ドラマ【昭和元禄落語心中】6話ネタバレあり感想・考察と7話あらすじ。涙なしでは見られない助六の「芝浜」

 

6話では助六とみよ吉の死が明らかになりました。

5話から胸が苦しいシーンが多すぎて‥。
今回はみよ吉絡みが特にドロドロでしんどかった。

それではドラマ落語心中の感想・考察を書いてきます。
未見の方はネタバレ注意してください。

 

各話の感想リストはこちら!1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話 9話 10話

 

ドラマ【昭和元禄落語心中】とは

NHK総合「ドラマ10」枠にて、2018年10月12日から放送。連続10回(予定)。
原作は雲田はるこの『昭和元禄落語心中』で、全10巻。
アニメ版の第1期は2016年、第2期は2017年に放送された。

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スッタフ・キャスト

原作 – 雲田はるこ『昭和元禄落語心中』
脚本 – 羽原大介
音楽 – 村松崇継
主題歌 – ゆず「マボロシ」
制作統括 – 藤尾隆(テレパック)、小林大児(NHKエンタープライズ)、出水有三(NHK)
演出 – タナダユキ、清弘誠、小林達夫
落語監修 – 柳家喬太郎

キャスト
八代目有楽亭八雲(菊比古) – 岡田将生
有楽亭与太郎 – 竜星涼
小夏 – 成海璃子
みよ吉 – 大政絢
有楽亭助六(初太郎) – 山崎育三郎
七代目有楽亭八雲 – 平田満
松田 – 篠井英介
お栄 – 酒井美紀
円屋萬月 – 川久保拓司
木村屋彦兵衛 – 柳家喬太郎

 

【昭和元禄落語心中】6話あらすじ

菊比古(岡田将生)は助六(山崎育三郎)と四国で再会。助六とみよ吉(大政絢)との間にできた娘・小夏とともに、助六に東京に戻って落語界に戻るよう説得する。だが助六は頑なに断り続ける。粘る菊比古は、四国で落語会を行い、助六を高座に復帰させようとする。その落語会の夜、菊比古の前に、みよ吉が現れる…。(公式ホームページ引用)

 

6話の感想・考察

それにしても幼少期の小夏可愛すぎでしょ。
あんなに小さな子供が江戸弁で話すのが可愛すぎて。

四国に住んでいるのにお父さんと同じ江戸っ子言葉話している所を見ると仲のいい父娘なんだなー、と改めて思った。

それでは6話の感想と考察を気になる点を含めて書いていきます。

四国へ来て菊比古が楽しそう

助六の借金を返すため、菊比古は助六と一緒に銭湯の掃除や落語をしてお金を稼ぎます。
この菊比古がなかなか楽しそう。

「小さき席で落語をやるってのは楽しいもんだね。今までそんな風に思ったことはなかった」と語っています。

助六曰く「落語は1人でなんて絶対に出来ないよ。客がちゃんと欲しがってくれてきっかり丁度の多すぎねぇ少なすぎねぇわりをくれて、それに丁度良く見合うとっびきりのいい芸を返してお互い気持ちよく取引するんだ。それには客の姿が見えてねぇと落語なんて出来ねぇからな」らしい。

それもあるけど菊比古は助六と小夏と過ごすこと、助六と落語をすることが楽しかったんじゃないかなとも思います。
小夏のために「野ざらし」を菊比古と助六二人でかけた時、二人とも楽しそうで、そして幸せそうだった。

菊比古・助六の「落語会」

菊比古と助六は旅館で落語会をすることになりました。

ここで助六が披露した「芝浜」が素晴らしすぎた。
助六が四国でみよ吉と小夏と過ごした期間がいかに幸せだったか。助六が二人をどれだけ大事にしているのかが分かった場面でした。

助六の芝浜を聞いた菊比古は、
「人ってぇのは全て分かり合える訳がない。それでも人は共に暮らす。取るに足らねぇ詮無いことをただ分け合うのが好きな生き物なんだ。だから人は一人にならないんじゃないか」
と語っっています。

以前は「一人になりたい」「落語ができればいい」と言っていた菊比古ですが、助六の落語を聞いて「人がいないと落語はできない」という助六の考えを理解したようでした。

「一人になりたい」と言っていた菊比古が、四国へ来て助六や小夏と過ごしたことで「人といる喜び」を感じたわけです。
菊比古を見続けて来た視聴者としても嬉しい一面だった。

みよ吉が菊比古と助六を掻き回す

正直に言いますが、みよ吉さん苦手。
『お金も何にもいらないの。あんた達みたいに一生かけたい仕事なんていらない。女として心から好きな人をずーっと側で支えたいの。女にしか出来ないことよ』などの名言を残したみよ吉さん。この言葉や女性の幸せを求めて足掻く姿には共感しますが、あまりに自分勝手すぎませんか?

菊比古のことが好きなのは仕方ないけど助六が可哀想すぎる。
あまりに自分の感情に正直すぎる行動が理解できません。

「迎えにきたんだ。みんなで東京に帰ろう」と言う菊比古に「私は菊さんと二人がいい。あの人は菊さんじゃないもの」と返したのにはイラつきました。
助六はみよ吉と小夏を大切にしていたのに、みよ吉にとっての助六は菊比古への気持ちを紛らわすための存在でしかなかったんですね。
原作からこのシーンは助六が可愛そすぎて仕方なかった。

そんなみよ吉に助六は「落語は辞めて、真っ当に働く。お前と小夏は俺の宝だ。落語をやることでお前が不安なるって言うならあんな浮草稼業捨てたって構わねぇ。俺はお前らの方が大事だ」と涙ながらに言います。

こんな言葉を貰えるなんて、女としてとても幸せだと思う。

それでも菊比古を選ぼうとしていたみよ吉。
自分を幸せにしてくれるのは助六だけど、好きなのは菊比古‥。
葛藤するのはわかるけど、「あなたには小夏という娘もいるんだよ」と突っ込みたかった。

このように自分の欲望に忠実すぎるみよ吉。
個人的に共感できる部分もありますが、苦手も部分もある人物です。

助六の「芝浜」

助六が菊比古と開いた『落語会』でかけた『芝浜』。
原作でも1番好きなシーンである。

助六が涙ながらに落語をする姿が『芝浜』の内容とリンクしている部分があって、胸に響いた。
ここで感動できたのは山崎育三郎さんの演技力の賜物でもあるよね。
落語の専門知識などはないので落語がうまいのかはわかりませんがこの落語シーンには引き込まれた。

そして助六がみよ吉へ言った
「今日やった芝浜。あれはお前らがいなかったら出来なかった。もうあれで十分だ。ありがとう」
というセリフがとても印象的で感動しました。

噺家として十分だと思える落語が出来たのは、みよ吉と小夏のおかげだと言う助六。
『人生の経験から最高の落語をすることができた』それって落語家・噺家として最上級で幸せで美しいことなのではないかと思います。

そして助六とみよ吉の死

修羅場の結果、みよ吉は窓から落ちてしまい、みよ吉を助けようとした助六も一緒に転落死してしまいます。

もちろん助六とみよ吉と小夏が1番かわいそうだけども、「一人がいい」と言っていた菊比古が『人といたい』と感じた直後のことなのが残酷すぎました。

助六を連れ帰ってまた落語をしてもらおうと思っていたのに、菊比古が四国へ行くことで二人が亡くなってしまうなんて菊比古の気持ちを考えると正気でいられない。私なら絶対に病む。
しかも小夏に「あんたが来たから」とまで言われるし。小夏も幼いのに両親を亡くしてしまうという辛い思いをしているので、他人の気持ちを推し量れる年齢でもないし仕方ないけど‥。

人の死が悲しいことは当たり前ですが、このタイミングでの二人の死は悲しすぎるし、残された菊比古と小夏が可愛そすぎて胸が痛い。

 

【昭和元禄落語心中】7話あらすじ

助六(山崎育三郎)とみよ吉(大政絢)の事故死から長い歳月が経っていた。
60代に入った八雲(岡田将生)は老いてなおその芸は美しく、落語界で孤高の地位を保っていた。そして八雲の唯一の弟子・与太郎(竜星涼)は二ツ目になり独立。養女である小夏(成海璃子)も八雲の家を出てひとり暮らしをしていた。そして与太郎に真打昇進の話が持ち上がってきた頃、小夏が一同の前で衝撃的な報告をする…。(公式ホームページ引用)

7話からまた八雲、与太郎、小夏のターンに戻るようです。
そして小夏の衝撃的な報告が。予告映像でも出ていてた「妊娠」のことかと思われます。
原作ではこの妊娠が最後までストーリーを盛り上げてくれる鍵でした。
原作との相違点もちょくちょく出て来ているのでラストはどのように描かれるのか楽しみです。