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映画『フォルトゥナの瞳』とは?
百田尚樹の同名小説『フォルトゥナの瞳』を神木隆之介、有村架純主演で映画化。
監督は『僕等がいた』『陽だまりの彼女』『坂道のアポロン』などの三木孝浩が務めた。
「死を目前にした人間が透けて見える能力」=「フォルトゥナの瞳」を持ってしまった青年が、最愛の女性の「死」に立ち向かう姿を描いた感動ラブストーリーである。
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スタッフ・キャスト
原作 – 百田尚樹『フォルトゥナの瞳』
監督 – 三木孝浩
脚本 – 坂口理子、三木孝浩
音楽 – 林ゆうき
主題歌・挿入歌 – ONE OK ROCK「In the Stars(feat. Kiiara)」
木山慎一郎 – 神木隆之介
桐生葵 – 有村架純
金田大輝 – 志尊淳
宇津井和幸 – DAIGO
植松真理子 – 松井愛莉
黒川武雄 – 北村有起哉
遠藤美津子 – 斉藤由貴
遠藤哲也 – 時任三郎
神木隆之介と有村架純と聞いて思い浮かぶのは『3月のライオン』である。
気弱な弟と意地悪の義姉という関係性だった2人が、今回は恋人役ということで、役どころの違いに感心しかなかった。特に有村架純の変わりようには感服でした。

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映画『フォルトゥナの瞳』あらすじ
幼少期に飛行機事故で家族を失った【木山慎一郎】(神木隆之介)は、友人も恋人も作らず仕事のみに生きてきた。
しかしある日、「死を目前にした人間が透けて見える能力」―フォルトゥナの瞳―を持っていることに気づき、生活が一変してしまう。
自分の力に苦悩する日々の中、偶然入った携帯ショップで【桐生葵】(有村架純)に出会う。明るく、自分に夢や自信を与えてくれる彼女に心惹かれていき、孤独だった慎一郎の人生に初めて彩りが生まれる。
互いに惹かれ合った2人は幸せな日々を過ごしていくが、それもつかの間、突然街ゆく人々が次々と透け始めてしまう。そして、ついには葵までもが―「人は朝起きてから夜寝るまで9000回何かを選択している―」(劇中より)
愛する人の“死の運命”が見えた時、慎一郎は何を選択するのか。心震えるラストが待ち受ける―
(公式ホームページ引用 http://fortuna-movie.com/)
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映画『フォルトゥナの瞳』ネタバレなし感想
感動ラブストーリーと聞いて期待しすぎていたので泣けませんでしたが、ウルっときた場面はありました。
『僕等がいた』『陽だまりの彼女』『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』など恋愛映画を多く手がける三木孝浩監督がメガホンを取っただけあって恋愛映画としての出来は素晴らしかった。
主演2人の演技に引き込まれてラストには感動でした。
ラストはなんとなく読めてしまって特にびっくりはしなかったですけど🙄
テンポもいいし見やすい映画かと思います😌
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映画『フォルトゥナの瞳』感想・考察
※以下、映画鑑賞後の感想になります。未視聴の方はネタバレご注意ください。
物語は良くも悪くも「百田尚樹らしい」といった感じでした。
大切な人のために自分を犠牲にするという部分は『永遠のゼロ』と似たものを感じる。
先が読めてしまって退屈なシーンもありましたが、確かに感動できるストーリーではありました。
ウルウルきた場面もいくつかあった・・。
ネタバレあらすじをポイントで紹介
- 幼少期に飛行機事故で家族を失った木山慎一郎は、友人も恋人も作らず仕事のみに生きてきた。しかしある日、「死を目前にした人間が透けて見える能力」=「―フォルトゥナの瞳―」を持っていることに気づき、生活が一変してしまう。
- 慎一郎は偶然入った携帯ショップで桐生葵と出会う。彼女の身体が透けていることに気づき「大事な話があるから、30分だけ時間をくれ」と彼女をカフェに呼び出す。すると、葵の身体は元に戻っていた。慎一郎が彼女を誘ったことで葵の運命が変わったのだ。
- 「大事な話とはなんなのか」と葵に聞かれた慎一郎は「人の運命を変えた」と口走ってしまうが、すぐにおかしな事を言ったと感じてその場を後にする。直後に慎一郎の身体に異常が生じた。胸に痛みを感じた慎一郎は医者の元へ行く。そこで同じ【フォルトゥナの瞳】を持つ医師・黒川に出会い「人の運命を変えると自分の命が削られる」と告げられる。
- 葵はその日、慎一郎に呼び出されたことで事故に巻き込まれなかったことに気がつき「慎一郎に命を救われた」と確信する。働く携帯ショップの顧客名簿で慎一郎の職場を探し、彼に会いに行った。
- そこから2人はお互いに惹かれ始め、孤独だった慎一郎の人生に初めて彩りが生まれた。
しかし、そんな幸せな日々は長くは続かなかった。
突然街ゆく人々が次々と透け始めた。そしてついには葵までもが・・。 - 慎一郎は透け始めている人々の共通点から、とある時間に電車に乗った人間が死んでしまう事を知る。そして、愛する葵と人々の命を救うべく電車を止めようとする。
- だが、慎一郎は黒川から「次に誰かの運命を変えると慎一郎自身が消えてしまう」と釘を刺されていた。慎一郎は自分の命と引き換えに、葵と人々の命を救おうとしていたのだ。
- 不審な行動のせいで警察に追われながらも慎一郎は葵と人々の命を救うために、自らが電車の前に立ち塞がって事故を防ぐことに成功した。それと同時に、黒川の言う通り、慎一郎の命も終わりを告げてしまう。
- 命尽きた慎一郎を涙ながらに抱きしめる葵だが、実は彼女も【フォルトゥナの瞳】を持っていた。
- 葵は、慎一郎が自分と人々の命を救おうとしていた事を知っていた。しかし自分たちを助けてしまえば、慎一郎が死んでしまう。そのため自らの運命を受け入れ、慎一郎が生き延びる未来を選択しようとしていた。だが、結果的に慎一郎の努力が実ってしまった。
- ラストシーン。葵は慎一郎の遺品を整理していた。「何度でも同じ選択をし続けるという」と綴られた手紙と婚約指輪を見つけて、葵は涙を流した。
ポイントを抑えるとこんな感じでした。
泣くまではいかなかったけど、感動しました。
みなさん #フォルトゥナの瞳 舞台挨拶後インスタライブも見てくれましたか🎥?#神木隆之介 さん#有村架純 さん#志尊淳 さん#DAIGO さん
が、インスタストーリーズと #おしえてフォルトゥナ で募集した質問に答えてくれましたよ🙌💙 pic.twitter.com/I2KCfSz9zS— 映画『フォルトゥナの瞳』公式 (@fortuna_movie) 2019年2月15日
すぐに読めてしまうような展開でしたが(わざとなんだろうけど)、主演2人の演技に引き込まれて物語には入り込めた。
慎一郎が命尽きるところとか、流石にウルウルでした。
ですが、どうしても理解できないところが・・・。
葵はなぜ電車に乗ったのか?
【慎一郎が葵を救えば死んでしまう=慎一郎に生きていて欲しいから自らの運命を受け入れた】ということは理解できた。
でもさ、周りの人間が全員透けてたら「この電車やばいんじゃね?」と思って降りることはできるんじゃない?
そもそもどの時点で慎一郎が葵の運命を変えてるの?
沖縄旅行を断った後にバスや他の交通手段で仕事に出かけたら慎一郎は関係なくなるのでは?
それとも命の終わりを気づかせた時点で、慎一郎が葵の運命を変えたことになってるのかな?

葵が助かったとしても、慎一郎は電車の人々を救いに行っただろうし・・。
まとめ
評価 ★★★☆☆(星5つ中3つ)
これで泣けてたら最高でしたが、わたしは泣けなかったのでこの評価で。
主演2人の演技には引き込まれるし、神木隆之介と有村架純のファンは必見です!
志尊淳、松井愛莉、斉藤由貴もいい味出してました( ´∀`)
話のテンポがよくて分かりやすいストーリー、音楽もいい、映像も綺麗。映画館で見る価値は十分にあります。