ドラマ【昭和元禄落語心中】5話ネタバレあり感想・考察。菊比古と助六の別れと師匠が八雲を助六に譲らない理由とは!?

 

ドラマ落語心中5話見ました。
七代目と先代助六との因縁や、菊比古と助六の別れ‥。
前回から辛い場面が多く胸が痛い。

そして4話のように謎のドラマオリキャラなどは出てこなかったのでよかった。
死神を伝授してくれた彦兵衛師匠、もっと出てきてお稽古つけてくれるのかと思ってたけど出番あれだけなのかな?

それでは5話での気になった点や感想を書いていきます。
感想・考察は全文ネタバレを含みますので未視聴の方はご注意ください。
 

 

各話の感想リストはこちら!1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話

 

ドラマ【昭和元禄落語心中】とは

NHK総合「ドラマ10」枠にて、2018年10月12日から放送。連続10回(予定)。
原作は雲田はるこの『昭和元禄落語心中』で、全10巻。
アニメ版の第1期は2016年、第2期は2017年に放送された。

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スッタフ・キャスト

原作 – 雲田はるこ『昭和元禄落語心中』
脚本 – 羽原大介
音楽 – 村松崇継
主題歌 – ゆず「マボロシ」
制作統括 – 藤尾隆(テレパック)、小林大児(NHKエンタープライズ)、出水有三(NHK)
演出 – タナダユキ、清弘誠、小林達夫
落語監修 – 柳家喬太郎

キャスト
八代目有楽亭八雲(菊比古) – 岡田将生
有楽亭与太郎 – 竜星涼
小夏 – 成海璃子
みよ吉 – 大政絢
有楽亭助六(初太郎) – 山崎育三郎
七代目有楽亭八雲 – 平田満
松田 – 篠井英介
お栄 – 酒井美紀
円屋萬月 – 川久保拓司
木村屋彦兵衛 – 柳家喬太郎

 

5話のあらすじ

真打昇進後、菊比古(岡田将生)はめきめきと人気を上げていった。一方で破門された助六(山崎育三郎)は落語界に居場所を失い、みよ吉(大政絢)と共にぷっつりと消息を聞かなくなる。数年後、菊比古は師匠である七代目八雲(平田満)から、七代目と助六との間の、ある秘密を知ることになる。(公式ホームページ引用)

以下全文ネタバレを含みますので未視聴の方はご注意ください。

ドラマ【昭和元禄落語心中】5話の感想・考察

辛い場面が多すぎて胸が痛い。
七代目と助六の確執、菊比古と助六の別れ、襲名についてなど重くなる話が多かった5話。
そしてついに助六とみよ吉は四国へ去り、七代目は亡くなります。

菊比古と助六の別れ

助六はみよ吉の妊娠をきっかけにみよ吉の生まれ故郷の四国へ行くことになり、東京を離れることになりました。
最後に別れを言いにきた助六と菊比古の別れのシーンは助六が今まで感じていた思いも明らかになり見ていて切なくてしんどかった。

「俺ァずっとお前が羨ましかった 可愛がられて甘やかされて何でも師匠にやってもらってヨ 俺ァ所詮野良犬だ 同なし弟子じゃないんだよ」

と言う助六のセリフ。
普通はそうだよね。
同じ日に入門して同い歳の二人なのにあんなに扱いの差をつけられたら腹が立つのも当然。
助六が師匠に叱られるのは助六の普段の行いや大雑把な性格のせいでもあるけど、逆にその大雑把な性格でよかった。
私が助六の立場なら可愛がられる菊比古が妬ましいし「お前さんはまず笑わんと」や「廓噺とか合うと思う」とかアドバイスなんて絶対しないと思います。
「羨ましい」と言う言葉で表せる助六って綺麗な心の持ち主だと思いました。

菊比古視点で描かれる助六はいつも明るく陽気で落語がうまくて‥。
でも実際は助六は菊比古のことを羨んでいて、八雲を継げないとわかった途端に落語を辞めると言い出す始末。
憧れていた助六がこんなことになってしまい腹立たしい反面、助六の「ずっと羨ましかった」と言うセリフで自分ばかり師匠に可愛がられてきて忍びないと思った部分もあったと思う。
菊比古のセリフ「何をしてもいいよ。けど落語だけは辞めるな」に込められた思いが深すぎて言葉に出来ない。

そして「どうしていいのかわからない」と言う助六が切なすぎました。
目標がなくなったわけだもんね。
でも落語自体をあんなに愛していたわけだし、私も菊さんと同じ気持ちです。「落語だけは辞めるな」

七代目と先代助六の確執と因縁

5話では七代目メイン回と言っていいほどでした。
七代目と先代助六との因縁からの七代目の死。

菊比古との親子会で倒れた七代目は運ばれた病室で菊比古に昔話を始めます。

七代目は先代の実の息子で甘やかされて育ち、噺家になるなど考えてもいなかった。

ある日、とんでもない弟子が入門してきた。
「親子かなんだか知らないがお前より落語で師匠に気に入られてやる」
その弟子の落語はとんでもなく上手く、先代の目はどんどんそちらへ向いていった。

焦った七代目は落語を始めます。しかし落語に血筋は関係なく、その弟子には歯が立たなかった。

七代目は実の息子という地位をめいいっぱいに使い先代に「次の八雲をくれる」と大勢の前で約束させた。
そうすればその弟子に勝てると思っていたのだ。そこにいた皆がその弟子の方がふさわしいと思ったことだろう。
その名前で苦しむことなど当時の七代目には想像もつかなかった。

程なくその弟子は一門を抜けて、そのあとはどうなったか誰もわからない。
その弟子の高座名は「助六」。そう、初太郎(二代目助六)を育てたお爺さんのことだった。

原作でも泣いたシーンに挙げてますが、
「大事な息子の一人を失った‥」
にはジーンときた。
初太郎が入門した日の回想シーンなど挿入されていてドラマで見てもいい話だった。

このシーンでは七代目の人間らしい一面が見れました。そしてそんな自分自身のことをよく思っていない節があり、いい意味でも悪い意味でも弱い人なんだなと思いました。

「先代助六が七代目八雲を継いだ方が良かったのではないか」「自分は名前を超えられなかった」と悩み葛藤し続けた七代目もかわいそうであるけどやっぱり助六(初太郎)がかわいそすぎる。
意地で「絶対助六に八雲はやらん」と決められるなんて。

助六に「俺は同じ弟子じゃねーんだ」と言わせるほどだし、師匠も弟子の差別はしていたようですね。
ですが七代目は「野郎とはつたは別」と先代助六と二代目助六・初太郎は別の人間だと言い聞かせ初太郎に罪はないので可愛がろうと努力はしていた模様。
「大事な息子の一人を失った‥」と言っていたほどですし最初は可愛かったんじゃないですかね‥。

そもそも「師匠の落語は古臭い」と言われてムカついた勢いで「八雲は菊にやる」と言ったことも、七代目の感情で物を決める性格を物語っている。
もともと菊比古に襲名させる気だったとしてもあのタイミングで言うのは助六を傷つけようとしているしひどすぎる。

最後に菊比古へ真実を告白し「師匠のそういうところは苦手だが弟子にしてもらって感謝している」と言ってもらい、救われたんじゃないかな

6話のあらすじ

菊比古(岡田将生)は助六(山崎育三郎)と四国で再会。助六とみよ吉(大政絢)との間にできた娘・小夏とともに、助六に東京に戻って落語界に戻るよう説得する。だが助六は頑なに断り続ける。粘る菊比古は、四国で落語会を行い、助六を高座に復帰させようとする。その落語会の夜、菊比古の前に、みよ吉が現れる…。(公式ホームページ引用)

次週は菊比古と助六が再開するところから始まります。
菊比古は助六を高座に復帰させようと尽力する模様。
とりあえず小夏の幼少期が可愛すぎたので次週も楽しみです!