今1番熱い漫画、【テセウスの船】の5巻が9月に発売されました!
前回の記事では4巻までの感想を書いたのですが、今回は5巻の感想と考察を書いていきます。
相変わらず怖すぎて恐怖でした。
犯人から届く絵の迫力は鳥肌が立つ怖さです。
ネタバレを含みますので未読の方は閲覧注意です。
ドラマの感想はこちら↓
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漫画【テセウスの船】の概要
モーニングKCで連載中の東元俊哉作の漫画。
殺人鬼の息子が辿る、衝撃と哀切のクライムサスペンス。

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漫画【テセウスの船】あらすじ
1989年北海道音臼小学校で起きた、二十一人無差別毒殺事件。逮捕されたのは、村の警察官佐野だった。
二十八年後、今も無実を主張し続ける父に会うため、北海道を訪れた佐野の息子・心は、立ち寄った事件現場で濃霧に包まれる。霧が晴れると、目の前には取り壊れたはずの小学校が‥。そこは事件の半年前の音臼小学校だった。(第1巻あらすじ・巻末あらすじ引用)
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【テセウスの船】5巻のネタバレあり考察
ここからネタバレ注意です。
5巻では心が現代に戻った後が書かれています。
心が過去に戻ったことで、未来は変わってしまっていて母と兄は死に、由紀とは出会っていない世界でした。
未来の由紀は週刊誌の記者として働いていて、札幌拘置所にいる佐野文吾と手紙で何度かやり取りしたことがあるとのこと。
パラレルワールドでも由紀は音臼小無差別殺人事件のことを調べていたってなんだか運命感じるし、心と由紀はどこかで繋がってるのかな、なんて思いました。
犯人から届く絵が気持ち悪すぎる
過去にも出てきた犯人の描く絵、気持ち悪すぎて恐怖です。
気分悪くなります。
絶対犯人はサイコパスだと思う。
過去に戻る前には、心にそんな絵は送られてこなかった、ということは犯人は心の存在に気づいているんじゃないかと思う。
その線を考えると以前の記事で書いた【犯人は鈴説】は濃厚だよね。
心と文吾の再会
心が札幌拘置所に文吾に会いに行く。
「自分が誰だかわかりますか?」
「心さん‥いや‥正義か」
のシーン。泣きました。

まさかテセウスの船に泣かされるとは。
1989年、文吾は心の言うことが半信半疑で、喧嘩別れのような形で心がいなくなってしまって、その上事件が本当に起きた。
心のことを信じれなかっただけに余計に辛い28年間だったろうなーと思うと、切なすぎる。
姉、鈴と再会
肉親唯一の生き残りである姉の鈴と再会する心。
鈴は顔を整形して変え、名前も【村田愛】と言う名に改名していた。お腹には子供いるのだと言う。
心と再会しても28年前、村に現れた男の田村心と全く顔が同じことに気づかないのがちょっと怪しんだよなー。

しかも「2月5日、姉ちゃんはどこにいたんですか?」と言う心に文吾は「鈴は関係ない」と言い切っています。
「何か知ってるかもね」と考えることなく「関係ない」と言い切るには何か理由があるのでは?と思うんですけど‥。
みきおらしき人物登場
鈴のお腹の中の子供の父親らしい車椅子の男はおそらくみきおでしょう。
車椅子は事件の後遺症だと思われます。

みきおが犯人だった場合、鈴と分かっていて【村田愛】に近づいたんじゃないかと思います。
鈴が犯人だった場合も、事件の生き残りにわざと近づいた、と思われます。
佐々木紀子の現在
ロリコンの翼くんの婚約者だった佐々木紀子は結婚して名前が変わっているが、今になって「佐野の無実を証明する手助けをしたい」と名乗り出た。
証言する準備もできてるらしい。
28年間もなぜ証言しなかったんだよ‥。
佐野さんかわいそすぎるだろ、と思ったけど、勇気を振り絞ってくれて証言台に立ってくれるらしいです。
何を知ってるんでしょうね。
ここへ来てのキーマンにハラハラが止まらない。
わたしが思う犯人
鈴か、みきおのどちらかが犯人だと思うんですよね。
鈴の方が犯人ぽいんだよな〜。
文吾も感づいてて「鈴は関係ない」と言い切ったとしか思えない。
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【テセウスの船】6巻の発売
毎巻発売日が気になる漫画です。
モーニングKCのコミックスはだいたい3ヶ月に出版されるので、次巻は11月下旬〜12月ごろに発売されると思われます!
6巻読破後はまた色々書くと思います〜!
4巻までの感想・考察はこちら↓
6巻の感想はこちら↓