映画【鋼の錬金術師】の感想・考察。原作ファンが実写版を見て感じたこと。【ハガレン】

 

「ひどい」と話題のハガレン実写映画、レンタル出てたので怖いもの見たさに見てみました。

評判通りの出来だった‥。

よかった点も含めて感想・考察を書いて行こうと思います。

 

「鋼の錬金術師」とは

2001年8月号から2010年7月号まで「月刊少年ガンガン」で連載された荒川弘氏による「鋼の錬金術師」
「ピンポン」や「明日のジョー」で知られる「曽利文彦」監督が手がけて実写映画化。
2017年12月1日に山田涼介主演で公開された。

 

スッタフ・キャスト

原作 – 荒川弘『鋼の錬金術師』
監督 – 曽利文彦
脚本 – 曽利文彦、宮本武史
主題歌 – MISIA「君のそばにいるよ」

エドワード・エルリック – 山田涼介(幼少期:高橋來)
アルフォンス・エルリック – 水石亜飛夢[5](幼少期:星流)
ウィンリィ・ロックベル – 本田翼
ロイ・マスタング – ディーン・フジオカ
リザ・ホークアイ – 蓮佛美沙子
エンヴィー – 本郷奏多
ドクター・マルコー – 國村隼
コーネロ教主 – 石丸謙二郎
グレイシア・ヒューズ – 原田夏希
トリシャ・エルリック – 平田薫
グラトニー – 内山信二
マリア・ロス少尉 – 夏菜
ショウ・タッカー – 大泉洋(特別出演)
ニーナ・タッカー – 横山芽生
マース・ヒューズ中佐 – 佐藤隆太
ハクロ将軍 – 小日向文世
ラスト – 松雪泰子

 

映画【鋼の錬金術師】あらすじ

幼くして天才的才能を持つエドと弟アルは、亡くなった母にもう一度会いたいと禁忌(きんき)の「人体錬成」に挑んだ。しかし、結果は失敗。“錬金術とは等価交換である──“その容赦ない鉄則は、エドの左脚と、アルの身体すべてを奪い去った。瀕死のエドは、自らの右腕と引き換えに弟の魂をなんとか引き戻し、近くにあった鎧に定着させた。多くを失ったエドだが、諦めはしなかった。アルを元の身体に戻す。そう決心し、鋼(はがね)の義肢、オートメイル(機械鎧)をつけた身で、史上最年少の国家錬金術師「鋼の錬金術師」になった。兄は、自分が巻き込んでしまった弟のために。そして弟は、命を捨てる覚悟で自分の魂を錬成してくれた兄のために。絶対の絆で結ばれた兄弟は、失った身体を取り戻すため、カギとなる伝説の「賢者の石」を求めて旅に出る。支え励ましてくれる人々との出会い。二人の前に現れる謎多きホムンクルス(人造人間)たち。その先に待ち受ける驚愕の真実。そして兄弟は再び、「人間の命とは何なのか──」という命題と向き合うことになる。どんな困難が待ち受けていようとも、エドとアルは前へと進む。すべてを圧倒する愛と信頼、そして兄弟の絆を懸けた、超ド級の冒険が、始まる!(引用元

 

キャスティングについて

キャスティングについては色々言われていましたが、
私はそんなに「まじないわぁ」と言うようなキャスティングではなかったと思います。

ちなみに何度も読み返しているくらい原作の大ファンです。
特に好きなキャラのグリードやリンが出てこなかったのでそう思えたのかもですが。

ロイについてのキャスティングへの批判はありましたが、見た目だけならピッタリな気はしました。

あと1番原作とピッタリだったのはエンヴィーかな。
エンヴィー好きだったので本郷奏多くんのヴィジュアルやしゃべり方などはピッタリだと思いました。

 

実写版【ハガレン】感想・考察

結論から言わせてもらうと、10年に1度の駄作映画だと思います。

原作の話の内容・世界観からしても【実写化映画】が成功する作品と思えませんでしたが、なぜ実写化してしまったのだろう‥。
制作費を無駄に消費し、キャストの皆さんにも黒歴史を残してしまう誰も幸せになれない作品になったと思います。

見る前から評価は聞いていたのですが、「そこまで酷いなら見てみたい」と思うのが人間の性。
ですが皆さんの評価は間違っていませんでした‥。

「これは酷い」の一言。

気になった点をあげていこうと思います。

脚本・テンポが最悪

脚本もイマイチなのは壮大な原作を短い時間に収めないといけないので置いておいて、
テンポの悪さにゲンナリ。

このテンポの悪さは、役者の皆さんの棒読みのせいなのか演出なのか‥。

特にロイ・マスタングとウインリーの棒読み具合にはゲンナリでした。
ディーン・フジオカさんはハマり役ならいいけど、この演技力ならかなり役が絞られる気がする。

原作愚弄とも思えるキャラクター改善

ぶっちゃけ登場人物の見た目やイメージなどは原作と違って当たり前だし、むしろ本作では見た目だけなら原作に忠実な方だと思う。
衣装やウィッグなどもきちんとしているし。
ただ、問題なのが原作を愚弄しているのかというレベルでキャラクターの個性や心情が捻じ曲げられていること。

マスタングとエド達の信頼関係が希薄、ラスト・エンヴィーが呆気なく死ぬ、ウィンリーがどこにでもついて回るなどが目につきました。

よかったところ

CG技術は素直にすごいと思いました。

錬成シーンや戦闘シーンがここまでCGで作れるならもう少し脚本や演出をきちんとして欲しかったです。

あとMISIAの主題歌がよかった。やっぱりMISIA歌うまいよね!

 

まとめ

わざわざイタリアで撮影したらしく気合いが入っている上に、続編を期待させる終わり方でしたが、次を見たいとは全く思いませんでした。
CGはすごかったのでやり方次第ではもっといいものが作れたんじゃないかな、とは思います。

私は漫画の実写映画化自体に反対ではないので、こういう「駄作」を作ることで漫画の実写化自体への批判がますます大きくなりそうで不安。
「銀魂」や「るろうに剣心」とかめちゃくちゃ面白かったし‥。