映画『決算!忠臣蔵』ネタバレ感想・レビュー!コメディ部分は微妙。新鮮で斬新な「忠臣蔵」映画!

なるせ

『決算!忠臣蔵 』を見てきたので感想とレビューを書く。

お金の面から描く「忠臣蔵」新鮮で面白かったです^^

 

スポンサードサーチ

映画『決算!忠臣蔵 』基本情報

2019年11月22日公開された。
山本博文氏の著書『「忠臣蔵」の決算書』を堤真一主演で映画化。
監督は『殿、利息でござる!』『忍びの国』などの中村義洋。

スタッフ・キャスト

原作 – 山本博文『「忠臣蔵」の決算書』
脚本・監督 – 中村義洋
音楽 – 髙見優

大石内蔵助 – 堤真一
矢頭長助 – 岡村隆史
大高源五 – 濱田岳
不破数右衛門 – 横山裕
堀部安兵衛 – 荒川良々
菅谷半之丞 – 妻夫木聡
奥野将監 – 大地康雄
吉田忠左衛門 – 西村まさ彦
原惣右衛門 – 木村祐一
貝賀弥左衛門 – 小松利昌
三村次郎左衛門 – 沖田裕樹
武林唯七 – 橋本良亮(A.B.C-
間瀬久太夫 – 寺脇康文
大石主悦 – 鈴木福
大石るり – 森本くるみ
磯田武太夫 – 千葉雄大
矢頭右衛門七 – 鈴鹿央士
荻野由佳
早川惣介 – 上島竜兵
長次 – 堀部圭亮
山崎一
河村伝兵衛 – 波岡一喜
宮本大誠
芦川誠
井上団右衛門 – 山口良一
近藤芳正
祐海和尚 – 桂文珍
前田屋茂兵衛 – 村上ショージ
戸田権左衛門 – 板尾創路
戸田采女正 – 滝藤賢一
落合与左衛門 – 笹野高史
りく – 竹内結子
大野九郎兵衛 – 西川きよし
瑤泉院 – 石原さとみ
浅野内匠頭 – 阿部サダヲ


(画像引用元 https://chushingura-movie.jp/

 

スポンサードサーチ

『決算!忠臣蔵 』あらすじ

今から約300年前。赤穂藩藩主・浅野内匠頭(阿部サダヲ)は幕府の重臣・吉良上野助に斬りかかり、即日切腹、藩はお取り潰しに。筆頭家老・大石内蔵助(堤真一)は、嘆く暇もなく、幼馴染の勘定型・矢頭長助(岡村隆史)の力を借り、ひたすら残務整理に励む日々。
御家再興のみちが閉ざされた彼らに残された希望は、宿敵・吉良邸への討ち入り。ただそこで発覚した大変な事実。
なんと討ち入りするにもお金が必要で、使える予算は9500万!

生活費や食費に家賃、江戸までの往復旅費、討ち入りするための武具。
お金はどんどん出ていくばかり・・・。
節約する人もいれば無駄遣いする人もいて。プロジェクトは超難航!
予算が足りずに、やる気満々の浪士たちのリストラもう余儀無くされる始末。どうする大石内蔵助!?
予算の都合で、チャンスは一回!
果たして彼らは【予算内】で、一大プロジェクト【仇討ち】を、無事に【決算】することができるのか!?
涙と笑いの予算達成エンタテイメント!

(公式ホームページ引用 https://chushingura-movie.jp/sp/index.html)


以下、映画鑑賞後のレビューになります。
一部核心にせまるネタバレを含見ます。ご注意ください!

 

 

スポンサードサーチ

『決算!忠臣蔵』感想・レビュー

ハードルを上げすぎて肩透かしを食らってしまった。
吉本興業が製作のコメディ時代劇ってことでもっとコメディーかと勝手に期待してました。

あんまり笑えなかった(΄◉◞౪◟◉`)

楽しい映画であることは間違いないんだけど、笑えるシーンは少なかったかなぁ。
皮肉にもこれだけ芸人さんが出てて1番笑えたのが横山くんだった。
子どもたちを差し置いて自分語りする不破さん(横山くん)がツボでしたw

って感じでコメディー映画としては微妙でしたが、『忠臣蔵』をお金面から描くという発想は新鮮で面白かった!

赤穂事件を描いた映画はたくさんあるけど、討ち入りシーンのない『忠臣蔵』は初めてなんじゃないだろうか😂

「アルキメデスの大戦」なんかもそうでしたが、史実を違った視点から描くって新鮮でいいですね!
本作はアルキメデスほどファンタジーではなかったものの、史実では矢頭長助(岡村さん)は病死していて、殺されるっていうのは本作のフィクションのようです。

ぶっちゃけ史実を元にした時代劇って結末が分かってるじゃないですか。
それを面白く描くのってなかなか大変なことだと思うんですよ。
でも、こうやって違う視点から描くことでワクワクしながら見れる。
よく思いついたものだ・・・!!!

とは言っても、この映画の原作の『「忠臣蔵」の決算書』は小説などではなく、大石内蔵助が残した「決算書」=史料「預置候金銀請払帳」を完全収録し、史料から「忠臣蔵」の裏側に迫っていく歴史書です。
なのであながちこれがリアルの「忠臣蔵」の物語に近かったりしそうですねw

 

 

スポンサードサーチ

まとめ&個人的評価

満足度100点満点中70点

新鮮でおもしろかったのですが、コメディー部分が笑えなさすぎて肩透かしを食らった。

討ち入りシーンがないという演出も斬新でよかったけど物足りなさもあった。
これ、どっちが正解だったのか分からないですね( ;;)

それでもいつもと違った視点から見る忠臣蔵はワクワクして面白かったです。
ただ、こないだ時代劇の金銭を描いた『引越し大名』を見たばかりだからなぁ・・・・。
ちょっとデジャブを感じてしまったw
こっちを先に見てたらもっと楽しめたかもしれないです🤔

ってことで普通評価ですが、いつもと違った視点から描いた「忠臣蔵」はお金を払って見る価値はありました!

なるせ

1番の見所は鈴木福くんの成長w

(ページ内画像引用元 https://chushingura-movie.jp/