映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』ネタバレ感想・レビュー!いつの時代もメンヘラは存在する!クズすぎる小栗旬が見どころ

 

成瀬
『人間失格 太宰治と3人の女たち』

大好きな小栗旬と沢尻エリカが出演するってことで見て来た!

あわせて読みたい↓

映画『アイネクライネナハトムジーク』ネタバレ感想・レビュー!劇的な出会いとは?心温まる恋愛群像劇!

2019.09.24

映画『記憶にございません!』ネタバレ感想・レビュー!記憶に残らない映画!ギャグが寒くて笑えない。

2019.09.17

映画『台風家族』ネタバレ感想・レビュー!ブラックユーモアが最高で伏線回収がお見事!ラストが残念?

2019.09.10

【9月映画】2019年9月公開予定映画一覧!おすすめ期待作品も!【記憶にございません!/タロウのバカ/惡の華】

2019.08.28

 

スポンサードサーチ

映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』の概要

太宰治と3人の女性との関係における実話を基に描いたフィクション映画。
監督は蜷川実花。主演に小栗旬。
3人の女たちは宮沢りえ、沢尻エリカ、二階堂ふみが演じる。
なお、太宰治の著書『人間失格』を描いたものではなく、太宰自身が『人間失格』を生み出すまでを描いた映画である。
2019年9月13日公開された。

 

スポンサードサーチ

スッタフ・キャスト

監督 – 蜷川実花
プロデューサー – 池田史嗣
脚本 – 早船歌江子
音楽 – 三宅純
主題歌 – 東京スカパラダイスオーケストラ「カナリヤ鳴く空 feat.チバユウスケ」

太宰治 – 小栗旬
津島美知子 – 宮沢りえ
太田静子 – 沢尻エリカ
山崎富栄 – 二階堂ふみ
稲垣来泉
山谷花純
片山友希
宮下かな子
山本浩司
壇蜜
木下隆行(TKO)
近藤芳正
佐倉潤一 – 成田凌
太田薫 – 千葉雄大
伊馬春部 – 瀬戸康史
三島由紀夫 – 高良健吾
坂口安吾 – 藤原竜也

登場人物

個人的な一言を添えて、気になる登場人物について書く!

太宰治 – 小栗旬

『人間失格』『走れメロス』で知られる実在した文豪。

成瀬
クズ男だった。
今の現代にいたらメンヘラ製造機。

津島美知子 – 宮沢りえ

太宰の本妻。
『ヴィヨンの妻』のモデルとされる。

成瀬
作家の妻として鏡のような人。

太田静子 – 沢尻エリカ

太宰の愛人で弟子。
恋に生きる女性。
太宰に日記を提供。『斜陽』は彼女の日記から生まれた。

成瀬
割とポジティブ。
まあ便利な弟おるしなぁ・・・。

山崎富栄 – 二階堂ふみ

太宰の愛人で最後の女。
太宰と共に入水自殺を遂げた。

成瀬
1番やばい。
いつの時代にもメンヘラはいるんだな〜と思わせてくれた人ですw

佐倉潤一 – 成田凌

編集者。太宰の担当。(たぶん)

成瀬
こいつが1番よく分からんかった。
富栄(二階堂ふみ)のこと好きだったんか?

太田薫 – 千葉雄大

太田静子の弟。
姉を心配するまともな弟。

成瀬
まとも。
最終的には姉の意思を尊重する優しさも持ち合わせている。

伊馬春部 – 瀬戸康史

戦前から戦後にかけてユーモア小説やラジオドラマなどの分野で活躍した作家。
太宰と仲がいい。

成瀬
知らん作家だったからググった。
新喜劇の脚本とか書いていたようです。
実際にも太宰と仲がよかったみたい。

三島由紀夫 – 高良健吾

『金閣寺』や『鹿鳴館』で知られる実在の文豪。
「僕は太宰さんの文学は嫌いです」発言は実際の出来事。

成瀬
わたしは太宰さんより三島由紀夫の小説の方が好きです。

高良建吾の真面目感が三島由紀夫のイメージに合ってた!

坂口安吾 – 藤原竜也

『堕落論』『白痴』などで知られる実在の文豪である坂口安吾。
当時は太宰治、織田作之助、石川淳らと共に、無頼派・新戯作派と呼ばれていた。

成瀬
藤原竜也は中原中也ぽいと個人的に思ってた。

 

スポンサードサーチ

『人間失格 太宰治と3人の女たち』あらすじ

天才作家、太宰治。身重の妻・美知子とふたりの子どもがいながら恋の噂が絶えず、自殺未遂を繰り返すー。その破天荒な生き方で文壇から疎まれているが、ベストセラーを連発して時のスターとなっていた。太宰は、作家志望の静子の文才に惚れこんで激しく愛し合い、同時に未亡人の富栄にも救いを求めていく。ふたりの愛人に子どもがほしいと言われるイカれた日々の中で、それでも夫の才能を信じる美知子に叱咤され、遂に自分にしか書けない「人間に失格した男」の物語に取りかかるのだが・・・
今、日本中を騒がせるセンセーショナルなスキャンダルが幕を明ける!

(公式ホームページ引用 http://ningenshikkaku-movie.com/)


以下、鑑賞後の感想・レビューになります。
ネタバレにご注意ください!

スポンサードサーチ

『人間失格 太宰治と3人の女たち』ネタバレあり感想・レビュー

どの層をターゲットにして撮ったのかよく分からない映画だった。

蜷川実花監督のファン。
太宰治のファン。
出演俳優のファン。

みんな満足できた?🤔

ヘルタースケルターやダイナーのように蜷川実花監督らしさも感じられず、太宰治のクズな部分を全面的に取り上げて、出演俳優たちのファンである層には理解不能な展開。
小栗旬や成田凌、沢尻エリカや二階堂ふみに釣られて映画を見にきたミーハーな若者は退屈で寝てしまうんじゃないかと・・・。

そんな感じで約2時間退屈な時間を過ごさせてもらいました。

蜷川実花監督らしいけど合っていない。

蜷川実花さんといえば、有名な演出家・蜷川幸雄さんの長女。
写真家として活躍されています。

映画監督としては、
2007年に土屋アンナ主演の『さくらん』で監督デビュー、2012年に沢尻エリカの『ヘルタースケルター』が公開されスマッシュヒット。
そして今年7月に藤原竜也主演で『Diner ダイナー』が公開されました。

本作『人間失格 太宰治と3人の女たち』は監督にとって、4度目の映画作品ということになります。

今までの蜷川実花監督の映画作品は、いい意味で写真家さんが撮った映画という色合いと世界観で、映画に異次元を求めるわたしには好きな作風でした。
レビューサイトでの評価は低いけど・・・ヘルタースケルターもダイナーも結構好きなんですよ、わたし。

で、そんな蜷川実花さん大好きなわたしでも、今回の『人間失格 太宰治と3人の女たち』は微妙だった。

相変わらず綺麗な映像ではあったのですが、
この映画の内容に蜷川実花さんは合わない。

蜷川実花さんの演出って、ヘルタースケルターやダイナーのように異世界風の映画に合うと思うんですよね。
(ヘルタースケルターは異世界ではないけど、芸能界というある意味異世界にピッタリだった)

それが今回の映画は史実上の人物のお話。
太宰治と3人の女性との関係における実話を基に描いたフィクション映画です。

太宰に振り回される3人の女性たちのそれぞれの苦悩や、切ない心情が観れると思うじゃないですか。
新しい蜷川実花さんが観れると思うじゃないですか。

それが、蓋を開けてみればいつもとおんなじ😩

無意味なシーンが多く、なぜか何度も濡れ場シーンを繰り返す。
序盤の小栗旬と沢尻エリカの何カットもの濡れ場のシーン、いる?😂

この映画にMVみたいな演出はいらなかったなあ・・・・。
二階堂ふみも身体張ってたけど、この映画にそれだけしなくてよかった気もする。

太宰はメンヘラ製造機。いつの時代にもメンヘラは存在する。

この映画で分かったことは、太宰がクズでメンヘラ製造機であることと、いつの時代にもメンヘラは存在するということですね。

そもそも、何度も自殺未遂を繰り返す太宰こそがメンヘラな気もしますが、
(史実上では、就職活動に失敗して自殺未遂をしています。メンタル弱すぎるw)
女性たちにとって太宰は精神を狂わす危険な存在だったことは間違いないでしょう・・・。

特に二階堂ふみ演じる山崎富栄は1番の被害者
元々の富栄は、自立した女性に見えた。
それが太宰に口説かれ、メンヘラに落とされ、最後は太宰と共に入水自殺・・・。
1番人生を狂わされた女性と言っても過言ではない。

本妻・美知子(宮沢りえ)は、子宝にも恵まれ、太宰著作品の印税も入ってくる(ここ重要)、「1番愛していた」という遺書までもらい、女としては1番幸せだったとわたしは思う。

太田静子(沢尻エリカ)は、愛人であったものの、『斜陽』という作品に携わり、太宰の子も生んだ。
映画では、子どもが出来た途端に太宰と連絡が取れなくなるという非常にかわいそうな場面もあったが、なんだかんだポジティブでしたたかに生きている。
「子どもが欲しい」と太宰に言ったシーンでは「マジか」と思いましたが、メンヘラ具合は富栄に負けますね😩
弟のサポートもあってかそんなに病んでるようには見えなかったし、まじでただ子どもが欲しかっただけのようにも見えたw

と、美知子と静子には、それぞれ幸せな部分があった。
しかし富栄には、子どもも作品もない・・・太宰しかない。
これはもう女としてメンヘラにならざるおえない状況である。

「自分には何も残らないなら、一緒に死にたい」
となる気持ちもなんとなく分かります🤔

そんな富栄には「男は太宰だけじゃないぞ。もっと幸せにしてくれる男を見つけろ」と言いたいが、それはわたしの意見であって、本人にとっては余計なお世話にかもしれませんね。
そもそも、富栄が1番人生を狂わされて不幸と決めつけること自体ナンセンス。

幸せは人それぞれ。
理解はできませんが、好きな人と一緒に死ねた富栄はある意味1番幸せだったかもしれないです。

成瀬
3人の女性たち、全員が幸せだと思えるラストだったらいいなあ😌

 

スポンサードサーチ

まとめ

満足度 100点満点中 50点

蜷川実花監督の映画はいつもそうだけど、本作も賛否が分かれそう。

ちなみにわたしは『ヘルタースケルター』『Diner ダイナー』は好きですが、今回の映画はあんまり好きではなかった。

太宰治の映画を撮るなら、作品を生み出すことに対しての苦悩や心情を丁寧に描いて欲しかったなあ😩
もちろんちゃんとそこら辺も描かれているのですが、どうしても無意味な映像で繋いでるようにしか見えなくて、蜷川実花さんの作風と合ってないのかなぁ・・・・と。
せっかく小栗旬や宮沢りえがいい演技をしているのに「演出と合ってないじゃないかな?」と素人目でも違和感を覚えました。

でもまあ、一個人の意見です。
『ヘルタースケルター』や『Diner ダイナー』よりこっちの映画が好きな人も一定数いると思います。

成瀬
本作はわたしには酷評だったけど、これからも蜷川実花さんにはいろんな映画を撮り続けて欲しいです☆

ページ内画像引用元