ドラマ【中学聖日記】ネタバレあり11話(最終回)感想・考察。誓約書の『平成2018年』のおかげで感動のラスト!

 

結論から言わせてください。
この終わり方には大満足。

正直、駆け落ち展開かと思ってたのでいい意味で裏切られました。

 

各話感想はこちらから。1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話 11話

 

ドラマ【中学聖日記】とは?

10/9火曜日にスタートしたTBS系ドラマ。午後10:00〜11:07放送。
原作は『an・anマンガ大賞』や『このマンガがすごい!2017』オンナ編にランクインして注目を浴びたかわかみじゅんこ作の『中学聖日記』。

スッタフ・キャスト

原作 – かわかみじゅんこ 『中学聖日記』
脚本 – 金子ありさ
演出 –塚原あゆ子
音楽 – 小瀬村晶、信澤宣明
主題歌 – Uru 「プロローグ」

キャスト
末永聖- 有村架純
黒岩晶- 岡田健史
川合勝太郎- 町田啓太(劇団EXILE)
岩崎るな- 小野莉奈
上布茂- マキタスポーツ
塩谷三千代- 夏木マリ
丹羽千鶴- 友近
原口律- 吉田羊
黒岩愛子- 夏川結衣

 

『中学聖日記』11話(最終話)あらすじ

「未成年者誘拐罪の疑い」で警察署に連行された聖(有村架純)。
一緒にいた晶(岡田健史)も取調べを受け、聖をかばう主張を続けるが、未成年ゆえに相手にされない。
ようやく解放された後も、晶は愛子(夏川結衣)に携帯を取り上げられ、聖の連絡先を消されてしまう。
後日、愛子から会って話がしたいと告げられた聖。しかし、当日待ち合わせ場所で聖を待っていたのは…。

全てを失い、厳しい現実を突きつけられた聖。
募る晶への想いを胸に秘め、彼女が最後に出した答えとは。そして、それぞれが選ぶ道、“禁断の恋”の結末は―?
(公式ホームページ引用 https://www.tbs.co.jp/chugakuseinikki_tbs/)

 

『中学聖日記』11話(最終話)感想・考察

最高のハッピーエンドだったと思う・・・!!
色々あったし遠回りしたけど1番いい終わり方だったと思います。

全話を通してイライラすることばかりでしたが最終話ではウルウル来た・・。

以下、ネタバレを含みますのでドラマ未視聴の方はご注意ください。

聖ちゃん誓約書を書かされる

愛子の通報によって未成年者誘拐罪の疑いで警察に連行された聖。
釈放されますが、翌日愛子の雇った弁護士に示談交渉をされ、誓約書を渡されます。

その誓約書には

  • 今後、晶との連絡、接触を断つこと
  • 万が一誓約事項に違反した場合、損害賠償500万円を支払うこと

など書かれていました。

一週間の期限内に提出するように言われますが、聖は悩みます。
いきなり弁護士通されて誓約書を渡されるなんて戸惑いを隠せませんよね。

原口の妊娠

先週の様子から察していましたが、やはり原口は妊娠してました。

仕事が大事だなんだ言ってましたが正直なぜ避妊しなかったんだと・・・。
仕事の責任もある人なのにそれを知っておきながら避妊しなかった勝太郎、最低でしょ。

原口の妊娠を知った勝太郎は原口に再アプローチをします。

勝太郎が言うことは全て薄ぺらいな。
先週は聖をシンガポールに誘ってたのに。
勝太郎さんには外見が町田啓太のこと以外に魅力が見当たりません。

結局は結婚はしないようだけど勝太郎は「どんな形でも支えますから」と。
まあそれがいいと思います。

聖の母親や千鶴のその後

聖が晶とのことで警察の厄介になったと愛子から聞いた聖ママ。
聖のアパートへやって来て「あなたのことが信じられない。これからは1人でやっていきなさい」と絶縁宣言とも取れる言葉をかけます。

これはひどい・・・。
1番分かってほしいであろう母親にこんな言葉をかけられた聖は絶望ですね。
確かに自業自得ですが、どんなことがあっても家族には味方でいて欲しかったのでつらい。

ですが、ドラマ最後には「でも本当に辛いことがあったら帰っておいで。晩御飯食べさせるくらいはできるから」と聖は母から言葉をかけられます。
険悪なままで終わらなくてよかった・・・。

一方、千鶴は職員室に残っていた私物を届けに聖のアパートへ。
「やっぱりね、うまくいくわけない。みんなに反対されて2人で酔いしれて。その代償がこれ。自業自得!」と聖を一括します。

そのまま一度は聖の前を後にしますが、やっぱり戻ってきてハグ。
「本当に出来の悪い後輩」「喋る相手いなかったら連絡よこしな。暇だったら来てあげるから」と聖に声をかけます。

このシーンにはちょっと感動。
厳しい意見があるのは分かりますが、聖ちゃんだって人間。応援してくれる人がいて安心しました。

聖と晶の恋の行方は!?

紆余曲折を経て聖は誓約書にサインをして、日本を発つことにしました。
晶とは終わりにして、バンコクで日本語教師として働く道を選びます。

「黒岩くんに大事なのは未来です。どんなに心で思っても表に出してはいけなかった。本当に彼を思うなら与えなければいけなかった。時間や距離や可能性。それが大人としての責任だったのに」

という聖のセリフは正論すぎるし時間はかかったけど自ら気づいて決意できたのには感動しました。
もっと早く気づくべきことで、そもそも生徒を好きになっても自制するべきですが聖だって人間。過ちに気づけて決意できたのには聖の成長を感じました。まあ失敗しすぎたけどね。3年経っても同じ失敗繰り返しちゃうところにはうんざりしてました。

一方、聖が誓約書にサインをしたと知った晶は、原口と勝太郎の手を借りて観覧車と電話越しに聖と話をします。

この方法よく思いついたよね。現代のロミジュリすぎて。
ここでの黒岩くんが聖ちゃんに言った言葉には泣きそうになりました。

「今まで僕は、聖ちゃんといると幸せで自分のことしか考えてこなかった。でも今は聖ちゃんに幸せになってほしい。だから、もう会わない。連絡もしない。でもずっと願ってる。幸せに、って」

今まで『自分のことしか考えてない自己中』とか思っててごめんね・・・。
黒岩くんもやっと気がついたんだね。
そしてやっと聖ちゃんの幸せを考えて別れを決意。

演出の力も伴って、聖と晶の成長に感動した。

ラストシーン

5年後。
バンコクで日本語教師をする聖の元にスーツ姿の晶が現れます。

正直、聖と晶が別れてそれぞれの道を歩むエンドが私の理想でしたがそういうの全て吹っ飛んだ。

誰か1人をここまで一途に好きでいれるってロマンチックでいいなと思えるラストでした。

誓約書のサインが『平成2018年』になっているので書類記入不備ということになるのかな?

晶が誓約書を持って聖の元へ現れたということは、愛子が晶を一人前だと認めたということでいいんだろうか?
そうであるなら「今は分からなくてもいつかきっと分かる。なんでこうまでするか。晶のために。しっかりした大人になるまで」というセリフの意味もわかります。

ただ本当にそうなら、初めから「晶が大人になったら認めてあげるから今は我慢しなさい」って言えばよくない?とは思いましたが。

 

『中学聖日記』全話を通しての感想

ドラマ『中学聖日記』。教師と生徒の禁断の恋愛。理解できないことの方が多くてイライラすることも多かったです。
でもやっぱりドロドロ展開がやみつきで毎週放送を楽しみにしている自分がいた。
周りの反対を無視して2人で酔いしれる聖と晶は理解できませんでしたが、最終的には自らで別れを選んで、「大人になってから迎えに行く」という最高のラストシーン。

「先生にも僕のこと好きになってほしい」「優しくしたい」とかしか言ってなかった黒岩くんが「聖ちゃんに幸せになってほしい」と言えるようになったのには成長を感じて感動しました。

そして本作では黒岩晶と一緒に岡田健史くんも成長したと思ってる。
最初は「棒読みすぎて大丈夫か?」と思っていたけど回を追うことにセリフが滑らかになっていって顔つきも変わったように思える。
作中で3年の時が過ぎて晶が高校生になった辺りから進化しだしたけど、もしそれを計算してやっているとしたら岡田健史くん、すごい新人役者だと思います。

「イライラする」と言いつつもこのドラマハマっていたので終わってしまうのは寂しいですが、個人的に納得のいく最終回だったので満足です。