
スポンサードサーチ 荒木飛呂彦による大人気マンガ『ジョジョの奇妙な冒険』Part4『ダイヤモンドは砕けない』の登場人物である漫画家・岸辺露伴を主人公にしたスピンオフ作品『岸辺露伴は動かない』を実写ドラマ化。 原作 – 荒木飛呂彦『岸辺露伴は動かない』、荒木飛呂彦(原作)・北國ばらっど(小説)『岸辺露伴は叫ばない 短編小説集』所収「くしゃがら」 岸辺露伴 – 高橋一生 片平真依 – 瀧内公美 スポンサードサーチ 担当編集の京香(飯豊まりえ)から付き合っている写真家の平井太郎(中村倫也)の記憶喪失を“催眠術”で探って欲しいと頼まれた露伴(高橋一生)。 (HP引用 https://www.nhk.jp/p/ts/YM69Q8456J/) 片平真依(瀧内公美)の娘・マオは生まれつきオッドアイでサカサマ言葉しか話さなかった。 頭を打った太郎に付き添い病院にやってきた一同。 しばらくして太郎の検査が終わった。 それでもマオが気になる露伴は、泉と共に真依の家を訪ねる。 マオはカラフルな人形を集めて自分で部屋を作っていた。 マオの父親は6年前に事故で死んでいる。 「信じてもらえないかもしれませんが、マオといると事故が多いんです」 真依はマオが災いの元なのではないかと言う。 原因は遺伝なのではないかと真依は思っている。 露伴はヘブンズ・ドアーでマオを読むことにした。 「何も異常はないね。だから治す必要もない」 逆さまに話すのも、隠れるのが好きなのも、マオの性格。個性だった。 「こんなの普通じゃない。このままだとマオはきっといじめられます」 そんな時、マオが消えた。 「マオちゃんをこうさせているのはあなただ。 真依の旦那でマオの父親は6年前の交通事故で死亡している。 病院へ行くと太郎はすでに帰っていた。 しかしすぐにマオが車に轢かれそうになるトラブルが発生! 人助けをしたついでに、露伴はヘブンズ・ドアーを使って4人を読んでみることにした。 露伴は太郎、真依、マオ3人の本を開いてみる。 帰り道。 後日。 マオの周りで事故が続いてたいのは偶然。 D.N.Aは未だに解明されていない部分が多い。 「つまり、マオちゃんが亡くなったお父さんの魂にお母さんを引き合わせたってことか。ロマンチック」 太郎は自分の居場所を見つけて、また写真を撮り始めた。 【世の中、奇妙なことは絶対ある。特に岸辺露伴の周りには】 スポンサードサーチ 3冊の本が手を繋いでるように見える演出に感動😭 ヘブンズ・ドアーがいきなり人間を本に変える能力になっててビックリおったまげてたんだけど、後々の演出のためだったってことなら納得。 この「D・N・A」っていうエピソードは、原作では少し分かり難い話だった。 実写ならではの良さと原作へのリスペクトも忘れずに、もともとおもしろい原作に解釈を付け加えてきちんと肉付けする。 だけど泉編集サイドから見ると、ちょっぴり切なかったな〜。 ついでに言っとくと、中村倫也はまたふんわり彼氏の役かよ。 とりあえず、「岸辺露伴は動かない」の既刊エピソードは全部実写化して欲しいな〜。 最後に。 私がこのドラマを楽しめたのは、無理に原作に寄せずに独特の雰囲気で勝負したからだと思っていて、忘れてる時に原作の露伴を思い出されたら「いやいや、これは私の露伴先生ではない」という複雑な気持ちになる🙄 原作へのリスペクトは素晴らしいんですけどね。『岸辺露伴は動かない』基本情報
2020年12月28日から30日にかけて3夜連続放送される。主演は高橋一生。
『岸辺露伴は動かない』から「富豪村」と「D・N・A」を、短編小説集から北國ばらっどによる「くしゃがら」を原作とする。『岸辺露伴は動かない』スタッフ・キャスト
脚本 – 小林靖子
音楽 – 菊地成孔
演出 – 渡辺一貴
撮影 – 山本周平
照明 – 鳥内宏二
録音 – 高木創
美術 – 磯貝さやか
編集 – 鈴木翔
泉京香 – 飯豊まりえ
平井太郎 – 中村倫也第3話キャスト
片平央 – 奥野瑛太
看護師 – 川上友里
片平真央 – 北平妃璃愛
アナウンス – 櫻井孝宏『岸辺露伴は動かない』3話「D・N・A」あらすじ
写真家だった太郎は6年前に交通事故にあい、一命は取り留めたが、社会復帰できずにいた。
京香に太郎を紹介され話しているところに娘を抱えた片平真依(瀧内公美)が通りかかる。
すれ違い様、娘の手が太郎の袖をつかみ転倒させてしまう。
露伴はその瞬間、娘に異変を感じていた。ここからネタバレあらすじ
そんなマオは、たまたますれ違った平井太郎(中村倫也)の袖を掴み、転倒させてしまう。
泉京香(飯豊まりえ)は真依に露伴(高橋一生)をカウンセラーで催眠療法の先生だと紹介する。
過去に大きな手術をしているため、念のために精密検査をすることになったと言う。
気にすることはないと太郎に言われ、真依とマオは帰ることになった。
いきなりやってきた露伴に戸惑う真依だったが、睡眠療法師だという露伴にマオのことを相談する。
散歩以外はずっと部屋に籠っているらしい。
マオは小さい頃からいつも何かに潜り込んでいる子どもだった。
そして生まれつきオッドアイでサカサマ言葉しか話さない。
その頃にはマオは真依のお腹の中にいた。
普通に生活していて事故に遭うことなんてそうそうない。
だけど、マオといるとしょっちゅう事故に巻き込まれる。
旦那が事故に遭った時もマオがお腹の中にいた。
真依の両親も事故で亡くなっている。
運命も親から子に遺伝するのではないか。
しかしマオに異変はなかった。
「そうかもしれないな。それが現実というものだ」
透明になってしまったようだ。
マオちゃんを常に包んでいたのはオモチャやショールじゃない。
マオちゃんを隠したいという母親の無意識だ。
あなたがマオちゃんの心を包み込んでいるんだ」
太郎も6年前に事故に遭い、臓器提供を受けていた。
太郎が臓器提供を受けたのはマオの父親で、マオは太郎に会いに行ったのではないか?
マオと太郎を探し回る3人。
しばらくして公園で太郎とマオが遊んでいるのを発見する。
安堵する一同。
助けようと走る太郎!
だけど露伴の方が一足早かった!
太郎の事故のページを読んだ。
その直後、ページは真っ黒。
太郎は1度心臓が止まって死んでいる。
3人とものページが飛び出す絵本のような立体化アートとなり、ぴったり繋がった・・・。
太郎と一緒になった真依とマオ。
真依は太郎の一挙一動に死んだ旦那を重ねてしまう。
口癖や細かい癖までそっくりだった。
本当の家族のように手を繋いで帰る3人。
露伴の自宅を訪ねた泉は、マオたちについて話す。
だけど父親の臓器移植の相手が太郎だと気がついていたのは【遺伝】。
臓器移植によって入り込んだ遺伝子が何を記憶していて何を持ち込むか。
もし魂というものが記憶されていたとしたら。
マオは無意識にそれを無意識に感じ取っていたのではないか。
泉は失恋。
だけど、太郎の写真はほのぼのしたものに変わってしまった。
もう泉の好きな写真じゃないという。『岸辺露伴は動かない』3話「D・N・A」感想・レビュー
最終話も独特な世界観に浸らせてもらいました。
蜜を避けるためか。子役もしくは女優&俳優への配慮なのか。それとも最初からこの演出を思いついてたのか。
どちらにしてもとても良かった(´・ω・`)
これをどう実写化するのか、どう中村倫也と絡めてくるのか、どこで着地するのか気になっていたんだけど【魂の記憶】っていうジョジョらしい終着地に持ってきたのには圧巻だった。
もちろんジョジョ未読の人でもしっくりくるラストだし、この終わり方は天才すぎでは?
さすが小林靖子さん!
最近の漫画原作の実写化への悪いイメージを覆すNHKの底力を見た。
菊地成孔さんの音楽も素晴らしかった。
昔の太郎くんはもういないってことだよね。
本にされた時、1人だけペラッペラな薄い本だったけど、私は泉クンの明るい性格好きだったよw
記憶を取り戻したらもうちょっと変わるかと思っていたw
前回、倫也はジョジョの世界観が合うと言ったけど、こういう意味ではなかった。
わたしふんわりした倫也よりめんどくさい倫也の方が好きなんですよね。
お盆とかお正月にスペドラお願いします☺️
準備体操やサイコロを振るなど露伴の小ネタが散りばめられていて、散々ジョジョを匂わせられたので言っておきますけど、個人的にはあんまり原作を思い出す描写は欲しくなかったかも。
まあ、ほとんどの原作ファンは小ネタに胸アツだったと思うんで、私のようなめんどくさいオタクは見るなってことかもしれません。
続編あったらもちろん見るけどね\(^o^)/
ドラマ『岸辺露伴は動かない』3話「D.N.A」を見たのでネタバレと感想を書きます。
ネタバレだけ感想だけを読みたい人はそれぞれ目次から飛んでね!