映画『天才作家の妻 40年目の真実』ネタバレ感想・考察・レビュー。これぞ夫婦愛…結末は意外性がなくて残念!

 

グレン・クローズが惜しくも主演女優賞の受賞を逃した『天才作家の妻 40年目の真実』見てきました\(^o^)/
なぜ受賞できなかったわからないくらいグレン・クローズの演技はよかったです😌

内容も小説好きとしては心揺さぶられる設定だった👍
ただラストは意外性がなくて、スカッとする映画ではなかったかな〜🤔

 

映画『天才作家の妻 40年目の真実』とは?

2017年制作のスウェーデン、イギリス、アメリカ合衆国の映画。日本では2019年1月26日に公開された。
ノーベル文学賞を題材としたサスペンス映画である。
主演のグレン・クローズは本作で第91回 アカデミー賞(2019年)主演女優賞にノミネートされた。

 

スッタフ・キャスト

監督 – ビョルン・ルンゲ
脚本 – ジェーン・アンダーソン

ジョーン・キャッスルマン – グレン・クローズ
ジョゼフ・キャッスルマン – ジョナサン・プライス
ナサニエル・ボーン – クリスチャン・スレーター
デヴィッド・キャッスルマン – マックス・アイアンズ
若い時のジョゼフ – ハリー・ロイド
若い時のジョーン – アニー・スターク
エリザベス・マクガヴァン

 

映画『天才作家の妻 40年目の真実』あらすじ

米コネチカット州。とある早朝、現代文学の巨匠として名高いジョゼフ・キャッスルマン(ジョナサン・プライス)と妻・ジョーン(グレン・クローズ)のもとに、スウェーデンから国際電話がかかってきた。
「今年のノーベル文学賞はあなたに決まりました」
その待ちに待った吉報を受け、ジョセフは喜びを隠せない。友人や教え子らを自宅に招いた彼は、スピーチで最愛の妻に感謝の言葉を告げる。「ジョーンは人生の宝だ。彼女なくして、私はいない」。
満面の笑みを浮かべて寄り添うふたりは、誰の目にも理想的なおしどり夫婦に見えた。

授賞式に出席するため、夫婦はスウェーデンのストックホルムを訪れる。
旅に同行した息子のデビット(マックス・アイアンズ)は駆け出しの作家で、偉大な父親への劣等感を抱いている。
ジョーンも夫の有頂天ぶりに辟易するが、それでも一家は慌ただしいスケジュールをこなしていく。

無遠慮な言動を繰り返す夫の世話に疲れ、ひとりホテルのロビーに出たジョーンは記者のナサニエル(クリスチャン・スレーター)に声をかけられる。
ジョセフの伝記本を書こうとしているナサニエルは、夫婦のことを事細かに調べ上げていた。
ふたりが大学で教授と学生という関係で出会い、情熱的な恋に落ちたこと。すでに妻子がいたジョセフを、ジョーンが奪い取る形で結ばれたこと。作家としては二流だったジョセフが、ジョーンとの結婚後に次々と傑作を世に送り出してきたこと……。
そしてナサニエルは、自信ありげに核心に迫る質問を投げかけてくる。
「あなたはジョセフにうんざりしているのでは?”影”として彼の伝説作りをすることに」

(公式ホームページ一部抜粋 http://ten-tsuma.jp/)

 

映画『天才作家の妻 40年目の真実』ネタバレ感想・考察

グレン・クローズがアカデミー賞にノミネートされた作品ということで楽しみにしてましたが、期待していたほどではなかった。
予告を見る限りではめちゃくちゃ面白そうだったんだけど、ラストに意外性がなさすぎてそこまで…という感想です。

たしかにグレン・クローズの演技は最高でしたけどね🤔

※以下、鑑賞後の感想になります。映画未鑑賞の方はネタバレご注意ください。

作家とゴーストライターの話であり夫婦の話

本作はタイトル通り【ノーベル賞を受賞した作家・ジョゼフ・キャッスルマンが世に生み出してきた小説は、妻であるジョーン・キャッスルマンが主に執筆していたものだった】というストーリーです。

ジョーンは巧な文章が書けるにも関わらず、時代的に女流作家が活躍するには難しかったこともあり小説家になる夢を諦めかけていた。
一方、ジョゼフは売れる作家になれる素質を備えていたものの文章力がなく、小説家としてなかなか芽が出ない毎日を送っていた。
そんな二人がタッグを組み世に傑作を生み続けていくのですが、ジョセフはアイデアを出すだけで主にジョーンが執筆活動を行なっていました。
ノーベル賞で評価された功績は1日何時間もかけて執筆していたジョーンの手柄と言ってもいい。

このように本作は天才小説家とゴーストライターの話と言ってもいいのですが、私は夫婦の話だと思ってる。

ジョーンは、小説を書いているのは自分であるにも関わらず日の目をみることがないことを嘆いているというよりも夫がどうしようもなさすぎて爆発しそう!といった感じに見えた。
「自分が注目されたい」という思いはジョーンにはあまりなく、夫がジョーンにもっと感謝を示さないことや、平気で浮気をすることなどが許せなかったんじゃないかと。
ジョゼフがもっと違った対応をしていれば終盤で授賞式中に怒って帰ったり、ホテルで言い合いをすることもなかったのかなーと思ってます。

大げんかをしていたにも関わらず娘が出産した知らせの電話が入ると、二人で大喜びをする。
その姿は家族以外の何者でもないし、簡単には切れない絆を感じた。

ジョーンの怒りは作家としてのジョゼフに対してではなく、夫としてのジョゼフに対しての怒りだと考えると、最終的に夫の名誉を守って秘密を墓場まで持っていくことを選んだんだのも納得できます。

若い時のジョゼフがかっこよすぎた件

現在のジョセフだけ見ると「なんでジョーンはこんな男と結婚したんだ?」と思えるほどのクズ男です。
妻にゴーストライターをやらせて自分は浮気。
妻の気持ちも考えず、公の場で「妻は書けません」などと発言。
不貞行為を平気でする上に気遣いもできない最低な夫でした。

ですが回想で過去のジョゼフが出てきて納得。
若かりし頃のジョセフめちゃくちゃかっこよかった。

初めて知ったけど若い頃のジェゼフを演じたハリー・ロイド。覚えておく😌💕

見た目もめちゃくちゃかっこいんだけど中身もプレイボーイで、これは惚れるよな〜と思いましたw

 

まとめ

満足度 ★★★☆☆(星5つ中3つ)

結末に意外性がなかったので残念でしたが、グレン・クローズの演技がよかったことと「いつ妻が爆発するのか?」というハラハラ感がよかったです。

若い頃のジョーンとジョゼフのドラマチックな出会い(ただの不倫だけど)や、ジョーンがゴーストライターになる経緯などは個人的に好きでした😌