漫画『Dr.クインチ』ネタバレあらすじ感想レビュー!これぞ最先端の整形マンガ!美容整形外科が主人公!整形はズルくない!

 

どうも!成瀬です!

最近、コロナのせいでドラマがやっていないこともあってブログを全く書いてませんでしたw
ブログ読者さんとの繋がりはめちゃくちゃ薄いですが、心配してくれてた人がもしいたらしたらありがとね!笑

ここ最近ドラマはやっていないし映画館には行けないしで暇で暇で。
仕事してあつ森して寝る生活を3ヶ月ほど続けていました。笑

そろそろ文章書きたいな〜という欲に駆られてきたので、ためていた漫画感想とレビューを書いていこうかなと思います(´・ω・`)

ってことで漫画『Dr.クインチ』の感想レビューを書くよ!

 

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『Dr.クインチ』基本情報

鈴川恵康による美容医療マンガ。
グランドジャンプにて連載中。
口は悪いが腕は立つ天才美容外科医権藤弓一朗が、己の美醜に囚われた数多の現代人の心を救う!

成瀬
3巻まで読んだ。

 

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『Dr.クインチ』あらすじ

口は悪いが腕は立つ天才美容外科医権藤弓一朗の手にかかれば、いかなる容姿も思いのまま。
いかなる容姿も思いのまま。
今日も東京・新宿にある藤美容クリニックに、彼を求めて果てなき渇望を抱えた人々がやってきてーーー!?
己の美醜に囚われた数多の現代人の心を救う、新時代を切り開く医療漫画第1巻!

(巻末引用)

 

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登場人物紹介

権藤弓一朗(ごんどう きゅういちろう)

藤美容クリニックの執刀医。
自他共に認める天才美容外科医。

藤美恵里子(ふじみ えりこ)

藤美容クリニックの院長。
BL好きの腐女子。
日々、権藤と秋吉でカップリング妄想をしている。

秋吉隼人(あきよし はやと)

藤美容クリニック麻酔兼助手。
甘いルックスだが同性愛者のため女に興味がない。

成瀬
わたしの推しはもちろん主人公の権藤!
口は悪いけど芯はしっかりしてる男前。
わたしはもう権藤のファン!最終回まで追っかける!

 

 

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『Dr.クインチ』1巻〜2巻 感想・レビュー

こんな美容整形マンガ初めて読んだ(΄◉◞౪◟◉`)
医者視点から描く整形マンガ・・・なるほど新しい!!!!

整形漫画と聞いて思い浮かぶのはレディースコミックなどでよく見る胸糞悪いアレですが、このDr.クインチはそんな今までの整形漫画のイメージを一新とさせる内容だった。

レディコミの整形マンガといえば整形の沼にハマった女の末路だったり、整形しても心は変わっていない醜い女を描いたり、整形=いいことではないという認識で書かれた作品が多いイメージがあります。(それはそれで面白いんだけどねw)

しかし本作の主人公は天才美容外科医・権藤弓一朗。
美容外科医視点なだけあって整形=人の一生を変えるというニュアンスで描かれていて物語に重みを感じた(´・ω・`)

で、ぶっちゃけ、このマンガに泣かされるとは思っていなかったよ(΄◉◞౪◟◉`)
レディコミみたいな胸糞整形マンガを想像してたら大違い。
これはれっきとした人の心を癒す医療マンガだった・・・。

 

以下、読了後の感想になります。
ネタバレあらすじも含みますのでご注意ください。

成瀬
ここからわたしが特に好きだったエピソードの紹介と考察をする。
(3巻まで読破してから読むことをオススメします。)

case003 「ONE STEP CLOSE」

まず『Dr.クインチ』1巻に収録されているcase003「ONE STEP CLOSE」

ゴンドーは芸能事務所の社長から依頼を受ける。
国民的な歌姫になる素質のある少女を”別人”に変えてくれという依頼だった。

 

KATEという名前でデビューを控えている18歳の彼女には過去があった。

 

彼女の父親が母親を刺し殺したという誰にも知られるわけにはいかない過去だ。
それから彼女は児童養護施設をたらい回しにされ友達もいない人生を送ってきた。
そんな彼女の唯一の心は歌うことだった。
二ヶ月前、事務所に送られてきたデモテープを見て誰もが彼女の歌唱力に驚いた。

 

そんな事情を抱えるKATEを別人レベルに整形することになったゴンドー。
しかしKATEは鎖骨あたりにある痣だけは残して欲しいとゴンドーに頼む。
その痣は父親を怒らせてしまったときに出来た痣で、母親が傷パットを貼って手当てしてくれたのだという。

 

唯一の母との思い出だという痣は彼女にとってアイデンティティだった。
その痣をみて母親を思い出したい。泣きながら頼むKATEの頼みをゴンドーは受け入れる。

 

しかし依頼主の事務所に言われているため痣を消さないわけにはいかない。
ゴンドーはるKATEの痣を消した後、アートメイクで薄く痣をかいた。
おそらく半年ほどで消えるだろう・・・。

 

「人は過去や思い出に囚われる傾向にある。だけど彼女は決して過去に囚われてはいけない。目を見て確信した。まだ18歳なのに壮大な過去を乗り越えてきて彼女はこれからもいろんな困難を乗り越えていくだろう・・・・」

 

ゴンドーは言う。
「新しい顔、新しい環境、新しい世界の中で新しい自己同一性を得た時にあの痣は必要なくなるだろう。あの痣はそれまでの精神安定剤さ。過去に捉らないように前に進むしかない人種もいるのさ。彼女みたいな人種が・・」

 

そしてKATEはデビュー。
あるライブの日。
観客でいっぱいの会場を前に、KATEは自分の痣が消えていることに気がついた。
しかし彼女は一瞬ハッとしてすぐに気を取り直し、前を向いてライブ会場に向かうのだった・・・。

これはマジで泣いた。
KATEの壮大な過去で同情を誘うだけでなく、過去と決別し前へ進むKATEの健気さがもう😭😭😭

わずか20数ページで1人の人間の半生と成長する瞬間を覗き見れるなんて・・・鈴川恵康先生まじで天才だな(΄◉◞౪◟◉`)

2話まで読んでいて、レディコミとの違いは主人公が個性的な部分くらいしか見当たらなかったけど、3話でグッと引き込まれたよ・・・(´・ω・`)

成瀬

未読のみんなさんはとりあえず3話まで読むことをオススメします!

 

case005 「ひかりの糸」

元ソープ嬢のひかりは4年前、客のヤクザに顔面を刃物で切られ、今も頬に傷跡が残っている。
現在は障がい者専門のデリヘルで働いている。

 

仕事熱心のひかりはすぐにナンバーワンになった。
ある日ひかりは、客としてひかりを指名してきた視覚障がい者の少年ミツと出会う。

 

ミツは目は見えないが、ひかりの顔を触ってを美しいと言った。
ひかりはそんなミツに惹かれていった。

 

ある日、ひかりはミツが角膜手術を受けれることになったと知る。
手術後、拒否反応が出なければミツは目が見えるようになる。

 

ひかりはミツに自分の顔を見られることが怖かった。
ゴンドーに依頼し顔の傷を消して欲しいと頼む。

 

しかしゴンドーはひかりの傷は完全には消せないと言う。
最初の処置が悪く感染症を引き起こし細胞が破壊されていた。
ゴンドーは形成外科で診てもらうといいと言うが、ひかりはゴンドーに施術して欲しいと懇願する。
ひかりの顔を目をそらさず見たのはミツとゴンドーだけだった。

 

ゴンドーはひかりの渇きを引き受けた。

 

ミツの手術が終わった頃、ひかりの手術も終了した。
ひかりはミツのお見舞いに行く。
まだミツは目を包帯で覆っているが、きっと手術は成功しているだろう。

 

ミツが手術を受けようと決意したのは、ひかりの顔が見たかったからだ。
そんなミツの思いを聞いてひかりは涙を流す。
顔に傷の残る今の自分を見てもミツはがっかりするだろうと。

 

ひかりの傷跡が薄くなるのには後3ヶ月ほどかかる。

 

ミツの退院の日。
ひかりは物陰からミツの様子を見ていた。
ミツは看護師さんに「いつも左ほほを隠してる女の子はこなかった?」とたずねていた。
ミツはひかりの顔に傷あることを知っていのだ。

 

たまたまマセラティで通りかかったゴンドーも現れ(笑)、ひかりに助言。
「あんたが夢から覚めた場所は真っ暗なんかじゃないんだよ。強い光でできた影を闇と思い込み絶望しているだけさ。自分を晒し同じ光の中に誰がいるのか見てみるといい。ま、うまくやりなよ」

 

ミツの前に現れたひかり。
「やっぱり光。美人じゃん」

 

ミツはひかりが左に俯く癖を見抜いていた。
音が右に飛ぶから左頬を隠しているのだと確信していた。
ひかりの左ほほには痣かシミがあるのだと思っていたようだ。

 

「オレがひかりの左ほほを見て嫌いになると思ったの?」

 

好きな人の前では綺麗でいたかった。
そんな女心を語るひかりに「いつもひかりは初めてを教えてくれる」と言うミツ。

3巻まで読んだ中で1番好きなエピソードです。
おそらく女の子はみんなこういう話を好きだと思う(´・ω・`)

他のエピソードでは、整形をすることで前向きになったり過去の自分と決別できたり、各エピソードの主人公たちが顔を変えることで自分の中の思いに整理をつけるって話が多かったと思います。

ですがこのエピソードは相手あっての物語。
恋愛は1人で出来ないからね。

ひかりが前向きになったところでミツ君が「いやいや顔に傷がある女とか無理だよ」という人だったら、バッドエンドになってしまったわけです。
例えば3巻のcase015「Under My SKIN」のまゆみのように失恋していた可能性もあるよね。

なのでミツくんがひかりのことを全て分かって好意を持ってくれていたと分かって、わたしはこの上ないハッピー。
他者からもたらされるハッピーって少女漫画好きにはたまらん(΄◉◞౪◟◉`)

もちろん、ひかり自身が魅力的な人物で、葛藤してもがいた結果がハッピーエンドは大前提。
わたしのように「何もしなくてもイケメン王子が現れてわたしのこと好きにならんかな〜」という女が一生幸せになれないことは分かっています。

ちなみにこのエピソードは細部にも感動できる部分が多いので、1番のお気に入りにあげています😌

例えば、ひかりがゴンドーに「この顔に目をそらさなかったのはミツくんと先生だけでした」と執刀をお願いする場面。
ひかりは目が見えないミツに「同情が一番邪魔でしょ?」と言っていたこともあるし、普通に接してくれるゴンドーのことをすぐに信頼できたんでしょう。

次にミツくんの言葉のセンス。

「11歳の頃に事故にあって家族全員見えなくなって」

これって家族全員亡くなったってことですよね?
「見えたところでひとりきり」というセリフからもそう読み取れます。
こんな高尚な言葉遣いできて、人の内面の深い部分を見ることができて、優しくて・・・こんなん絶対好きになるわ(΄◉◞౪◟◉`)

そんなこんなで、2人の心の深い部分で繋がった恋愛物語には、まるで他の漫画を読んでいるかのような胸キュンとハッピーをもらいました。

成瀬

ひかりちゃんの顔を傷つけたヤクザは絶対に手術代払えよ😡

 

その他にもおすすめエピソードはたくさんあるよ!

「ONE STEP CLOSE」「ひかりの糸」が飛び抜けてお気に入りエピソードなんですけど、ほかにも面白い話はたくさんあります。
case009「生きる証」、case011「ロマンス」、case015「Under My SKIN」あたりが好きです。

とくに「Under My SKIN」には大感動。

体重3桁の女の子・まゆみが恋をしてランニングダイエットをはじめるんだけど(ゴンドーは腹壁整形術で登場)、恋した相手はデブ専で、しかも痩せる前の自分を好きでしたってオチ。

まゆみはまた太って彼とつき合うことも出来たはずなのに、このままランニングを続けてダイエットを継続することを決意します。
そして彼には「あなたのおかげで自分を変えれた」とお礼を告げて決別。

1人の女の子の成長を垣間見た(´・ω・`)
誰も経験したことがあるだろう失恋だけど、ここまで究極な選択と急成長を遂げた人はいないんじゃないだろうか。

好きな人のために鬼努力して痩せたのに、好きな人はデブだった頃の自分を好きだったと判明。
好きな人のためにまた太るか、それともランニングを継続して理想の自分になるか。
二つを天秤にかけてまゆみが選択したのは鬼努力継続・・・・!!!!

これさ、わたしだったらどうするだろう?って考えると、マジで3時間くらい悩んじゃう選択なんだよね。
なのにキッチリ初恋と決別して新たな自分になることを決めたまゆみちゃんは本当に偉い!
わたしも擬似的に体験して清々しい気分になれました

あと、あんま壮大な過去じゃないのがまた感情移入しやすいね!
父親が母親を刺し殺した過去を背負ってるとか、ヤクザに顔面切り刻まれたとか、実は日本人じゃなかったとか・・・そういう重い話も好きだけど、フツーの女の子の話もたまには読みたいもんw

ってことで、『Dr.クインチ』壮大な話から失恋物語までいろんな話が読めます。
全話おもしろいので未読の人類は全員読んでください!