映画『生きてるだけで、愛。』ネタバレ感想・考察・レビュー!趣里の体当たり演技と理想の彼氏・菅田将暉!

 

 

成瀬
「生きてるだけで、愛。」を見てきたので感想とレビューを書く。

とりあえず主演の趣里さんの体当たり演技に震えた😭

ミニシアターに分類されているだけあって、そこらへんの娯楽映画とは違ったものを感じました。

 

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映画『生きてるだけで、愛。』基本情報

『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』などの本谷有希子の小説『生きてるだけで、愛。』を趣里、菅田将暉で実写映画化。
映像ディレクターの関根光才が初監督を務める。2018年11月9日に公開された。

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スッタフ・キャスト

監督 – 関根光才
原作 – 本谷有希子『生きてるだけで、愛。』
脚本 – 関根光才
音楽 – 世武裕子
主題歌- 「1/5000」世武裕子

寧子 – 趣里
津奈木 – 菅田将暉
村田 – 田中哲司
真紀 – 西田尚美
磯山 – 松重豊
美里 – 石橋静河
莉奈 – 織田梨沙
安堂 – 仲里依紗

登場人物紹介

寧子 – 趣里

躁鬱病で過眠症。
仕事も長続きしない。

  • 趣里のプロフィール

1990年9月21日生まれ
身長 158 cm
所属事務所はトップコート。
父は水谷豊、母は伊藤蘭。

小さい頃からバレエをやっていたと聞いて納得。
スタイルがバレエやってた人の体型している🤔
『ブラックペアン』や『リバース』に出演していたようですが、私が意識して見だしたのは『僕とシッポと神楽坂』とつい最近。

趣里さんのことはよく知らなかったのですが、この映画の体当たり演技には心動かされた。
感情のコントロールがうまくできない寧子は難しい役柄だと思います。
時には共感できて時にはイラつく寧子を見事に演じてくれた趣里さんには拍手を送りたい😌

津奈木 – 菅田将暉

文学に夢を抱いて出版社に入ったものの、週刊誌の編集部でゴシップ記事を書いている。

  • 菅田将暉プロフィール

1993年2月21日生まれ
身長 176 cm
所属事務所はトップコート。
最近は歌手としても活躍している。

言わずと知れた菅田将暉。正直、菅田将暉目当てで見にいった。
わたしはテンション高めの役の菅田将暉の方が好きなんだけど、この映画で物静かで繊細な顔をする菅田将暉を見て彼の魅力を再確認した。

 

映画『生きてるだけで、愛。』主題歌のアーティストは誰?

本作の魅力の一つである音楽を担当しているのが世武裕子さん。

主題歌の「1/5000」だけではなく、劇中音楽も担当している世武さん。
ドラマ『好きな人がいること』や、映画『ストロボエッジ』・『リバーズ・エッジ』・『ママレード・ボーイ』・『羊と鋼の森』などの音楽も担当されています。

 

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映画「生きてるだけで、愛」あらすじ

同棲して三年になる寧子(趣里)と津奈木(菅田将暉)。もともとメンタルに問題を抱えていた寧子は鬱状態に入り、バイトも満足に続かない。おまけに過眠症のため、家にいても家事ひとつするわけでなく、敷きっぱなしの布団の上で寝てばかり。姉との電話やメールでのやり取りだけが世間との唯一のつながりだった。

一方の津奈木も、文学に夢を抱いて出版社に入ったものの、週刊誌の編集部でゴシップ記事の執筆に甘んじる日々。仕事にやり甲斐を感じることもできず、職場での人間関係にも期待しなくなっていた。それでも毎日会社に通い、家から出ることもほとんどない寧子のためにお弁当を買って帰る。

津奈木は寧子がどんなに理不尽な感情をぶつけても静かにやり過ごし、怒りもしなければ喧嘩にすらならない。それは優しさであるかに見えて、何事にも正面から向き合うことを避けているような態度がむしろ寧子を苛立たせるが、お互いに自分の思いを言葉にして相手に伝える術は持っていなかった。

ある日、いつものように寧子が一人で寝ていると、部屋に安堂(仲里依紗)が訪ねてくる。かつて津奈木とつき合っていた安堂は彼に未練を残しており、寧子と別れさせて彼を取り戻したいと言う。まるで納得のいかない話ではあったが、寧子が津奈木から離れても生きていけるように、なぜか安堂は寧子の社会復帰と自立を手助けすることに。こうして寧子は安堂の紹介で半ば強制的にカフェバーのバイトを始めることになるが…。(公式ホームページ引用 http://ikiai.jp/)

 

 

以下、映画鑑賞ごの感想・レビューになります。
映画未鑑賞の方はネタバレに注意してください。

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映画『生きてるだけで、愛。』感想・考察

『恋愛小説らしくない恋愛小説』だと深い読後感が得られると絶賛されていた原作小説。
映画の方も『恋愛映画らしくない恋愛映画』であった。

寧子と津奈木の関係は『恋人』という名前だけでは表現できない。
もっと深い絆で結ばれた特別な関係だと思う。

見終えた後はずっしり余韻に浸りたくなる、そんな映画だった。

共感できないけど共感できる主人公

趣里さん演じる主人公・寧子は躁鬱病で過眠症ということで、全ての人が共感や感情移入ができる映画ではないと思う。

働いて帰ってきた恋人にキツく当たったり、自分の話ばかりしたり、健康な人間からすると理解できない行動やイライラする場面も多かった。
しかし、現代のストレスにまみれる社会人ならどこかしら寧子に共感できる部分もあったんじゃないかと思う。

「生きてるだけで疲れる」

「津奈木は私と別れられていいな。
私は私と別れられないんだよね」

これらの台詞はわたしの気持ちを代弁してくれている。
というより「嫌いな自分と一生つきあわないといけない」というどこかしら抱えていた感情を寧子が語言化してくれた。

寧子のこの言葉を聞いて、津奈木が寧子を選んだ理由も、ちょっと分かった気がした。
津奈木はきっと誰もが抱えているけど向き合わないようにしている闇と向き合いもがいている寧子を、羨ましくそして可愛く思っているのではないかと。
寧子の初対面の行動に惹かれたとは、こういう意味も含まれてるんじゃないなかな😌

津奈木という理想の彼氏

躁鬱病、朝起きられない、気持ちのコントロールがうまくできない。
誰にも理解してもらえない苦しみ。

本当にうつ病の人たちはものすごい苦しい思いをしていると思う。
寧子も尋常じゃないほどに辛くて苦しい思いをしてきたはず。

でもさ・・・菅田将暉が彼氏とかご褒美じゃない!?!?

菅田将暉と同棲して、働かなくても毎日お弁当買って来てくれて???え???
めちゃくちゃ羨ましい!!!!
先ほど「恋愛映画らしくない恋愛映画」と言ったことは撤回します。
最高の恋愛映画!!!!!
全女が憧れるシチュエーション!!!!

落ち着きます。
菅田将暉さんのことが好きすぎて乱心してしまいましたが、津奈木の存在は寧子にとって大きな救いでした。

「もっと分かりたかった」

ラストで津奈木は寧子にこう言います。
これには救われた。

この映画の中で、寧子を分かろうとした人間は津奈木しかいません。

「鬱なんて寂しいからなるのよ」と言う真紀とか、「甘えてないでさっさと働け」と言う姉とか、結局、誰も寧子を分かろうとしていないんだよ。

とくに偽善者のバイト先の奴らな。
こういう人たちが1番苦手^^
「事情を抱えてる人を受け入れてる俺らかっこいい」系に見えて仕方がない。
まだ安堂の方がマシに見えるw

そんな寧子を唯一、分かろうと努力してくれていたのが津奈木。

そもそも津奈木は、ずっと寧子を分かろうとしてくれていた。
「その話今じゃなきゃダメ?」と面倒がりつつ、寧子の様子がおかしいことに気づくと「今どこ?」と駆け出す。
こんなに理解してくれる彼氏・・・なかなかおらんで。
それで顔が菅田将暉。羨ましくて死ぬ。

結局、2人が分かり合えたのはほんの一瞬だったけど、それでもほんの一瞬でも分かり合えることが出来たなら、寧子は幸せだったと思う。

安堂(仲里依紗)さんはギャグ要員である

津奈木の元カノである安堂(仲里依紗)さん。
最後までよく分かんない人でしたが、終わってみて思えばギャグ要員でしたw

津奈木に告げ口したら死ぬとか言い出す安堂に
「わたしより症状悪いんじゃないですか?」
という寧子の言葉は言い得て妙だったw

津奈木の家から寧子を追い出すために敵である寧子の自立を手助けしたりと、やってることもなかなか面白い。
恋をすると周りが見えなくなってしまう性格なんですかね。
彼女のおかげで引きこもりの寧子が家から出て、映画のストーリーも進んだのでいいんですけどね!

てか、ちょくちょく寧子がちゃんと働いてるかどうか見に行ってるみたいだったけど、安堂さんって何の仕事してるんかなw
「こっちは汗水たらして働いてる。」とか行ってたけど、とても忙しそうには見えなかったのだが。

そんな感じで安堂さんのおかげで映画にいいテイストが生まれました。
そんで仲里依紗さんは本当に演技がお上手😌
狂気に満ちたヤンデレ元カノ役最高でした!

趣里さんのヌード

この映画、趣里さんが全裸ヌードになったことで話題でしたが、エロいシーンは全くありません。

このヌードはね、映画の中でもとっても意味のあるシーンなんですよ。

服を一枚一枚脱ぎなら夜道を走る寧子と、それを追いかける津奈木。
そして最終的に屋上で全裸になる寧子。

一枚一枚服を脱ぐこの行為は、寧子が鬱から躁になった瞬間を表している芸術的なシーンです。
濡れ場やベットシーンなどのヌードとは一括りにして欲しくないですね。

娘が勝手にヌードになったと水谷豊が激怒していると聞きましたが、ちゃんと映画を見たらそんなことは思わないはずなのだが🙄
わたしは女優魂を感じたよ。

ちなみに全裸シーンの画面の色合いも綺麗で淡さや儚さを感じられて好きでした^^
そのあとにアパートにうつって寧子と津奈木が抱き合うシーンも好き。
本当にラストにかけてはどのシーンも芸術。

 

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まとめ&個人的評価

満足度 100点満点中90点

最近、映画館に見に行った映画で1番よかった。
主人公の寧子は感情移入できない上に理解できない行動が多いので賛否分かれそうですが、私はこの映画好きです。
そして自分史上誌に残る映画になりそう。

脚本・映像・音楽・演技全てがよかったです。

菅田将暉さんが好きな人でまたこの映画を見てない人は絶対見てね!
そして少しでも「生きてるだけで疲れる」と思ったことがある人には、是非この映画を見て欲しい。