漫画『違国日記』4巻読みました!
安定に心地のいい漫画だった‥!
そして相変わらず槙生ちゃんの言葉は心にグッとくるものがある。
槙生ちゃんの物事の見方や捉え方が好き。
ただちょっと友達になるには難しそうな人ですよねw
それではそんな『違国日記』4巻の感想レビューを書いていきます。
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漫画『違国日記』とは?
『FEEL YOUNG』にて連載中。作者は『さんかく窓の外側は夜』『イルミナシオン』などのヤマシタトモコ。
不器用な少女小説家・高代槙生と子犬のような姪・朝がおくる年の差同居譚。
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漫画『違国日記』4巻あらすじ
「ーーわけあって犬のようなものと同居することになった」
“小説家・こうだい槙生”のエッセイを見つけた朝は自分=(いぬ!?)との暮らしを「不思議な感じだ」と語る槙生の文章を読んだ。
慣れないものの、新生活を咀嚼する槙生の言葉は柔らかい。
そんな折、槙生は朝を連れて5年ぶりに実家に帰ることになりーー?不器用な槙生と、大型犬系元カレ・笠町の”友人関係”に異変アリーーな心浮き立つ第4巻!
(巻末引用)
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漫画『違国日記』4巻感想・考察
読んだ後の感想になります。ネタバレを含むので未読の人は注意してね!
朝が槙生のエッセイを見つけるところから始まり、朝と一緒に実家に帰り、元カレ・笠町との間にも変化があり‥とそんな4巻だった。
とくに槙生が朝と実家に帰る話では、考えさせられる出来事が多かったな〜。
槙生はお姉さんとだけではなく、お母様とも確執があるようで‥‥。
朝が槙生のエッセイを見つける
Page.16にて、朝は槙生が書いたエッセイをネットで見つけます。
「ーーわけあって犬のようなものと同居することになった」という文から始まり、犬=朝と思われる内容のことが綴られていました。
朝は「これ私?」とエッセイについて槙生に聞きますが「著作は読まないでほしい」と言われてしまいます。
これに対して「いいじゃん」と朝は返してましたが、自分のことを犬と表現されていることや【私と犬はまだ親しくない たまに気づまりで群れに慣れないわたしは息が詰まる】などと書かれていることについてはどう思っているんだろう。
【群れは危険と安全性を同時にはらむ 私同様あなたも群れに向かないかもしれない あるいは適した群れを探すことが人生であると言う人もいるだろう あなたはどんな群れにいてもさみしいかも知れない 誰ともいない方が心地いいかも知れない】という朝にとっては、考えさせられるであろう一文もあったし、朝が槙生のエッセイを読んでどう思ったのか是非知りたいんだけど‥‥全く分かりません。
朝ちゃんの感情の描写が分かりにくい気がする。
わたしが朝ちゃんより槙生に感情移入しているからなのもあるんだろけど、全く朝が何を考えているのか分かりません\(^o^)/
槙生と朝が一緒に実家に帰る
槙生は朝と一緒に5年ぶりに実家に帰ります。
朝にとっては、おばあちゃん家ということになる。
朝のおばあちゃんで槙生の母は、1巻で朝の母・実里が亡くなった時に登場しました。
あの時は特に何の印象もなかったけど(おばあちゃん朝のこと引き取ってやれよくらいは思った)、なかなか嫌な母親でした。実里といい勝負である。
槙生曰く、槙生の母は「昔はとても鋭敏な人でいつからかずるく鈍い人になってしまった」らしいです。
例をあげると、『実里は気配りがきいて槙生は自立している』と言ってくれていたのがいつからか『実里は自主性がないし槙生は薄情だ』と言うようになったことなど。
槙生は、母が朝に実里の遺体を確認させたのが許せないらしい。
たしかにめちゃくちゃずるくて鈍い!
こういう人、結構いますよね😢
関わるとすごく気分が悪いです。相手を尊重した喋りができない系の人ですね。
朝は実里が死んだ時におばあちゃんが泣いているのを見て「お母さんが死んだ時すごい泣いてくれてた」と思ったそうですが、「親より先に死ぬ子がありますか」ってあくまで自分主体なんだよな〜🙄
人が死んだ時すら素直に死を悼めないんだな、という印象です。
挙げ句の果てには「確認なんてできない」と朝に遺体確認をさせるほどの自己中ときた。
当時中学3年生の朝に母親の遺体確認させるなんてどうかしてる🙄
だがしかし、そんなおばあちゃんをずるく鈍い人と思ってない朝ちゃんもなかなかすごいな〜と思った。
本当に朝ちゃんがよく分からん。
元カレ・笠町との間にラブハプニング
Page.20では槙生と元カレ・笠町との間に進展が‥!!!
実は槙生の相手としては、朝の後見監督人弁護士の塔野を推してた。
それが元カレ・笠町とまたヨリを戻しそうです。
たぶんつき合うって形ではないんだろうけど。
槙生は笠町と食事に出かけるんだけど、彼の引き締まった身体つきに「あれ こいつ こんなにえろかったかしらん」と急に欲情しだして‥
その後、公園で涼んでる最中、笠町から成り行きでキスされるんだけど「嫌だったか?」と聞かれて「めちゃくちゃしたい」と槙生は返します。
そして笠町は槙生に「友達にオプションつければいいだろ 友達の距離感でさ干渉しない でもセックスする お互い以外とはしない ピンチの時には頼りよるってどうだろう?お得だろ?」と提案します。
ん?それってフツーにつき合ってない?
以前どんなつき合い方してたんだw
「連絡は即返す!1日1回は電話!」とかしてたのかな?
友達の距離感でさ干渉しないカップルではじめからいれたらうまくいってたのにね
まあこれは全てのカップルについてそう思ってる。

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まとめ
4巻は
- 朝が槙生のエッセイを見つける
- 槙生と朝が一緒に実家に帰る
- 元カレ・笠町との間にラブハプニング
が見どころでした。
4巻でも相変わらず、槙生の哲学的な考え方は読んでて心地よかったです。
「その人がどういう人で‥何を考えてるとかは生きてたってわかりようもない」と言う槙生の言葉は心に響いたな〜😭
後半からは一気に大人の恋愛モードに突入でドキドキしました。笠町にはフツーに胸キュンした。
さすがヤマシタトモコさん。BL漫画でよく見る展開でありましたw
恋愛に関しては塔野も加えて3角関係を期待しとく\(^o^)/
何でそんな自信ないんだよ。こんなに好いてくれる笠町にも失礼だろ!
あとフツーにうらやましいわ😂