映画『今夜、ロマンス劇場で』感想・考察。ヒロイン綾瀬はるかにイライラが止まらない!

 

あまり期待せずに見た『今夜、ロマンス劇場で』

意外と面白かったです。

綾瀬はるか演じるヒロインはおてんばが過ぎてムカつきましたが、「ファンタジー系のラブコメ映画が見たい!」と言う人にはおすすめしたい一作です。

 

映画『今夜、ロマンス劇場で』とは?

2018年2月10日公開の日本映画。
綾瀬はるかと坂口健太郎のダブル主演で話題に。
監督は『のだめカンタービレ』『テルマエ・ロマエ』などの武内英樹

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キャスト・スッタフ

企画・プロデュース – 稲葉直人
脚本 – 宇山佳佑
監督 – 武内英樹
音楽 – 住友紀人
主題歌 – シェネル「奇跡」

美雪 – 綾瀬はるか
牧野健司 – 坂口健太郎
成瀬塔子 – 本田翼
俊藤龍之介 – 北村一輝
山中伸太郎 – 中尾明慶
吉川天音 – 石橋杏奈
成瀬撮影所長- 西岡徳馬
本多正 – 柄本明
病室の老人 – 加藤剛

 

『今夜、ロマンス劇場で』あらすじ

映画監督を志す健司は通い詰めた映画館「ロマンス劇場」で憧れのモノクロ映画のヒロイン、美雪と出会う。健司はモノクロの姿のまま現れた美雪に色とりどりの現実の世界を案内するうちに2人は惹かれあっていく。しかし、美雪は人のぬくもりに触れると消えてしまうという秘密を抱えていた。(ウィキペディア引用)

 

『今夜、ロマンス劇場で』感想と考察

何となく見た映画でしたが、普通に楽しめました。

綾瀬はるかさんのモノクロ映画のヒロイン、美雪もキャラが濃くておてんばで何をするのか分からずハラハラしました。
ただワガママすぎてちょっとムカつきましたけどね!笑

以下全文ネタバレなので注意してください。

現代とのリンクにいい意味で裏切られた

物語の始まりは病院に入院中の晩年の男性が、看護師に昔書いた映画の脚本を読み聞かせるという場面から始まります。
その男性が物語の主人公牧野健司(坂口健太郎)の年老いた姿だということは推理できた。

その脚本の読み聞かせのうちに、健司と美雪(綾瀬はるか)の恋の結末がわかると思いきやまさかの脚本は未完。

「お孫さんが来てくれましたよ」

と言う看護師のセリフと共に綾瀬はるか演じる美雪が現れた時には、「そう言うことか」と納得しました。

まだ物語は続いていて、健司が年老いても尚、美雪は彼の側にいたんです。

「若い頃の出来事を語る」と言う映画はよくありますが年老いた今でも物語は続いているというシナリオは新しく新鮮でした。
歳をとらない美雪のそばで年老いていく健司。そしてその間1度も触れることはできない。

二人の心情を考えるととても切ない物語でもありますね。

「好きな人に触れずに生きていくこと」ってかなり難しいと思うんですよね。
それを選んだ健司は「すごい」としか言いようがないしとても真似できないです。

子どももできないし、美雪は歳を取らない。世間から見たら異常なので、家族や友人にも言えなかったと思います。
それでも美雪といることを選んだ健司はそれほど美雪を好きだということだし、そこまで好きな相手とずっと一緒にいれたということは幸せだったんじゃないかな、と思います。

わたしにはとても真似できない人生ですけどね。
幸せは人それぞれ、ということで。

美雪がワガママすぎてイラつく

非常に面白かったのですが、ヒロインの美雪がワガママすぎて何度も腹が立ちました。

まず、健司の前に初めて現れた時からムカつきましたね。

「気安く触るな」

には「何だこの女は。」となりましたが、触れると消えてしまうという秘密があったので今思えば仕方なかったですけど。

初登場のことはさておき、あまりに自己中すぎるし横暴すぎる。

「お前はわたしのしもべだろ」

と言って健司をコキ使う横暴ぶりにはイライラが止まりませんでした。

健司が徹夜で書いた小道具の背景?をぐちゃぐちゃに色付けするなどの行為にはドン引き。
わたしだったら即キレますね。

全く魅力的でなく、憧れ度ゼロのヒロインでしたが、健司は美雪のどこが好きだったんですかね?
天性のドMとしか思えない。
顔が好き、ということなら一生変わることのない姿でそばにいてくれたということで、とても幸せな人生だったことでしょう。笑

しかし美雪へのこのイライラも綾瀬はるかさんの演技力の賜物ですね。

北村一輝が個性的すぎる件

北村一輝演じる、大スター俳優「俊藤龍之介」が個性的すぎて面白かったです。

様々な衣装で現れ、身の回りのことを何でもやってくれる取り巻きを連れているところとか昭和感溢れますね!笑

そして結構いい奴なのがまた面白かったです。
美雪のおてんばのせいで一番被害を被っている人物で同情しますが、心が広い人で安心しました。まあ、ちょっとバカなだけか。

 

まとめ

映画『今夜、ロマンス劇場で』全く期待せずに見たので、意外と面白かったのですが、ヒロインへのイライラが止まりませんでした。

ツンデレ系のヒロインが好きな人、綾瀬はるかの顔が大好きな人なら好きになれるヒロインかも。

邦画でよく見るテンポの悪さなどは全く感じなかった上に、何も考えずに見れるラブコメなので物語自体は面白かったと思います。

「ファンタジー系のラブコメ映画が見たい!」と言う人には是非おすすめした映画です。
坂口健太郎さんもイケメンだし、本田翼の昭和ファッションも可愛いので二人のファンにもおすすめ。