴)だ。瀬野の重複がんで問題となるのは、標準治療が確立されていない副腎がん。効果が期待できる既存薬の投与が始まるが、数週間後も改善しなかった。
みどりは副腎がんを調べるが有効な手立てが見つからない。そんなみどりに、七尾拓(池田鉄洋)が海外に副腎がんへの有効性が認められる薬があると教える。しかし、治験薬を萬津総合病院で使用するには問題が多い。七尾は治験薬の承認を得るための3つの関門を伝える。畑中に治験責任医師になってもらうこと、病院内の治験審査委員会の承認を得ること、何より瀬野の同意を取得すること。その全てをみどりの責任でクリアすることを条件とした。
そんな時、瀬野は救急搬送される患者を見かけて後を追う。患者は心筋梗塞で倒れた丸岡はじめ(近藤公園)。瀬野は付き添って来た妻の彩乃(宮澤佐江)に丸岡の常用薬を医師か看護師に伝えるようアドバイス。彩乃がすぐに看護師に教えたため丸岡は難を逃れた。そして、丸岡は瀬野の隣のベッドに入院する。
みどりは瀬野への治験薬投与について薬剤部の仲間に話す。相原くるみ(西野七瀬)は希望を抱くが、刈谷奈緒子(桜井ユキ)たちは承認へのハードルの高さに難色を示す。それでも治験の実現を目指したいと言うみどりに、刈谷は他の患者へ迷惑をかけるようなことは許さないと釘をさした。
(公式HP引用 https://www.fujitv.co.jp/unsung/index.html)
『アンサング・シンデレラ 病院薬剤師の処方箋』9話を見たのでネタバレと感想を書きます。
ネタバレだけ感想だけを読みたい人は目次から飛んでください!