ネタバレ有りあらすじ。映画版去年の冬、君と別れ感想と考察レビュー

 

映画館に行きたかったのに行けなくて後悔していた作品です。
TUTAYAオンラインでもう配信されたので見てみました。

まあ一言で述べると
こういう狂った話、嫌いじゃない。

伏線をきちんと回収。久々にスッキリした邦画映画でした。

 

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『去年の冬、君と別れ』とは

2018年3月10日に公開された日本の映画。
三代目J Soul Brothersのメンバーで俳優としても人気の岩田剛典が主演を務めたことで話題に。

映画館で見た予告がとても面白そうだったので気になってた作品でした。

興行収入は約7億2000万円。

 

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スッタフ・キャスト

監督 – 瀧本智行
脚本 – 大石哲也
原作 – 中村文則
音楽 – 上野耕路
主題歌 – m-flo「never」(rhythm zone / LDH MUSIC)[5]
劇中曲 – Emily Caroline「TO MAKE YOU FEEL MY LOVE」(ソニー・ミュージックパブリッシング)

『脳男』や『グラスホッパー』で監督を務めた瀧本智行の作品。
脚本は『BECK』、『無限の住人』を手がけた大石哲也。

キャスト
耶雲恭介 – 岩田剛典
松田百合子 – 山本美月
木原坂雄大 – 斎藤工
木原坂朱里 – 浅見れいな
吉岡亜希子 – 土村芳
小林良樹 – 北村一輝

 

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ネタバレ無しあらすじ

 

フリーのライターの耶雲恭介は、松田百合子と婚約中。
独身最後に自身の力を試すためにも冒険しようと、とある記事を週刊誌のベテラン編集員小林のもとに持ち込む。
それは天才写真家の木原坂雄大が撮影中に火災を起こしモデルをしていた盲目の女性吉岡亜希子が焼死体で見つかった事件であった。容疑者として捕まった木原坂雄大は執行猶予付きの判決で釈放。今は悠々と生活をしている。
判決の出た事件なだけに小林はあまり乗り気ではなかったが、上司に促されて仕方なく恭介の面倒をみることに。恭介のあらゆる聞き込み調査によって、木原坂雄大の正体が暴かれていく。
姉の木原坂朱里との姉弟以上の関係や、幼い頃に不可解な死を遂げた父を殺したのは雄大と朱里ではないかという疑惑、人の物が欲しくなるという性質などが明るみに出て、恭介が雄大を疑う気持ちはより一層強くなります。取材中に気に入られた恭介は雄大のスタジオに自由に出入りできるようになる。
身近で雄大を取材してみて更に雄大の狂気さを知ることになる。

小林は恭介が持ち込む原稿に「よく出来ているが信憑性がない」と言って追い返しますが、彼がこの事件の記事に乗り気がしないのは判決が下っている事件だからというだけではなかった。
小林は雄大の姉、朱里と男女の関係にあり、雄大と朱里の父の死にも関係があるようだった。
小林は朱里に「雄大に取材をしている記者がいるから取材を受けないように言ってくれないか」と頼むが、朱里は「自らその記者に会いにいく」と小林の言うことを聞かず、恭介に直接会いに行くのであった。

恭介に婚約者がいることを知った雄大は【人の物が欲しくなるという性質】から百合子に強く興味を持ちます。
恭介を通じて百合子に接触した雄大は、百合子に写真のモデルになって欲しいと頼み、スタジオに連れ帰ります。

「百合子の意志」だと言った雄大でしたが、雄大の性質や過去の事件と重ね、恭介は警察に相談。
しかし警察にも「スタジオにいるのは彼女の意志である、最近うまく行っていなかったのではないか」と疑われ、恭介は小林と雄大のスタジオへ向かいます。
すでにスタジオは炎に包まれていて、炎の中にいる百合子を夢中で撮影する雄大の姿がありました。

百合子は焼死体で亡くなり、雄大は容疑者として逮捕されます。
恭介は百合子の死でひどく落ち込み、雄大を必ず有罪判決にしてみせると誓い記事作成に挑みます。

 

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以下全文ネタバレ有り注意

以下ネタバレ有りあらすじ

 恭介は百合子のために雄大を有罪判決に出来るのか?!?!?という話なのかと思いきや驚き。

恭介の目的は全く別のことでした。
雄大の逮捕後、朱里と連絡がつかず、心配したいる小林。
恭介の送って来た記事に朱里のインタビューが載っていたことから恭介に朱里のことを聞きますが、電話を切られてしまいます。
そこへ後輩編集者が恭介の身元について小林に告げます。
耶雲恭介は偽名でライターとしての経験も全くなかった。

小林は後輩の情報を元に、恭介が以前働いていた小さな出版会社に話を聞きに行きます。
そこで見せられた写真に驚きを隠せませんでした。
そこには恭介と社長夫婦、恭介の彼女だと言う女性の4人が写っていました。
その女性は、焼死体で見つかったモデルの盲目の女性吉岡亜希子だった。

恭介は彼女であった吉岡亜希子が亡くなった理由を調べているうちに、木原坂雄大が犯人だと確信した。
そこで姉の朱里に会い、薬を飲まされ男女の関係を持ってしまう。
そして衝撃的な事実を述べられる。
「吉岡亜希子を殺したのは自分だ。弟にいい写真を撮らせたかった」と。
そして「あなた、彼女を殺した女を抱いたのよ」とショッキングな言葉を浴びせられる。
それから恭介は亜希子のために、雄大、朱里、小林の3人に復讐をしようと誓ったのだった。

小林は恭介の元を訪ね、真相を聞く。

恭介はフリーライターになりすまし、小林の編集者に出入りし、雄大に取材を行ったことを語った。
雄大が百合子に近づくことも全て計算だった。

「自分の復讐のために百合子を犠牲にしたのか」と言う小林に「まだ気づかないのか」と恭介。

焼死体として見つかった女性は百合子ではなく、現在行方不明の朱音だった。
雄大を嗅ぎ回っている記者がいると小林に聞いた際、朱音は自ら恭介に会いに行った。
その時から恭介は朱音を監禁していた。
そして雄大が百合子を監禁した際に、雄大の留守中、百合子と朱音を入れ替えて、ローソクを倒して火をつけたのだ。
雄大が夢中で撮影していた焼死体は百合子ではなく実の姉の朱音であった。
愛する朱音を失ったと知った小林は泣き崩れる。

こうして恭介は雄大、朱音、小林の3人に復讐を果たしたのであった。

 

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ネタバレ有り感想

よく出来た話だなー。と思いました。さすが原作者が中村文則さんなだけあるわ。ちょっと小説買ってくる。(でも映画を先に見たら小説って全く面白くないよね‥。ただ敬意をはらって売り上げに貢献したい)

主人公の謎。

映画を見始めてから薄々、主人公のことは「斎藤工になんかされた相手の身内なんだろーな」と思っていたけど、まさか冒頭で述べられていた盲目のモデルの彼氏さんだったとはね。
まあそこまでは予想できると思うんですよ。でもそれがああでこうでああなるとは。

彼女との回想シーン

「最初に君とのことを語ろう。それ以外に僕の人生に意味のあるものは少ししかないのだから」
こんなこと言われたい人生だった。

盲目の彼女との回想シーンは恋愛映画を見ているようで羨ましかったです(笑)
「僕は君を失う可能性について考えていた。君がこの世界から消えてしまうことを。それは恐ろしいことだった。本当にそんなことになったらこの世界の全てが価値のないものになってしまう」
とか言われてみたいですね。ただしイケメンに限る。岩ちゃん以外に言われたら普通にキモいわ。

そんなラブラブな矢先に分かれてしまって、まだ気持ちが残っている最中に彼女は亡くなってしまう。
それは気持ちの整理がつかなくなるし、真実を求めたくなりますよね。そして復讐‥。

3人全てに復讐のどんでん返し

まさか焼死体が百合子ではなく朱里だったとは。
「復讐のために百合子のこと利用したのかよ、最適だなこの男」とすっかり騙されていたので、どんでん返しで全てがすっきりしましたね。

ただ、最後の百合子の「本気だったんだよ」発言はまた男に騙されないか不安になりました(笑)
まあ仕方ないよね。岩ちゃんイケメンだし‥。

「去年の冬、君と別れ」映画タイトルの意味。ラストシーン

「君から別れを告げられてもまだ分かれた気がしなかった。君が死んだ時も奇妙に聞こえるかもしれないけど僕は君と分かれてはいなかった。」
「本当に君と分かれたのは去年の冬だ。」

ラストで明かされた映画のタイトルの意味。あかりに逆レイプされた後に亡き恋人に誓うシーンが回想されます。
「あの日、僕は僕であることをやめた。あの化け物の兄弟を凌駕し復讐を果たすために。でも君の彼氏が化け物であってはならない。そうだろ。だから、去年の冬、君と別れ、僕は化け物になることを決めた」

去年の冬、君と別れ、化け物になった。
ということだったんですね。

 

さいごに

エンディングが微妙すぎて見終わった後の感動は余韻が全くなかったですね。
主題歌ってこんなに映画に影響するものだったとは。

後、あかり役の女優の知らなかったんですけど美人すぎて気になってググりました。