映画『セトウツミ』ネタバレあり感想・考察。男子高校生が河原でグダるだけの映画!独特な世界観にハマった!

 

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映画『セトウツミ』とは?

男子高校生2人が放課後に喋るだけの傑作漫画『セトウツミ』をまさかの実写映画化。
監督は『さよなら渓谷』『まほろ駅前狂騒曲』『日日是好日』などの大森立嗣。
2016年7月2日に公開された。上映時間は75分。

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スタッフ・キャスト

監督 – 大森立嗣
脚色 – 宮崎大、大森立嗣
原作 – 此元和津也『セトウツミ』

内海想 – 池松壮亮
瀬戸小吉 – 菅田将暉
樫村一期 – 中条あやみ
おじさん – 鈴木卓爾
鳴山 – 成田瑛基
堤 – 岡山天音
奥村勲
笠久美
牧口元美
バルーンさん – 宇野祥平

 

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映画『セトウツミ』概要

池松壮亮と菅田将暉のダブル主演!「会話」の面白さだけで魅了する、まったく新しい青春映画。関西の、とある河原。男子高校生2人が放課後に喋るだけ。ウィットに富んだ台詞、絶妙な ユーモアと“間”のセンス。シニカルな「会話」の面白さだけで読者を魅了する傑作漫画「セトウツミ」がまさかの実写映画化!(引用元

 

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映画『セトウツミ』あらすじ

性格は正反対だがどこかウマの合う高校2年生の内海想(池松壮亮)と瀬戸小吉(菅田将暉)は、放課後にいつも河原で話をしながら暇つぶしをしている。くだらない言葉遊びや、思いを寄せる女子へのメールの内容、時にはシリアスなことも語り合う。そんな二人を見守る同級生の樫村一期(中条あやみ)に瀬戸は憧れているが、樫村は内海に好意を抱いており……。
(引用元 https://movies.yahoo.co.jp/movie/セトウツミ/355581/story/)

 

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映画『セトウツミ』キャストについて

原作は読んでないのでイメージどうこうは言いませんがキャスティングについて語っておきます。

内海想 – 池松壮亮

演技派のイメージの池松壮亮くん。
瀬戸曰く、内海はイケメンだけど根暗。
「こんな奴クラスにいたわ」という感じの演技で何度も笑ってしまいました。

瀬戸小吉 – 菅田将暉

最近、菅田将暉くんの映画よく観てるけどほんと演技うまいなーといつも思います・・・。
元サッカー部でめちゃくちゃサッカーが上手くてバレンタインのチョコレートもたくさんもらえちゃう瀬戸。ハマってたと思う。

樫村一期 – 中条あやみ

中条あやみちゃん圧倒的な美少女ですよね。
本作ではお寺の娘の樫村一期役でした。瀬戸に好意を寄せられ、内海に好意を寄せているという三角関係の真ん中の役割。
それにしても瀬戸くんに思いを寄せられるとか羨ましすぎる。けどこんだけ可愛かったら仕方ないですね。

 

映画『セトウツミ』感想・考察

とくにびっくりすることは起きないし起承転結もありませんが、面白かったです。
スローテンポで序盤は「これを75分やるんか・・」と思いましたがあっという間の75分でした。

※視聴後の感想なのでネタバレを含みます。ご注意ください。

正反対の性格の瀬戸と内海のやり取り

内海想
瀬戸の同級生。塾に行くまでの時間をつぶすために、放課後に川辺に赴く。眼鏡をかけたクールな風貌だが、瀬戸をイジるためには全力を尽くす。毎日1000円ずつを渡され三食賄うように言われている、家族の話をするのを極度に嫌がる、など家庭に複雑な事情を抱えている様子。(ウィキペディア引用)

瀬戸小吉
高校2年生の男子。ギザギザの髪型が特徴。先輩を無視してフリーキックを蹴ったのがきっかけでサッカー部を辞めさせられ、暇つぶしのために放課後は川辺にいる。樫村さんに片思いしている。猫が好きで蜘蛛が嫌い。実家はセトサイクルという自転車屋。天然な性格で、基本的にはボケ役。(ウィキペディア引用)

この、正反対の2人が放課後河原でグダグダやってるだけの映画なのですが
やり取りが絶妙なギャグで最高でした。

クスリと笑ってしまうようなやり取りが多いし、ギャグの嵐というよりかはどちらかと言うとじわじわくるシュール系。

とくに笑ったシーン

  • 「節がある選手権」
  • 内海が演じた樫村さん
  • 瀬戸の誕生日を祝う内海

などなど。
とくに樫村さんをメロメロにしたい瀬戸のために、内海が樫村さん役を「こないだのおっさん先払いで金出すって言ってたのにごね出すってほんま最悪」ってwww
内海の樫村さんに対するイメージってどうなってるの。

内海が意外と女心を心得ている件

瀬戸が思いを寄せている樫村さんへのアプローチについて、瀬戸は内海に相談しますが
内海が言っていることだいたいあってる・・・・!!!!

内海「自己肯定感を高めてあげることかな。女はすぐ痩せたいとか鼻整形したいとか言うやろ。お前はすでに完璧な状態であるしありのままで素晴らしいってのを伝え続けること」
瀬戸「レディーガガみたいなこと言うやんけ」

自己肯定感を認めるとは、なかなか納得。

内海「執着を捨てること。樫村さんやないとあかんって言うのは失敗するパターン。嫌われてもいい樫村さんじゃなくてもいいっていうのが結局上手くいく」

これは本当にそれ!!!!!
恋愛は悲しいことに結局「執着を捨てること」が相手を振り向かせる方法だったりする

なんでそんな女心分かるの。
だからこそ樫村さんに好意を寄せられているんでしょうけどね。

わたしが樫村さんでも絶対内海好きになると思う。

 

まとめ

会話がメインの映画ってどんな風になるんだろうと興味本位で見ましたが面白かったです。

このギャグセンスと世界観にピッタリハマれば最高になると思います。
残念ながらハマらなかったらただただ退屈な映画になりそうです・・。

わたしはドンピシャだったので、何度も笑ったし、2人の間に流れる独特の空気感に癒されました。