
(ネタバレだけ感想だけを読みたい人は目次から飛んでね!)
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ドラマ『やめるときも、すこやかなるときも』基本情報
「ふがいない僕は空を見た」などの窪美澄原作の同名小説を藤ヶ谷太輔主演でドラマ化。
日本テレビ系「シンドラ」枠で放送される。2020年1月21日に放送スタート。
スタッフ・キャスト
原作 – 窪美澄 『やめるときも、すこやかなるときも』
脚本 – 桑村さや香
演出 – 小室直子
須藤壱晴 – 藤ヶ谷太輔
本橋桜子 – 奈緒
柳葉優太 – 五関晃一(A.B.C-Z)
佐藤哲 – 火野正平
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『やめるときも、すこやかなるときも』最終話 あらすじ
スピーチの途中で突然声が出なくなりざわつく人々の中、呆然と立ち尽くす壱晴(藤ヶ谷太輔)。個展の案内を受け取った桜子(奈緒)は封筒の中に手紙が添えられていることに気づく。手紙には、「桜子の椅子」が完成したこと、そこに込められた壱晴の想いが真摯に綴られていた。読み終えた桜子は店を飛び出し、個展の会場へと急ぐ。
会場の一番目立つ場所に「sakurako」と展示されている一脚の椅子。桜子はその椅子にゆっくりと腰掛け、手紙に綴られた壱晴の言葉を思い出し、涙を流す。会場を見渡して壱晴の姿を探していると、柳葉(五関晃一)から、声が出なくなり出て行ったと聞かされる。桜子は柳葉の言葉を最後まで聞かずに会場を飛び出して…。
道をさまよう壱晴。声を出そうとするが出ず、やりきれない想いと苛立ちを抱えていた。ふと歩道橋の下を見下ろすと、そこには…。
すれ違う壱晴と桜子は互いの想いを伝えることができるのか。そして、二人が選ぶ未来とは…。(公式ホームページ引用 https://www.ntv.co.jp/tomoniikiru/)
ここからネタバレあらすじ
壱晴(藤ヶ谷太輔)の個展をおとずれた桜子(奈緒)は、彼の作ったイスを見て感動。
桜子は壱晴を探すが、柳葉(五関晃一)から、声が出なくなり出て行ったと聞かされる。
道をさまよっていた壱晴。
歩道橋の上で道路を見下ろしながら1人泣いていた。
すると歩道橋の下には桜子の姿が。
しかし声は出ない・・・・。
走っていく桜子。
もう一度、桜子を呼ぶ壱晴。
今度はちゃんと声が出た。
壱晴に駆け寄る桜子。
声が出たことを喜ぶ。
桜子は壱晴が作ったイスに座ったと話し、壱晴と別れてから気づいたことがあると言う。
初めて会ってから付き合いだしてから壱晴は桜子より好きな人がいた。
だけど桜子はそんな壱晴を好きになった。
「あなたが抱えてる荷物、半分わたしに背負わせていただけないでしょうか?そうすれば今より背筋を伸ばして同じ目線で歩けると思うんです。お願いします」
土下座する桜子。
「今のまさかプロポーズじゃないよね?」
「プロポーズじゃ・・ないです」
「よかった。先に言われたかと思った。好きです。僕の荷物を背負わすことになるかもしれないけど。僕と結婚していただけませんか?」
こうして2人は婚約。
壱晴は桜子の実家に婚約の挨拶に行く。
「桜子さんと結婚します」
結婚を許してもらうために来たのではなく報告に来たのだという壱晴。
桜子の父親は激怒。
こんな時だけ父親ぶるなと言い返す桜子。
怒った父親は桜子を殴る!
そんな父親を殴り返す母親!
「もうお酒も暴力もウンザリ!甘えるのもいい加減にしなさい!」
「俺だってこんなはずじゃなかった。2人の娘を幸せにするはずだった」
母親にビンタされて急に弱気になる父親。
そんな父親に壱晴は桜子を育ててくれたことについてお礼を言う。
そして父親は桜子が嫁に行くショックで家を出て行ってしまう・・・。
父親は上着も羽織らずに飛び出した。
2人で追いかけると、父親は川辺で1人泣いていた。
桜子はそっと父親に歩み寄り上着をかけてあげる・・・。
そんな親子の様子を見守る壱晴。
壱晴の作ったイス”桜子”も売れた。
その帰り道、壱晴はマオリの幻覚を見た。
「マオリのいない正解を生きてもいいかな?ありがとう、マオリ。さようなら」
おわり。
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『やめるときも、すこやかなるときも』最終話 感想・レビュー
最後のマオリとの決別シーンはとてもよかった。
感想更新はサボりましたが、藤ヶ谷クンを見るために毎週かかさず視聴してました。
9話あたりから今更すぎる毒親たちの改心にイライラしていたわけだけど、最後の最後は感動だった。
過去の恋人の死を乗り越えて、桜子とこれからの未来を歩む決意をした壱晴。
この決別シーンは美しかった(´・ω・`)
わたしは女なので、どうして桜子に感情移入をしてしまうんですが、壱晴の立場に立つとまた違った世界が見えてくる。
桜子の立場からするとマオリの存在はどうしても邪魔だし、わたしなら「わたしより好きな人がいるあなたを好きになった」とかいう素敵な考え方はできない。
だけど壱晴の視点から見ると、恋人の死から立ち直れないどん底にいる人間がどう立ち直るのか、まさに1人の人間の人生が描かれた大作だと思う。
最後はただただ壱晴が前に進めたことを喜べたラストだった。
毒親の改心は全く心に響かない
桜子の両親についてはかける言葉がありません。
オヤジはもちろんのこと母親も今更すぎる。
今までクソ親父と一緒に金をせびってたくせに今さら急に母親面されてもなぁ(΄◉◞౪◟◉`)
死ぬまで毒親よりかはマシだけど、桜子の大事な人生の時間はもう返ってこないんだよ。
どうしてもっと早く娘を解放してあげなかったの、お母さん。
まあだからこそあの年まで独身で壱晴に出会えたのかもしれませんがw
んで、桜子との妹夫婦と同居ってのも意味不明の選択だったな。
あんなオヤジと離婚して1人で生活すりゃあいいのに
なんだか全く感情移入できない家族だったな(´・ω・`)
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『やめるときも、すこやかなるときも』個人的満足度
最終回を終えた『やめるときも、すこやかなるときも』の個人的評価と満足度を書いておく。
あくまで一個人の意見として読んでね!
個人的満足度 100点満点中60点
深夜ドラマっぽさは拭えなかったけど、それなりに楽しめた。
深夜枠の恋愛ドラマとしてはかなり好きな部類。
原作が窪美澄さんだからか心理描写がちゃんとしているのがよかったです!
主演の2人の演技力も見直したました😌
特に奈緒ちゃんのあな番との違いには驚いた。
小野さんの面影が全くなかった!
あんなクセのある役やっちゃったらしばらく普通の役は無理そうだと思っていたけど杞憂のようです。
ってことで、奈緒ちゃんの次回作にも期待w
だいぶ更新をサボってましたが、『やめるときも、すこやかなるときも』最終話を見たのでネタバレと感想を書きます😌