映画【桐島、部活やめるってよ】感想・考察。小説版との違いは?

 

 

原作の小説が面白かったので、TSUTAYA TVで見ました。

 

映画は映画で面白かったのですが原作を越すのはやっぱり難しいですねー。

 

東出昌大や山本美月、松岡茉優、鈴木伸之、太賀など今をトキメク若手俳優たちがたくさん出てるので6年前の彼らを見れるというだけでも見る価値あります。

 

 

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映画【桐島、部活やめるってよ】とは?

2012年8月11日に公開された日本映画。
「パーマネント野ばら」「腑抜けども、悲しみの愛を見せろ」「羊の木」などの吉田大八が監督を務めた。
原作は直木賞作家の朝井リョウ『桐島、部活やめるってよ』

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スッタフ・キャスト

監督 – 吉田大八
原作 – 朝井リョウ『桐島、部活やめるってよ』
脚本 – 喜安浩平、吉田大八
主題歌 – 高橋優「陽はまた昇る〜映画「桐島、部活やめるってよ」バージョン」

前田涼也- 神木隆之介
東原かすみ- 橋本愛
菊池宏樹- 東出昌大
宮部実果- 清水くるみ
飯田梨紗- 山本美月
野崎沙奈- 松岡茉優
寺島竜汰- 落合モトキ
友弘- 浅香航大
武文- 前野朋哉
久保孝介- 鈴木伸之
詩織- 藤井武美
片山- 岩井秀人
小泉風助- 太賀
沢島亜矢-大後寿々花

 

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映画【桐島、部活やめるってよ】のあらすじ

バレー部のキャプテン桐島が部活を辞めるという報せが学校中に広がり、生徒たちの間に動揺が走る。
桐島の彼女・梨沙や、親友・宏樹すら相談されていなかったため、誰もその理由がわからなかったのだ。

 

宏樹は何事にも情熱を傾けることができず野球部での練習もサボるようになっており、彼女がいるものの恋愛にも夢中になれないでいた。

 

映画部の前田は、そんな周囲の騒ぎのことなど露知らず、仲間と共にゾンビ映画の撮影へ熱心に取り組んでいた。
しかし顧問はゾンビにリアリティはないと乗り気ではないし、毎回遭遇する亜矢が撮影現場で練習を粘るため、なかなか上手くいかない。
そんな前田が片思いしている相手が、かすみだった。
たまたま映画館で出会ったことでかすみと会話を交わして喜ぶ前田だったが、かすみが竜汰と付き合っている事を知ってしまう。
さらに前田は、顧問から一方的にゾンビ映画の撮影を禁止されてしまう。
苛立ちながらゲリラ撮影を続ける前田は、またも撮影場所に現れた亜矢へ思わず感情をぶつけてしまうが、彼女が「今日で最後だから」と言う気持ちを汲んで先に屋上での撮影を行うことにする。

 

金曜日から月曜日まで学校に来なかった桐島が、今日は学校へ来て屋上にいるらしいという噂が広がる。
しかし駆けつけたバレー部たちが目撃したのは、ゾンビ映画を撮影中の映画部たちだった。
苛立つバレー部に撮影を邪魔された事で怒った前田は、ゾンビに扮した映画部員たちをけしかけてバレー部を襲わせ、大乱闘の末に彼らを追い払うことに成功する。
壊れたカメラを直しながら、前田は「自分たちはこの世界で生きていかなければならないのだ」と脚本のセリフを言う。

 

屋上へやって来た宏樹は、乱闘の現場でカメラを直す前田へ冗談混じりにインタビューを行う。
将来は映画監督かと聞かれた前田は、自分では無理だと素直に認めつつ、映画を撮る事はとても楽しいのだと語る。
映画部部長、前田の言葉を聞いた宏樹は、何にも真剣になれない自分の空っぽさに思わず泣き出してしまう。
そして宏樹は屋上から野球部の練習風景を眺めながら、初めて桐島へと携帯で電話をかける。
彼が桐島へ何と言ったのかはわからぬまま、物語は幕を閉じる。(ウィキペディア一部引用)

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映画【桐島、部活やめるってよ】感想・考察

一言で物語を説明すると「桐島」という出演しない存在をキーワードに繰り広げる青春ストーリーです。

全体的なストーリーの起伏よりも、各登場人物の心理を描くことに作品の主眼がある映画なので、あらすじや考察を見るよりも、「とりあえず映画見て!」という内容になってます。

なので考察は映画視聴後の皆さんどうぞ!

1番気になったのが神木隆之介とニコイチの映画部の人のおっさん具合がヤバく、とても高校生に見えませんでしたww

桐島って誰なの?

「桐島が話の鍵となり、最後には桐島の正体が明かされる」と思っていた時期が私にもありました。

この映画に桐島は出てきません。

そして最後まで桐島の正体はわかりません。

桐島は登場人物たちの共通の友達であり、私たちに関係のない人物です。

そしてメインは桐島でなく、映画に登場している高校生たち。

スクールカーストを描いた青春映画

本作はリアルな高校生活を描いた青春ハートフルストーリー。

クラスで目立つグループのいわゆる上位カーストの
宏樹(東出昌大)・竜汰(落合モトキ)・友弘(浅香航大)
梨紗(山本美月)・沙奈(松岡茉優)・かすみ(橋本愛)

一方、クラスでは目立たず女子に陰口を言われちゃうような

前田涼也(神木隆之介)をはじめとする映画部

この上位カースト組と映画部の対比が面白いです。

桐島をめぐって、なんやら言い争ったり、女子は女子でめんどくさい人間関係。

ですが映画部のメンバーはクラスで肩身を狭い思いをしていても、夢中になれるものがあり輝いている。

最後、そのことに気づいた宏樹は涼也と話をしますが、あのラストのシーンのためにこの映画はあると言っても過言ではない。

原作との違い

原作の小説『桐島、部活やめるってよ』との違いで、特に気になった点をあげていきます。

  • 原作で1番好きなだった「宮部実果」の設定が大きく変更されている。
  • かすみと竜汰がつき合ってる
  • 亜矢が好きな相手が竜汰でなく宏樹

などが気になる点がありました。

朝井リョウさんの小説での宮部実果(清水くるみ)のストーリーは、女子高生の人間関係の細かい部分まで書かれていて、

「え、朝井リョウさんって男性だよね?」と思ったほど。

宮部実果は病気の義理の母親を持っていて複雑な家庭環境の中での高校生活の葛藤や、姉との確執など1番深いところまで書かれていたので、映画ではサブキャラになっていたのにはがっかり。

バックグラウンドがデカすぎて収集しきれずカットされたんでしょうけど、1番好きな話だったので残念。

かすみ(橋本愛)と竜汰(落合モトキ)がつき合っている件は、原作読んで感じで、
「たぶん竜汰の彼女ってかすみじゃない?」という推理は読者としてあったので別に構わないんですけど、実果の件と言い色々変えすぎで二次創作感がしますね。

前田涼也(神木隆之介)を惨めにするために、かすみに彼氏を作らせた感もするし、そこはうやむやにして欲しかったかも。

原作で亜矢(大後寿々花)の好きな相手は宏樹(東出昌大)でなく竜汰(落合モトキ)なんですけど、吹奏楽部の少しおとなし目の子がクラスのカースト上位の男子を好きになるという話なので、この件は普通に納得できました。

昔から発揮されていた松岡茉優の演技力

松岡茉優演じる沙奈の嫌な女ぶりが炸裂していて、松岡茉優ってほんと演技うまいな、と思いました。

この頃の松岡さんってまだ17歳くらいでしょ?凄すぎる。

可愛さでは完璧に負けるけど山本美月を食ってましたね。

 

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まとめ

原作小説の大ファンだったので、若干がっかりする面もありましたが、原作でも1番の見どころと言っていい宏樹の心情がちゃんと描かれていたので満足。

 

宏樹が感化されたように涼也たちの映画作りに意欲的な様子は私からしても羨ましい。

夢中になれることがある、って素晴らしいことだと改めて思いました。

 

宏樹たちは何もなくてもリア充だからいいけどさ、何もない上にカースト低い私の高校生活はどうなるんだよ、という恐ろしい事実に気づかされてしまった。