試写会に行ってきたので感想と考察を書こうと思います。
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映画『アリー/スター誕生』とは
ブラッドリー・クーパー監督による2018年のミュージカル・恋愛・ドラマ映画。
1937年の同名映画の4度目のリメイク。上映時間は135分。
2018年10月5日にアメリカで公開され、日本では2018年12月21日に公開。
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映画『アリー/スター誕生』あらすじ
ジャクソン・メインはカントリー歌手として名を馳せていたが、ドラッグと酒に溺れる生活を送っていた。そんなジャクソンを公私共に支えていたのが、兄のボビーであった。
カリフォルニア州でのコンサートの後、ジャクソンはドラッグ・バーに立ち寄った。しばらくしてパフォーマンスが始まったが、ジャクソンはその歌に大きく心を揺さぶられることになった。歌っていたのはバーのウェイトレス、アリーであった。彼女の才能に感服したジャクソンは、アリーを次のコンサートで起用することにした。その話を持ちかけられたアリーは断ろうとしたが、ジャクソンの熱意に根負けして出演することになった。
コンサート当日、ジャクソンとアリーのデュエットは観客から喝采を浴びた。その反応を見たジャクソンはアリーを自身のツアーに同伴させることにした。そうしているうちに、2人の間には恋愛感情が芽生えることとなった。2人は一線を越えようとしたが、ジャクソンが行為の前に泥酔してしまった。その後、2人はジャクソンが生まれ育った牧場を訪れたが、その土地はすでにボビーの手によって売却されていた。背信行為に怒り狂ったジャクソンは直ちにボビーを解雇した。
やがて、アリーはメジャーデビューの機会を掴み、カントリー歌手からポップ歌手へと転身して瞬く間にスターへの階段を駆け上がっていった。ジャクソンはアリーの転身を快く思っておらず、ストレスからますます酒浸りになっていった。アリーのマネジャー、レズはジャクソンの存在がアリーのキャリアの邪魔になっていると考え、その事実をジャクソンに突き付けたが、それが悲劇的な結末をもたらすことになった。(ウィキペディア引用)
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スタッフ・キャスト
監督- ブラッドリー・クーパー
脚本- エリック・ロス、ブラッドリー・クーパー、ウィル・フェッターズ
原作- ウィリアム・A・ウェルマン『スタア誕生』
ジャクソン・メイン – ブラッドリー・クーパー
アリー – レディー・ガガ
ボビー – サム・エリオット
ロレンツォ – アンドリュー・ダイス・クレイ
ヌードルズ – デイヴ・シャペル
レベッカ・フィールド
ウォルフ – マイケル・ハーネイ
レズ – ラフィ・ガヴロン
ジャクソンのバンド – ルーカス・ネルソン&プロミス・オブ・ザ・リアル
シャンジェラ・ラキファ・ワドリー
エメラルド – ウィリアム・ベリ
ラモン – アンソニー・ラモス
本人役 – ホールジー
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映画『アリー/スター誕生』キャストについて
ジャクソン・メイン – ブラッドリー・クーパー

ブラッドリー・クーパーは俳優とは知っていたけど監督としては知らない・・と思ったら初監督作品でした。(ご察しの通り洋画はそこまで詳しくないです)
監督と脚本と主演を兼任ということで本作は忙しかったことでしょう。
ライブの演出とか素直にすごいと思ったし、これぞ映画監督としての「スター誕生」なんじゃないかな?
あと歌も上手で「なんでもできる人なんだなー」と感動しました。
俳優で監督もできて脚本も書いて歌も上手いイケメンってすごすぎる。
アリー – レディー・ガガ

ガガ様の曲はとても好きでよく聞いてるのですが、正直素顔を観たのは初めてに近い。
「こんな顔してたんだ!」と思ったのと同時に「めっちゃ美人じゃない?」と思いました。
そんな素顔でも美人のガガ様が演じていながら「歌はいいけど見た目の(鼻がデカすぎる)せいでデビューできない」ってどういうこと?
まあ映画あるあるの1つでそこには触れないようにしておきます。
そして相変わらずの歌唱力に聞き入りました。
ガガ様の歌を聞きくためだけでも映画館に行く価値のある作品です。
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映画『アリー/スター誕生』感想・考察
1937年の同名映画の4度目のリメイクということですが、過去3つの作品は1つも観たことないまま観ました。
面白かったし感動しましたが、ゴールデングローブ賞5部門・グラミー賞4部門にノミネートされていると聞いてかなり期待して観に行ったので「こんなもんか」と思っちゃいました。
こういうブログ書いておいてなんですがまだ映画を観に行ってない方は前評判など一切見ずに観に行く事をオススメします。なので映画を見終えた人のみこのブログ読みに来てください。
CMでリリコが「この映画のラストは一生忘れない」と言っていたのには同感。
サプライズや衝撃的なシーンというわけではないけど、あのラストシーンは心に残りました。
※以下、ネタバレを含む感想になりますので映画本編未視聴の方はご注意ください。
王道的なラブストーリー
『歌って、恋して、傷ついてーー私は生まれ変わる』
このキャッチフレーズがピッタリな映画でした。
レディーガガ演じるアリーがブラッドリー・クーパー演じるジャクソン・メインと出会い『歌って、恋して、傷ついて、生まれ変わる』ストーリーです。
歌さえなければただのボーイ・ミーツ・ガールなストーリーと言ってもいいし目新しい斬新な物語でもないですが私はかなり好きでした。
でもこれだけは言っておきます。
少女漫画とか好きな女子は絶対好きな話!!!
歌手を目指すも見た目のせいで芽が出ないまま、くすぶっていたアリーはカントリー歌手として名を馳せるジャクソン・メインと出会い才能を認められコンサートに起用される。
2人には恋愛感情が生まれ男女の仲に。

ジャクソンのツアーで歌ううちにアリーはスカウトされ、メジャーデビューの機会を掴み、カントリー歌手からポップ歌手へと転身して瞬く間にスターへの階段を駆け上がっていきます。
しかしジャクソンはアリーの転身を快く思っておらず確執が生まれます。酔っ払ったジャクソンはアリーにきつく当たることも。

アリーがポップ歌手へと転身したことが気に入らないというジャクソンの思いはアル中でなくても生じただろうけどアルコールの力で揉め事を大きくしたのは間違いないですね。酔いが覚めたジャクソンは冷静でアリーに優しかった訳だし。
ここからジャクソンはさらに転落していき、悲劇的な結末をもたらすことに・・・。

アル中と同時に精神的にもだいぶ弱ってたんでしょうね。
アリーの悲しみを思うと涙が溢れそうでした・・ギリギリ泣きませんでしたけど。
まさに『歌って、恋して、傷ついて、生まれ変わった』アリーの物語。
ブラッドリー・クーパーの初監督作品
ジャクソンとアリーの運命的な出会い、アリーがスターへと駆け上がる、ジャクソンとアリーの確執が生まれて歯車が狂い出し、そしてジャクソンとアリーの別れ。
とよくあるようなストーリーです。
この、特に目新しいことのない、なんとなく見たことがあるようなストーリーがこんなにもロマンティックに見えたのはブラッドリー・クーパーという新しい監督のおかげでもあると思います。
ストーリーは新しくないけど監督は新しいって大事だと思う。
ライブの演出がとにかく素晴らしくて、映画館で見てよかったと心底思えました。
まとめ
結論から言うと脚本はありきたりだけど(私は好き)ライブ演出が素晴らしい作品。
作中に出てくる曲もいい歌ばかりだし、ガガ様とブラッドリー・クーパーの歌唱力もすごい!
音楽系の映画が好きな人は見にいくべき作品だと思います。
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