東野圭吾さん原作の映画『パラレルワールド・ラブストーリー』見てきました\(^o^)/
予告を見て面白そうだと思っていた本作‥‥!
ファンタジー恋愛映画と思って楽しみにしてましたが、思ったよりドロドロな映画でしたw
それでは『パラレルワールド・ラブストーリー』のネタバレあらすじと感想・考察を書いていきます。
個人の解釈や意見を含むのでご注意ください。
(ネタバレだけ、感想だけ読みたい人は目次で飛んでください。)
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映画『パラレルワールド・ラブストーリー』基本情報
東野圭吾の同名小説をKis-My-Ft2・玉森裕太主演で映画化。
監督は『宇宙兄弟』『聖の青春』などの森義隆。
2019年5月31日に全国公開された。
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スタッフ・キャスト
原作 – 東野圭吾「パラレルワールド・ラブストーリー」
監督 – 森義隆
脚本 – 一雫ライオン
音楽 – 安川午朗
主題歌 – 宇多田ヒカル「嫉妬されるべき人生」
敦賀崇史 – 玉森裕太
三輪智彦 – 染谷将太
津野麻由子 – 吉岡里帆
小山内譲 : 筒井道隆
桐山景子 : 美村里江
篠崎伍郎 : 清水尋也
柳瀬礼央 : 水間ロン
岡田夏江 : 石田ニコル
須藤隆明 : 田口トモロヲ
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映画『パラレルワールド・ラブストーリー』あらすじ
ある日突然、崇史(玉森裕太)が迷い込んでしまった2つの世界。
1つの世界は、愛する麻由子(吉岡里帆)と自分が恋人同士。
しかし、もう1つの世界では麻由子が親友の智彦(染谷将太)の恋人に‥。
混乱する崇史の前に現れる、2つの世界をつなぐ【謎】の暗号。
目がさめるたびに変わる世界で、真実にたどり着けるのか?(公式ホームページ引用 http://www.parallelworld-lovestory.jp/)
ここからネタバレあらすじ
この映画は2つの世界を行き来する形で始まります。
- 麻由子が智彦の恋人の世界
敦賀崇史は、幼なじみで親友の三輪智彦と脳の研究を行う会社で働いている。
そんなある日、智彦に恋人ができた。紹介された彼女を見て、崇史は驚く。
智彦の彼女・津野麻由子は崇史が学生時代、並行して走る電車の窓越しに毎日見かけていた女性だった。
智彦は麻由子のことを、密かに想い続けていた。
そんな麻由子が親友の恋人だと知り、崇史は智彦を祝う反面、複雑な思いを抱える。
そんな折、崇史は会社で智彦が所属する班が脳の研究で成果をあげている噂を耳にする。
智彦から後輩研究員・篠崎の脳でとある実験をしたことを聞いてはいたが、それ以上の実験内容は極秘だと内緒にされていた。
智彦は足が不自由なため、体調が悪くなった時のために合鍵を崇史に預けていた。
その鍵を麻由子にあげたいから返してくれと言われ、仕事でも恋愛でも智彦に一歩先を行かれた崇史は焦りを感じ始める。
崇史は麻由子を呼び出し、智彦の研究内容を聞く。
当然ながら麻由子は話さない。
そんな麻由子に崇史は誕生日プレゼントを渡す。
「友達としてじゃないから」と渡したものは指輪だった。
自分たちは電車の窓越しに会っていて麻由子もそれに気づいていた、と主張する崇史に、麻由子はそれを認めなかった。
- 麻由子が崇史の恋人の世界
崇史は、親友・智彦の紹介で付き合うようになった彼女・麻由子と幸せな同棲生活を送っていた。
しかし崇史は、この生活に違和感を抱き始める。
同じ会社で働いていたはずの智彦が、自分に何も告げずに海外に異動になったことや、智彦と同じ班の篠崎が無断欠勤で会社を辞めたことなど、記憶から抜け落ちていることが多い。
崇史は度々、麻由子が智彦の恋人である夢を見ており、現実と夢の間に起こる矛盾に戸惑う。
次第に崇史はどちらかが本当の世界でどちらかが偽物なのだと思うようになる‥。
そんな折に、崇史は街で友人・岡田夏江とすれ違う。
2年ぶりだと言う崇史に、夏江は1年前に智彦の恋人を紹介された時に会ったと言い出した。
崇史の脳内には、智彦から麻由子を紹介された日のことがフラッシュバックされる。
麻由子が智彦の恋人である世界がホンモノだったのだ。
崇史は智彦と麻由子と3人で撮った写真が飾れている飲食店へ向かう。
そこには麻由子の肩を抱く智彦の姿が映っており、崇史は麻由子が智彦の恋人の世界が本物だったと確信する。
崇史は全てを思い出す。
智彦の班が研究していたのは、人の記憶を書き換える装置だった。
智彦は、麻由子が崇史を好きなのだと悟り、崇史を呼び出した。
自分の分まで麻由子を幸せにしてくれと崇史に頼み、自ら記憶を書き換える装置に座る。
崇史は智彦に言われるがまま機械の操作を行う。
しかし、施術後の崇史は覚まさなかった。
しばらくして崇史の上司・須藤がやってくる。
そこで崇史は記憶を書き換えようとしたのではなく、自らスリープ状態に陥ったのだと明らかになる。
実は崇史の班の篠崎もスリープ状態に陥っていて、智彦は篠崎を救うために自らもスリープ状態となり実験台となった。
同時に、目が覚めた時に崇史と麻由子を祝福できるよう麻由子が恋人だった事実を記憶から消し去った。
篠崎を昏睡状態にさせてしまった罪悪感と、麻由子の気持ちが崇史に傾いているという恋の悩み、同時に解決する方法が智彦自身がスリープ状態になることだったのです。
智彦の心境を知った崇史は、自らの記憶を書き換えると須藤に申し出る。
その方が須藤たちも都合が良かった。
当初は、智彦は海外赴任し崇史の前から姿を消したという記憶に改変する予定だったが、崇史の麻由子への強い思いなのか改変された記憶では、麻由子は崇史の恋人だということになっていた。
須藤たちは麻由子を崇史の監視役として同棲生活を送るように指示。
崇史が真実を知ったと分かり、麻由子は崇史にお互いの記憶を改変して、また1から出会おうと提案する。
智彦を裏切ってまで手に入れた偽りの恋人生活‥‥。
2人がやり直すためにはもうそれしか手段がなかった。
しばらくして、人ごみの中、すれ違う2人の姿があったーーー。

【150RT】玉森裕太「パラレルワールド・ラブストーリー」原作者・東野圭吾からの手紙に感激 #パラレルワールドラブストーリー #玉森裕太 #吉岡里帆 #染谷将太 https://t.co/5DhS4asrXk
— 映画.com (@eigacom) 2019年6月2日
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映画『パラレルワールド・ラブストーリー』感想・考察
率直に感想を言うと、おもしろいとは思えなかった。
わたしには合わない映画でした😩
麻由子の心情がよく分からなかったし、結局崇史は親友の彼女を寝取ろうとしていたゲスとしか思えなかった‥。
ただ性格の悪い崇史の玉森さんの演技はよかったですw
麻由子は誰の恋人だったのか
麻由子が智彦の恋人の世界
↓
記憶を改変
↓
麻由子が崇史の恋人
という時系列で、最終的には麻由子は崇史の恋人のフリをしていたわけですが、麻由子は最終的には崇史を取ったということでいいのかな?
智彦を好きになってつき合っていたものの、崇史を紹介されて、崇史が学生時代に電車越しに見たイケメンだったことを思い出し、かつての恋心と葛藤していた‥ということかな。
智彦も麻由子の気持ちが崇史に向いていると気づいているようだったし。
言葉は悪いですが、麻由子もなかなかひどい。ただのビッチじゃねえか🙄
最終的には記憶を改編して1からやり直そうとしたので、そんな自分の最低さにも気づいていたとは思いますが。
崇史と智彦の関係性
崇史と智彦は親友で幼馴染。そして同じ職場です。
智彦は昔から足が不自由で、学年1の人気者の崇史が友達になってくれたことを嬉しく思っていたようですが、崇史の方はもともと智彦を下に見ていたとしか思えなかった😩
「ハンディーキャップを背負っている智彦に同情してつき合ってるんだろ」という解釈は性格がかなり歪んでいるとしか思えない。
それって”自分が”じゃない?って感じでした。人間の汚いところを見た‥‥。
同じ頃に二大天才と言われていた智彦が研究の成果をあげていると聞いて、恋も仕事も先を越されて悔しかったんでしょうね。
それで躍起となって余計に麻由子を奪いたくなったんじゃないかなあ。
ドロドロ展開は嫌いじゃないけど、崇史が智彦を友達と思ってない感じがしてゲスロマンスを見せられてる感覚しかなかった。
この三角関係は見ていて気分が悪くなるだけでした。
君の名は。を彷彿とさせる電車越しの恋も、こんな形で終幕するとは🙄

俺に見つめられて惚れない女いないだろ感出てたな😂
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まとめ
満足度 100点中60点
予告を見たとき、謎が解けてスッキリする内容かと思ってましたが、見終えた後は重い気持ちになりました。
内容はシンプルで分かりやすかったですが、記憶改編前の崇史と麻由子の性格がドロドロすぎて😩
爽やかな恋愛期待して見にくとメンタルやられます🙄全然ラブストーリーじゃなかった。
玉森裕太さんは混乱して戸惑ってる崇史より、麻由子を奪おうとしてるギラギラしてる崇史の方が合ってた。
映画時代は微妙でしたが、役者の皆さんはみんなよかったです😌
そんなわけで、俳優陣のファンの皆さんなら満足できる映画なんじゃないかと思います。
簡単に言うと2つの世界は繋がっていて、麻由子が智彦の恋人の世界→記憶を改変→麻由子が崇史の恋人の世界ということです。
ちなみに智彦もしばらくして目を覚ましてました。