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日曜劇場『グランメゾン東京』基本情報
2019年10月20日にスタートしたTBS系列日曜劇場ドラマ。
木村拓哉がフランス料理の天才シェフを演じる。
スタッフ・キャスト
脚本 – 黒岩 勉
プロデュース – 伊與田英徳、東仲恵吾
演出 – 塚原あゆ子
主題歌 – 山下達郎「RECIPE(レシピ)」
出演者
尾花夏樹 – 木村拓哉
早見倫子- 鈴木京香
平古祥平 – 玉森裕太(Kis-My-Ft2)
芹田公一 – 寛一郎
蛯名美優 – 朝倉あき
松井萌絵 – 吉谷彩子
峰岸剛志 – 石丸幹二
柿谷光 – 大貫勇輔
丹後学 – 尾上菊之助
リンダ・真知子・リシャール – 富永愛
久住栞奈 – 中村アン
江藤不三男 – 手塚とおる
相沢瓶人 – 及川光博
京野陸太郎 – 沢村一樹
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『グランメゾン東京』11話(最終回)あらすじ
ミシュランの審査が近づき、「グランメゾン東京」の新メニュー開発は大詰めを迎えていた。そんな中、新しい魚料理するため、フレンチにとって禁断の食材である”マグロ”に挑んでいる尾花(木村拓哉)を見て、倫子(鈴木京香)は不安になり、口を出してしまう。口論した末に、尾花は「スーシェフを辞める」と告げるのだった…。突然の発言に動揺する中、倫子も魚料理を作り、美味しい方をメニューに加えようと提案する。
一方、丹後(尾上菊之助)がいなくなった「gaku」は、新しいシェフ・結月(馬場徹)の傍若無人な振る舞いで店はボロボロになっていた。その矢先、ついにある事件が起きてしまう…。そして、いよいよ運命のミシュランの審査が始まる。
果たして「グランゾン東京」は、三つ星を獲得する事はできるのか!?
(公式ホームページ引用 https://www.tbs.co.jp/grandmaisontokyo/)
ここからネタバレあらすじ
「gaku」は、新しいシェフ・結月(馬場徹)の傍若無人な振る舞いでむちゃくちゃになっていた。
使えない奴はクビ、パリ時代の手下をスーシェフに任命し、柿谷をアシスタントに降格。
やりたい放題の結月についていけないgakuの従業員たちは、とうとうストライキを行った。
連絡を受けてgakuへ向かった江藤(手塚とおる)は、散らかった店を見て唖然とする。
結月は手下のスーシェフと共に「ストライキするなんて非常識。契約内容と違うから辞める」と出て行ってしまった。
しかもレジから「退職金」を勝手に持っていくw(フツーに泥棒じゃない?)
悔し涙を流す江藤。
そこへ丹後が現れた!!!
「全部無くした時の気持ちは俺も知ってる。パリで失敗した時、誰もいないガラーンとした店にあなたが来てくれた時のことを今でも覚えてる。今度は俺が救ってやる。」
柿谷が丹後に連絡したらしい。
柿谷は今までの行いを丹後に詫びる。
ストライキをした他の従業員たちのことも柿谷が呼び戻してくれた。
江藤は丹後を追い出す直前に食べた料理の感想を言う。
「あの時は言えませんでしたがアレは三つ星を狙える料理でした。」
時間は迫って入るが、丹後が率いる「gaku」も再び三つ星を狙うことに!
一方、尾花(キムタク)はマグロ料理にこだわっていた。
スーシェフを祥平(玉森裕太)に任せてマグロ料理に没頭することに。
そして倫子(鈴木京香)も魚料理を作り、美味しい方をメニューに加えようと提案する。
パテシエ・松井(吉谷彩子)も三つ星レストランのデザート作りの重圧に押しつぶされそうになっていた。
松井の作ったデザートを試食する「グランメゾン東京」の一同。
全員絶賛するが尾花だけは異議を申す。
「もっと厳しいジャッジをしてもらおう」ってことで祥平の彼女・美優(朝倉あき)にデザートを試食してもらうことになった。
美優はデザートを絶賛して「こんなすごいスイーツを作れる人が祥平くんと同じお店にいるなんてこころ強いです」と言う。そんな美優の態度を松井は気に入らない。
「私たちがどれだけ努力したところでお客様には関係ない。でもさ、あんたはずっと平古シェフといたんでしょ。平古シェフがどれだけ頑張ったかわかるよね?だったらさ、応援してあげなよ。平古シェフはあんたの応援があればもっといい料理人になれるんだから」
実は祥平は美優から別れを告げられていて落ち込んでいた。
そのことを聞いた松井も精神的に落ち込んでいたようだ。
それを察した尾花が二人を合わせたというわけだ。
「料理ってのは素材の質と料理人の腕と経験で全てが決まる。だけど、料理人のメンタルが微妙に味に影響してくるって話。」
美優が祥平の背中を押してくれたらその分少しはアイツの料理が美味くなるかもしれない。
スイーツももう少し優しい甘さになるかもしれない。
「グランメゾン東京が少しでも三つ星に近づけるように美優さんが力を貸してくれることを願います。」
尾花の言葉を聞いた美優は、以前に松井のロッカーに画鋲を入れてしまったことを謝る。
「ごめんなさい。」
「お詫び飯。今度美味しいスイーツ奢ってよ。」
祥平を巡ったバトルはこれでひと段落w
改心した江藤は、伝説のジビエ職人・峰岸(石丸幹二)のもとを訪ねる。
今まで金で解決して来た江藤だが頑固オヤジは一筋縄ではいかない。
峯岸の嫁・椿鬼奴の助言もあり、江藤はなんとか食材を手に入れた!
その頃、倫子が魚料理を完成させる。
祥平、相沢、京野、店の一同は大絶賛。
「倫子さんあなたは本当にすごい料理人です。」
しかし尾花だけは倫子の料理を認めなかった。
「その魚料理で三つ星取れると思う?」
「わかんない」
尾花のマグロ料理が出来るまでとりあえずは倫子の魚料理を出すことにしたのだが、ミシュランの調査員らしき人物の来店予約がない。
祥平がいることでリンダが邪魔しているのかもしれない。
尾花はリンダに接触。
「今までで最高。その感動を味わいたくてフーディーたちは世界中を旅する。けど少しづつハードルが上がっていっていつの日か何を食べても心が動かなくなってんだろ。自分のベストを越えられなくなってる。もう一度味わって見たくないか?あの興奮を。」
尾花の言葉を聞いてリンダは「グランメゾン東京」に来店してくれた。
食事を終えたリンダに話しかける倫子。
「グランメゾン東京のフルコースは旅をしてでも食べる価値があるでしょうか?」
「ある。もう一度こういう体験ができるとは思わなかった。今までのベストよ。これだから辞められないのよね。この世界は。」
リンダは今の地位を捨てて、自分のボスに直談判。
「グランメゾン東京」にミシュランの調査員がやってくることに。
そして尾花のマグロ料理も完成。
「俺のマグロ料理、完璧じゃない?」
みんな絶賛するが、倫子の表情は暗かった。
ミシュランの調査員がやってくる日、配達中の峰岸が渋滞に巻き込まれて、和セリが手に入らない状況に陥る。
そこへ丹後が和セリを持ってグランメゾン東京にやって来た。
「gaku」と峯岸が取引できたのは、尾花が峯岸に丹後は信頼できるシェフだと口添えしたからだった・・・。
丹後は「借りを返した」と言う。
そして営業に入る。
メイン料理に取り掛かるが、倫子は自分のハタを出すと宣言。
尾花は「俺の料理を超えるっていうのか」とそのまま店を辞めてしまう。
後日、ミシュランの星発表日。
会場を訪れたグランメゾン東京の一同。
会場に呼ばれたからって星が確定したわけではない。
調査に来た店は全て呼ばれている。
店を辞めた尾花は会場の外で発表を聞いていた。
緊張する倫子。
そんな倫子に京野は、尾花は倫子に自信を与えるためにグランメゾン東京を辞めたのだと話す。
「あの時あいつは泣きたくなるくらい嬉しかったはずです。倫子さんが自分の想像よりずっと美味しい料理を作ってくれたから」
すぐに倫子の料理を認めなかったのは倫子を試したのだ。
あの状況で倫子が自分の料理を信じて自信を持ってお客様にお届けできるかどうかを・・・。
3年前尾花は二つ星のプレッシャーに負けた。
いつかグランメゾン東京が星を取ったら倫子も同じプレッシャーに悩まされるわけだ。
その時に必要になってくるものは”自分を信じる力”と”自分の料理で星を取った”という揺るぎない手応え。
それを考えると尾花夏樹の存在は邪魔。だから尾花は店を辞めたのだ。
いよいよ三つ星の発表。
「グランメゾン東京」が呼ばれた!!!!!!
涙を流しながらスピーチをする倫子。
尾花もそれを聴きながら涙ぐむ。
スピーチ後、尾花を見つけた倫子。
ハイタッチしようとする尾花だが、倫子は抱きつく。
「あのハタのロティ・・・あれ、死ぬほど旨かった。」
その後。
星は取れなかったがgakuは以前より雰囲気が良くなった。
相沢は約束通りフランスに帰る。
祥平は美優と仲直りしたみたい。
そして尾花は師匠の店で働いているとのこと。
尾花に呼び出された倫子はフランスの師匠のランブロワジーの姉妹店だと思い込みドレスコードで出かけるが、尾花がいたのは日本の師匠に店だったw
師匠が旅行している間に店番を任せてるらしい。
「これからどうするの?」
「俺言わなかったけ?二人で世界一のグランメゾン作ろうって」
「だから、グランメゾン東京作ったんだよね。」
「それで終わりじゃないから。料理は無限の可能性がある。俺たちでさ、世界中の星かっさらうってどう?」
「つまり海外にグランメゾン東京の姉妹店を出すってこと?」
「お金持ってる?」
「貸さないよ!」
おしまい。
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『グランメゾン東京』11話(最終回)感想・レビュー
感動のラストだった!!!!!
ベタだけど泣いた!!!!
でもさ、割と平凡w
ナッツ混入事故はただのうっかりミス。
都合が良すぎる存在のgaku。
とにかく分かりにくい尾花。
最後の最後にご都合主義が目立った(΄◉◞౪◟◉`)
ナッツ混入事故については黒幕の存在を期待していたワタシが悪いが、gakuの奴らの都合のよさなんなん!?
江藤や柿谷がいきなりいい奴になっててワロタw
しかもあれだけ丹後に対立していた柿谷がまるで別人(΄◉◞౪◟◉`)
まあ最低なヒール役・馬場徹と上杉柊平のおかげで目が覚めてのことなんでしょうけど。
違和感はあったが尖ってたヤツが丸くなるのは好きなシチュエーションなので柿谷の件はいい。手塚とおるが改心した件もまあいい。
でもgakuが星取れんかったってどいうこと!?
これはギリギリまで視聴者をドキドキさせるための道具にされた感が・・・。
尾花と丹後の直接対決を楽しみにしていただけにちょっとガッカリ。
丹後も初登場時のイメージは最悪だったのにいつの間にか正々堂々と勝負する正統派ライバルになってたし、gakuってグランメゾン東京を引き立たせるためだけに存在する都合のいい集団なのでは🤔?
ところで馬場徹と上杉柊平はガチの詐欺師に見えた。
ああやって店をボロボロにして退職金を奪う手口なのではないのかw
そんくらいにひどかった。
尾花と倫子のことを「ジジイとババア」と言っているところにも違和感。
ある程度年齢の行っている料理人の方が経験もあって怖い存在の気がするんだけど🙄
とにかく馬場徹と上杉柊平の無駄使いだった。
そんで尾花夏樹がグランメゾン東京を辞めた理由が分かりにくくて、もはやめんどくせぇ!!!!
「あの時あいつは泣きたくなるくらい嬉しかったはずです。倫子さんが自分の想像よりずっと美味しい料理を作ってくれたから」って理解できる京野は超能力者かよ・・・😂
まじで分からんかったし倫子の料理を食べた時の尾花のあの顔は悔しかったからなのかと思ってたw
自分より美味しい料理を作った倫子に嫉妬して店を辞めるっていうドロドロ展開なのかと!
やっと人間らしい尾花夏樹が観れたと思ったのに、最後の最後までかっこいいだけのキムタクだったね・・・いいのか悪いのかはおいといて。
やっぱりキムタクは最後までキムタクだった!!!!!!
祥平(玉森くん)を巡る松井VS美優の争いにも決着がつく
祥平の元カノ・美優と、祥平に気がある女・松井の争いもついに決着がついた。
でもこれ・・・スピンオフドラマ「グラグラメゾン東京」見てない人は分かるんかな?
まさかの配信ドラマの方で祥平と松井さんキスしていますwww
なので私は松井が大っ嫌い。
美優に「いい子ちゃんなところが気に入らない」って言って説教をはじめた時には画面叩き割りそうになった。
なぜこの女に「平古シェフはあんたの応援があればもっといい料理人になれる」と言われなくてはいけないのかw
嫉妬に狂ってロッカーに画鋲を入れた美優もメンヘラでめんどくさいんだけどさ・・・悔しい思いを我慢して「こんなすごいスイーツを作れる人が祥平くんと同じお店にいるなんてこころ強いです」って言うだけ可愛げがあると思うんだよね😩
祥平も美優のそういうとこが好きなんかな?知らんけど。
結果、祥平は美優を取り、美優が松井にお詫びメシを7回奢るということで話は落ち着きました。
松井は嫌いだし美優も無条件で応援できるような子ではないけど、最後に女同士仲良くなったのはちょっとほっこりした😌
正直、この二人の決着はスピンオフでやるもんだと思ってたわ。
ドラマ本編でキムタクの元で行われるとは思っていなかったw
そんでこいつらのことまでちゃんと配慮してる尾花夏樹まじですごい・・・。
部下の恋愛事情とかどうでもいいし把握しきれたもんじゃねぇ。ちなみにキムタクの外見じゃなかったらだたのお節介おじさんだから視聴者のおじさんは絶対に真似しないでね(΄◉◞౪◟◉`)
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まとめ・満足度
最終回を終えた『グランメゾン東京』の個人的評価と満足度を書いておく。
あくまで一個人の意見として読んでね!
満足度 100点満点中 80点
最終回は納得できない部分も多かったけど、細いことは許せちゃうくらいの感動のラストだった。
倫子さんがスピーチをするシーンでは一緒にウルウル。
でもやっぱりアレルギー食材の件は拍子抜けだったなぁ。
あれだけ煽ったんだから、黒幕がいる展開にして欲しかったよ(´・ω・`)
まあこのドラマは料理ドラマであってミステリドラマではないので期待したこっちが悪いのですが、そこらへんスッキリさせてくれたら90点くらいのドラマだったのに😩
そんな感じで気になる部分もありましたが、全体的には大満足で「死役所」と並んで今期1番楽しんで見てました。
やっぱりキムタクのドラマはアタリが多いわ!ファンでもアンチでもないけどキムタク×TBSは信頼している。