映画『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』ネタバレあらすじ・感想・レビュー。三浦春馬のゲスっぷりがすごかったw

 

2018年4月期の月9ドラマ『コンフィデンスマンJP』
当時のワタシはドラマの前情報は一切調べず視聴するスタイルを貫いていて、第1話を見たときはそのぶっ飛んだ設定と二転三転するコンゲームの面白さに度肝を抜かされた。
毎週楽しみに視聴していたし、最終回を迎えたときはロスに陥ったことを覚えている。

で、そんな「コンフィデンスマン」の劇場版『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』がやっと公開されました!!!!
この1年間。リアルで辛いことやしんどいことたくさんあったけど・・・生きててよかった(´・ω・`)
そう思わせてくれる面白さでした!

ゲストも竹内結子・三浦春馬と豪華だし、連続ドラマ版で登場した顔ぶれも勢ぞろい!
ドラマファンとしてはテンション上がりまくりの2時間でした!

それでは映画『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』のネタバレ含む感想・レビューを書いていきます!

※核心につくネタバレ表現がありますので映画本編未鑑賞の方は十分に注意してください。ネタバレなしはここまで。

土曜プレミアム『コンフィデンスマンJP-運勢編-』の感想はこちら→土曜プレミアム『コンフィデンスマンJP-運勢編-』ネタバレあらすじ・感想・考察。映画のついでに作った割には面白かった!

 

 

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映画『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』基本情報

2018年4月9日から6月11日まで、フジテレビ系「月9」枠にて放送されたテレビドラマ『コンフィデンスマンJP』を映画化。
フジテレビジョン開局60周年記念作品にあたる。
監督は田中亮、脚本は古沢良太。舞台は香港。

トライアル期間中は無料で見れます!

スタッフ・キャスト

監督 – 田中亮
脚本 – 古沢良太
音楽 – fox capture plan
主題歌 – Official髭男dism「Pretender」

ダー子 – 長澤まさみ
ボクちゃん – 東出昌大
五十嵐 – 小手伸也
リチャード – 小日向文世
モナコ – 織田梨沙
ちょび髭 – 瀧川英次
バトラー – Michael Keida
鈴木さん – 前田敦子
矢島理花 – 佐津川愛美
与論祐弥(キンタ) – 岡田義徳
与論弥栄(ギンコ) – 桜井ユキ
生瀬勝久
山口紗弥加
桂公彦 – 小池徹平
鉢巻秀男 – 佐藤隆太
桜田しず子 – 吉瀬美智子
城ヶ崎善三 – 石黒賢
ラン・リウ – 竹内結子
ジェシー – 三浦春馬
赤星栄介 – 江口洋介

映画での登場人物

映画『-ロマンス編-』にて登場した人物を個人的な意見を踏まえて紹介します!
ここではネタバレ含まず書いてますので未鑑賞の方も安心して読んでください(笑)

モナコ – 織田梨沙

ダー子に弟子入りしてきた元ペット詐欺師。
いつかダー子のようなコンフィデンスウーマンになりたいと思っている。

成瀬
一生懸命でとにかくかわいい。最後までかわいかった。
登場シーンのギャル姿とダー子に弟子入りしてからの、見た目の違いも可愛かったです
演じた織田梨沙ちゃんは『秘密 THE TOP SECRET』『生きてるだけで、愛。』でも注目していた女優さん。
見る度違った演技なので今後にも更に期待です\(^o^)/

ラン・リウ – 竹内結子

香港マフィアの女帝。通称・氷姫。今回のサカナちゃんである。

成瀬
美しすぎた。香港の女帝としての貫禄も十分。
ラン・リウを演じられるのは竹内結子だけだわ🤔

ジェシー – 三浦春馬

天才恋愛詐欺師でダー子の元カレ。
伝説のパープルダイヤを狙ってラン・リウを落とそうと狙っている。

成瀬
私も三浦春馬の外見の恋愛詐欺師って・・・引っかからん女おる?🙄

 

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『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』あらすじ

華麗に大胆に人を騙し続ける百戦錬磨のコンフィデンスマン(=信用詐欺師)、ダー子、ボクちゃん、リチャード、そして五十嵐。
次なるオサカナ(=ターゲット)は、香港マフィアの女帝で、その冷酷さから<氷姫>という異名を持つラン・リウ。
彼女が持つと言われている伝説のパープルダイヤを狙って、3人は香港へ。

ランに取り入ろうと様々な策を講じるが、なかなかエサに食いつかず苦戦する。
そんな中、天才詐欺師ジェシーが現れ、同じくランを狙っていることがわかる。
そして、以前ダー子たちに騙され恨みを持つ日本のヤクザ・赤星の影もちらつき始め、事態は予測不可能な展開に。
騙し騙されの三つ巴の戦いを制するのは誰なのか!?

(公式ホームページから引用 https://www.toho.co.jp/movie/lineup/confidenceman_movie.html)

ここからネタバレありあらすじ

ラン(竹内結子)はダー子達が撒いた餌に一向に食いつこうとしなかった。
同じく天才恋愛詐欺師のジェシー(三浦春馬)もランをもう一歩のところで落とせないでいた。

 

そんな中、ジェシーがダー子に「昔のようにもう一度組まないか?」と言ってきた。
ダー子はジェシーを心のどこかで思い続けていたため悩む。。。

 

ジェシーの情報からランにも忘れられない人物がいることが分かった。
ランは12歳の時に一目惚れした初恋の相手を一途に思い続けていたのだ。
その相手とはなんとランと政略結婚後に離婚した元夫だった。
元夫はランとの離婚後彼は現在は貧乏生活を送っている。
ダー子達はランと元夫の仲を修復させるためにお互いになりすまし手紙を書き、2人を海外へ高飛びさせようとする。
しかし、元夫はランの手紙を無視。
ランとの約束よりも若い金髪美女を選ぶ。
そんな元夫の姿を目の当たりにしたランは傷つき1人途方に暮れる。

 

そこへ現れたのがジェシーだった。ジェシーは傷ついたランへ寄り添う。
ランは自分を好きでいてくれるのは元夫ではなくジェシーだと気づきジェシーへ駆け寄るが・・・。
ランの目の前に銃を持ったダー子が現れる。
ダー子は「ジェシーは私のものよ」とランに拳銃を向けた。
銃声が響いた次の瞬間、ランの目の前にジェシーが飛び込んできた。
銃弾があったジェシーは血を流して倒れてしまう。
ジェシーは命がけでランを守ったのだ。

 

ダー子は逃亡し、ジェシーは病院へと運ばれる。
幸い傷は浅く命に別状はなかった。
失恋して傷ついている自分に寄り添ってくれただけではなく、身を呈してかばってくれたジェシーをより一層信頼したラン。
病室でジェシーと人生を共にすることを決意する。

 

ランはジェシーの看病のためにそのまま病室に泊まるが、目を覚ましたら病院はもぬけの殻だった。
そしていつも大切に首からさげている伝説のパープルダイヤもなくなっていた。
自分が騙されていたことに気がついたランは、怒り狂う。

 

一方、騙されたのはランだけではなかった。

 

ボクちゃん、リチャード、モナコ、五十嵐をはじめとするダー子の仲間達も今回の計画を知らされていなかった。
ダー子がジェシーを撃つことは聞いておらず、昨晩からダー子の行方は分からない。
ボクちゃん達は自分達が裏切られ、ダー子はかつての恋人・ジェシーと組んだのだと悟る。

 

ダー子の行方が分からないボクちゃんたち。
部屋には空港のチラシが落ちていた。恐らくダー子はその空港にいるのだろう。
モナコから「ダー子さんを止められるのはボクちゃんさんだけです」と後押しされたボクちゃんはダー子を止めることを決意。

 

空港に駆けつけたボクちゃん、リチャード、モナコと子猫ちゃんたち。
ジェシーと行こうとするダー子にボクちゃんは「好きなんだよ、お前が」と愛の告白をして引き止める。
しかしダー子の決意は固かった。
ボクちゃんの愛の告白に応じることなく、ダー子はジェシーとともにヘリに乗り込もうとするが・・・・

 

ヘリの中にはダー子たちの天敵・赤星(江口洋介)の姿があった!!!!!

 

ジェシーは赤星とグルだった。
ダー子達に恨みがある赤星は、ジェシーを雇ってダー子、ボクちゃん、リチャードを自分の前に差し出せと命じていたのだ。
そしてジェシーは自分の手駒であるモナコをダー子のもとへ潜り込ませ、ダー子達がラン・リウをターゲットにしたことを知り先手を打っていたのだ。

 

最愛のジェシーに騙されていたと知ったダー子はショックを受ける。しかししんみりする暇もなく赤星に拳銃を向けられる。
ボクちゃんやリチャードや子猫ちゃんも捕らえられ、絶体絶命のピンチに陥る。

 

そこへ香港警察を引き連れたラン・リウがやってきた。
騙されたことを知りたいへんお怒りの様子のランは銃口をダー子に向け「私を騙すとはいい度胸だ」と憤慨。
更に「日本のマフィアは引っ込め」と赤星にまで銃口を向ける。

 

黙って引けない赤星も応戦する形でラン・リウに銃口を向けた。
赤星、ラン・リウ双方に銃口を向けられているダー子も、応戦。三つ巴の形になる。

 

様子を見たジェシーはいくら日本のヤクザでも香港では敵わないと考え、赤星に「ほっといてもランがダー子達を殺すのでここは逃げよう」と提案。赤星とジェシーは、ヘリに乗り込みその場を後にするーーー。

 

日本に帰国した赤星とジェシーは、ランから奪った伝説のパープルダイヤ(推定100億円)が贋作だと知る。
2人は慌てて香港へ飛ぶが、ランの豪邸はもの抜けの殻。
ジェシーが聞き込みを行なった街の住人達の姿はなかった。
そう・・・・騙されていたのは赤星とジェシーの方だったのだ。

 

ーーーー話は遡り5ヶ月前。
ダー子が子猫ちゃんとして雇っていた鈴木さん(前田敦子)が、結婚詐欺にあい三千万円を騙し取られた。
その結婚詐欺を働いた相手がジェシーである。
傷つき意気消沈している鈴木さんを見かねたダー子はお金を取り戻してジェシーに仕返しすると鈴木さんと約束する。
早速、ボクちゃんとリチャードと共に作戦を練り始める。

 

ちょうど同じ頃、ボクちゃんは遺産相続詐欺(ドラマ第7話・家族編)で家族を演じたキンタとギンコから「赤星がダー子達を狙っている」との情報を得ていた。
結婚詐欺師のジェシーには騙し取るほどの大金はない。
ダー子はキンタギンコの情報から、ジェシーと赤星をセットにして大金を引っ張ることを思いつく。
そんな感じで赤星もまとめてサカナにすることが決定した。

 

まずは赤星の事務所に矢島理花(佐津川愛美)を潜り込ませ「ジェシーという詐欺師がよくダー子の話をしていた」と赤星に吹き込ませた。
赤星はまんまと引っかかり、ジェシーを雇った。

 

リチャードの調査でジェシーがモナコと関係があることは調査済み。
ダー子達は分かっていながらモナコを引き入れ、こちらの情報をわざとジェシーに流していたのだ。
もちろん「ダー子がジェシーを今でも思っている」というもの嘘。
ラン・リウも偽物で、演じたのはダー子が尊敬する詐欺師仲間だった。
ちなみにダー子が実際にスターと呼んでいたのは彼女のことである。

 

こうして、ジェシーと赤星はまんまとダー子に騙された。
ジェシーは赤星にシメられ、鈴木さんを傷つけた報いを受けた。
赤星はランの元夫(実際にはリチャードの変装)に支払った30億円を騙し取られた。
前回と合わせて50億騙し取られている。

成瀬
こんな感じでした!

最終的にダー子がどんでん返ししてくれる!って分かっていてもおもしろかった。

小栗旬も一瞬出てて超豪華🤗

 

 

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映画『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』感想・レビュー

「コンフィデンスマンJP」は“コンゲーム”という信用詐欺、取り込み詐欺師、さらにはだましだまされ二転三転するストーリーをさすジャンルのドラマです。
代表的な“コンゲーム映画”に、『スティング』、『ミッション:インポッシブル』シリーズ、『オーシャンズ11』シリーズなどがあります。

そんなコンゲーム作品である「コンフィデンスマンJP」が映画化するって訳だから、みなさん期待値最大で映画館へ向かったんじゃないでしょうか。

「今から二転三転する話をするから楽しみにしとけよ」と言わんばかりのこの状況でここまでおもしろいストーリーを考えつく脚本の古沢良太さん。マジで天才だな、と思った(΄◉◞౪◟◉`)

目に見えるものが真実とは限らない

大どんでん返しがあるという期待を持って観てもスカッとする内容だった。
最後は絶対にダー子に出し抜かれるって分かってたんだけど・・・・まんまと騙された(´・ω・`)

いや・・・古沢良太さん、本当にすごいわ。

これは観客にターゲットはラン(竹内結子)だと思わせることで成立したエンターテイメント!!!
最初から赤星とジェシーがターゲットだと分かっていたらここまでおもしろくはなかったはず🤔

まさかサカナちゃん(ターゲット)がこねこちゃん(エキストラ)だなんて思わないじゃん。
竹内結子をゲストで呼ばれたら竹内結子がラスボスだと思うじゃん?

それがまさかのターゲットは赤星(江口洋介)とジェシー(三浦春馬)で竹内結子はもともと仲間だったって・・・よく考えついたね😩

この手法はモナコ(織田梨沙)のおかげで成立できたトリック。
ジェシーの敵であるモナコがいなければ、細かい部分で観客を騙すことができないからね🤔
逆を言えばモナコのせいで莫大な金をかけて演出しなければならなかったということにもなるw

ランに取り入るために占い師に扮して色々頑張ってたけどアレも全部茶番だったってことでしょ?
モナコに違和感を与えないためだけの占いの偽装工作は考えてみればバカバカしいw

しかし思えば最初からランがサカナちゃんになったのは不自然だった。
鉢巻秀男(佐藤隆太)が被害にあっていたので油断していたけど、ランは今までのサカナちゃんと比べて悪徳な商法などおこなっている風ではなかったもんね(´・ω・`)
ランがダー子達に一泡吹かされたところで別にスッキリしないしw

フツーに考えてランよりジェシーの方がサカナちゃんっぽい性格してるわ(΄◉◞౪◟◉`)
鈴木さんが被害にあったって聞く前からどうしようもない男感が溢れてたもん🙄

成瀬
金だけでなく心まで奪う恋愛詐欺師が1番たち悪い😡
彼氏だと思ってた三浦春馬に金奪われて姿くらまされるの想像しただけで病む😡

モナコが可愛すぎる件

いきなり出てきて「誰こいつ」って感じだった新キャラのモナコ。

しかし最後の決断には感動した😢

ジェシーの駒として潜入していたにも関わらず、ダー子達を裏切れず号泣するモナコ・・・。
そして最後にはダー子たちを見捨てることができずにランに殺される運命を選んだモナコ・・・。

結果的にはランは偽物で騙されていたのはジェシーたちだったのでダー子側について大正解だったのですが、この決断はなかなかできない(´・ω・`)
ワタシだったらたとえ罪悪感があってもマフィアに殺されるなんて絶対にムリ!!!
申し訳ないけど急いでヘリに乗らせていただく!!!

それでもダー子側についたモナコ・・・本当に偉いよ!!!!!
そんでダー子じゃないけど「かわいい」って思った😌💕

 

 

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まとめ

満足度 100点中80点

ドラマファンから見れば大満足でした!!!!
脚本はドラマ全話の中でも1番の出来だったし、舞台は香港でゲストに竹内結子、三浦春馬、江口洋介と超豪華!
映画の特別感も出ていて最高でした😌

とはいえ、ドラマの延長線で商業映画なのは間違い無いのでコアな映画ファンは満足できないでしょう・・・。
でもまあそういう人はこの映画をわざわざ選んで観ないと思いますがw

あと欲を言えば、ボクちゃんにはダー子に振り回される存在であって欲しかったな〜😩
今回の映画では騙す側に回っていて良心の呵責もあまり見られなかった。
キャラの濃さで三浦春馬に喰われてしまったね(´・ω・`)
気になったのはそれくらいであとは大満足です。
長澤まさみのぶっ飛び演技と変顔っぷりもすごかった!