漫画『ミステリと言う勿れ』4巻ネタバレ感想・考察。広島編完結!新キャラ・ライカは何者なのか!?

 

ついに広島編が完結した『ミステリと言う勿れ』4巻読みました。

新編突入で次巻も楽しみです🤔
間に挟まれた数話も面白かった。

 

 

漫画『ミステリと言う勿れ』とは?

『BASARA』『7SEEDS』などの田村由美の新シリーズ。
『月刊flowers』にて連載中。宝島社の『このマンガがすごい!2019』オンナ編第2位に輝いた。ちなみに4巻は2019年2月8日に発売予定。

 

『ミステリと言う勿れ』4巻あらすじ

広島での狩集家の代々の相続争いで、過去をさかのぼるうちに明らかになった仕掛け人の存在。
さらに、汐路の父母たちの意外な意思が明らかとなり…‥!?
そして、新章スタートの必見の第4巻!
(巻末一部抜粋)

 

 

漫画『ミステリと言う勿れ』4巻感想・考察

4巻も濃くて面白かったー!そして相変わらず文字が多い!軽い短編小説並みに文字を読まされてる。
サラッと読める漫画ではないけど、一冊でお得感はありましたw🤔

※読了後の感想になります。未読の方はネタバレご注意ください。一部核心にも迫ります。

広島編、完結!

3巻では中途半端に終わりましたが、汐路の父親たち4人を殺した犯人は朝ちゃんこと車坂朝晴。
運転するはずである汐路の父親に睡眠薬のみかんジュースを飲ませて事故死させた。
3匹の鬼は狩集家・車坂家・真壁家の3家になって協力して掟を守ってきて、鬼と分かる容姿を持って生まれてきた人を密かに殺してきた。
朝晴は汐路の父親と新音の母親が”鬼”と呼ばれる容姿を持って生まれてきた人物であることから、2人を殺す計画を立て実行した。ちなみに車にゆらの母親と理紀之介の父親も乗っている事は知らなかった様子。
事件の真相はこんな感じだった。

整が朝ちゃんを怪しいと感じた点は

  • ずっと進行を促す発言をしていた。
  • ゆらに蔵の何かなかったのか聞いて、出てきた手帳を見て「それ」と言った。
  • 蔵の中身を聞かれた整が「サスペリア2の人形みたい」と言うと「そんなに大きくないでしょ」と朝晴は発言。【中身を知ってるんだ】と感じた。

など、なかなかの初期から怪しんでいたようですねー。
さすが整くん!本当に頭がいい。

そして朝晴は犯行について汐路にとってとても残酷な発言をします。

朝晴が汐路の父親たちの不審な行動に気がつき殺害できたのは汐路のおかげだと。

「明日パパが新音のおばちゃんと車でどっか行くみたい」
「パパが最近おかしい」
「ママに内緒で何かやってるみたい」
「勝手に蔵に入ってるのを見た」
「新音のママとよく話してる」
など汐路が相談してきたことで、朝晴は二人が家の歴史を調べていることに気がついた。
『どうせいつかは殺す二人だったから僕の初仕事としてもうやっちゃおう』と考えて犯行に及んだそうです。

4人が死んだことを汐路のせいにして責任転嫁しようとする根性、本当に救いようのないクズでした。腹立ってページ破りそうになった。
狩集家の他の3人がまともな考え方で本当によかったー。
ゆらさんとか最初は感じ悪かったけどちゃんといい人だったし。

しかし、朝ちゃん。
彼も被害者なのかもしれない。
幼い頃から”鬼の容姿を持つ人物を殺すことは崇高な使命”と教えられていたということは、一種の洗脳である。
洗脳が解けて厚生してくれることを祈ります。

成瀬
遺産相続モノは大好きなので広島編面白かったな〜\(^o^)/
広島弁はムチャクチャだったけどw

雨は俎上に降る

すんごい会話劇だった。
ほぼ会話だけで、事件が発生、事件を解決。

文字の多い漫画ですが、この回は本当にほぼ文字。
最後に池本さん達がちょろっと出てくるものの、整と三船の2人で話は進んでいきます。

この会話劇‥‥すごいとは思うんだけど、流石に読むのしんどかった。
絵も2人の表情が変わるだけでほとんど変化しないし漫画の良さを感じられなかったです。小説でいいんじゃね?と。
本エピソードの次の話である『ばちあたり夜話』くらい回想などが入れば読みやすいんだけどね‥『バスジャック編』は登場人物が多かったからまだ読みやすかったし。
まあ、個人の意見です。このエピソードが好きな人ごめんなさい。

ばちあたり夜話

前話の怪我で入院することになった整くん。
病室でベッドが隣合わせになった老人・牛田悟郎と出会います。
病室に誰もいないと思って独り言を言っていた整くんでしたが、マルクス・アウレーリウスの『自省録』を読書中だった牛田さんが隣にいると分かり大慌て。
こうして整くんは、元刑事だという牛田さんから過去のすごかった事件を無理矢理聞かされることとなりました。

この話、4巻での中で1番好きだった。

牛田さんがクイズ形式で整くんへ事件の全貌を当てさせるのも面白かったし、この1話の中にミステリがたくさん詰まっててお得な気分だったw
最後には未解決の事件を聞かされ、それを整くんが言い当てるんだけど、牛田さん自体も分かっていたようでした。真犯人は彼の相棒である霜鳥さんだったのです‥。この未解決事件の真相には鳥肌立った

最後はオカルトチックな終わり方で納得いかないけど(霊とか信じてないです)、全体的にまとまりがあって読みやすかったー。
広島編とかバスジャック編もいいけど、こんな感じで1話解決の話もいいね!

あと、整くんのお得意の哲学語りも本話では炸裂してたなー。
家族が皆早死にで孤独だと言う牛田さんへ言った言葉は個人的に好きだった。

「ばちじゃないですよ。ばちなら本人に当たるでしょ。周りを不幸にしていなくしてあなたを寂しくっせるなんて ばちとしちゃ甘すぎなのでは‥‥(中略)‥‥周りの人はあなたのおまけじゃないのでそれぞれ自分の人生をまっとうしたんだと思います

これなー!
ドラマや映画で妻に先立たれた人がよく言うセリフ「ばちが当たった」
普通に考えて「なんでお前への罰で周りの人が死ななきゃなんなんだいよ!」って感じである。
今まで私が思っていたことを代弁してくれてスッキリしました。ありがとう整くん。

暖かいのか温かいのか

ライカという新キャラクターが登場した本エピソード。
気になる終わり方で次巻の購買意欲をそそられますw

前回に引き続き、整は未だ入院中。
舞台は病院で、張り紙の誤字と『ばちあたり夜話』で牛田さんから貰った『自省録』が物語の鍵となります。
整はヒントを使って梅津真波を救い、自分を温室へ向かわせ謎解きをさせた人物を探します。そこで現れたのがライカ。

このライカ何者なんですかね…とりあえず分かっていることはめちゃくちゃ美人だということのみ。

【温室に現れた美少女、ライカ。
暗号を自在に操る彼女はいったい!?
退院を控えた整に、またも”事件”の予感ー!!】

5巻の予告を読む限り、舞台はまだ病院のようだ‥。

成瀬
それにしても整くん事件に巻き込まれすぎ!!!!
江戸川コナンくん並みの才能持ってるよ🙄