アニメ映画『HELLO WORLD(ハローワールド)』ネタバレ解説&感想・レビュー!衝撃の結末でどんでん返しのラスト!

 

アニメ映画『HELLO WORLD(ハローワールド)』見てきました。

この映画は・・・難しかった🙄

人気俳優陣がメインキャラクターの声を担当していることもあって、新海誠監督や細田守監督のアニメのように気軽な気持ちで見に行ったパンピーたちも多いんじゃないだろうか。
そんな彼らを唖然とさせる内容だった・・・と思うw

隣の席の高校生はずっとスマホいじてったよ😩
(いくらつまらなかったからってスマホいじるのはどうかと思うがwあ、わたしはつまらないとは思ってませんよ!)

ちょっと難しい設定だったので考察しきれていませんが、個人的な感想と考察を書いていきたいと思います。

 

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映画『HELLO WORLD(ハローワールド)』基本情報

2019年9月20日に公開されたアニメ映画。
監督は『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』の伊藤智彦で、脚本は小説家の野崎まどが執筆。
主演声優は本作声優初挑戦の北村匠海が担当した。
物語の舞台は京都。京都を代表する実在の史跡や名所も登場する。

 

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スタッフ・キャスト

監督 – 伊藤智彦
脚本 – 野崎まど
キャラクターデザイン – 堀口悠紀子
主題歌 – OKAMOTO’S「新世界」、Official髭男dism「イエスタデイ」、Nulbarich「Lost Game」

声の出演
堅書直実 – 北村匠海
カタガキナオミ – 松坂桃李
一行瑠璃 – 浜辺美波
勘解由小路三鈴 – 福原遥
徐依依 – 寿美菜子
カラス – 釘宮理恵 – 子安武人

登場人物紹介

堅書直実(かたがき なおみ) – 北村匠海

主人公。
2027年の京都に住む高校1年生の男子。
臆病で優柔不断で主体性がない性格だが、そんな自分を変えたいと思っている。

カタガキ ナオミ / 先生 – 松坂桃李

2037年の未来(アルタラを創造した「現実世界」)から来た堅書直実を名乗る青年。

成瀬
15歳の10年後ってことだよね。
にしては老けてるわw
まあ苦労してるから仕方ないか😂

一行 瑠璃(いちぎょう るり) – 浜辺美波

ヒロイン。直実の同級生で、同じく読書好きで図書委員を務める。

成瀬
声があまり好きじゃなかったです。すみません。

勘解由小路 三鈴(かでのこうじ みすず) – 福原遥

学級は違うものの、直実や瑠璃とは図書委員の仲間で、委員会のアイドル的存在。

成瀬
ただの脇役。
福原遥は上手かった。
メインの3人より声優としてはうまいと思う。

カラス – 釘宮理恵

先生(ナオミ)から直実へと授けられたツール。
普段は太った八咫烏の姿をしているが、直実が能力を行使する際には神の手(グッドデザイン)と呼ばれる手袋の形態を取る。

千古 恒久(せんこ つねひさ) – 子安武人

京斗大学教授。太った中年男性。
2037年の世界では57歳で、ナオミ(先生)の上司。

成瀬
子安さんが中年で太った教授の声を担当する時代になったんですね・・・🙄
わたしの中での元祖イケボが😭

徐 依依(シュー・イーイー) – 寿美菜子

千古の助手。中国人で、訛りのある日本語で話す。

成瀬
ごめん。中国人だという設定は公式サイト見ないとわからなかったわ。それくらい脇役w

 

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映画『HELLO WORLD』 あらすじ

「お前は今日から3ヶ月後、一行瑠璃と恋人同士になる」

京都に暮らす内気な男子高校生・直実(北村匠海)の前に、10年後の未来から来た自分を名乗る青年・ナオミ(松坂桃李)が突然現れる。
ナオミによれば、同級生の瑠璃(浜辺美波)は直実と結ばれるが、その後事故によって命を落としてしまうと言う。
「頼む、力を貸してくれ。」彼女を救う為、大人になった自分自身を「先生」と呼ぶ、奇妙なバディが誕生する。
しかしその中で直実は、瑠璃に迫る運命、ナオミの真の目的、そしてこの現実世界に隠された大いなる秘密を知ることになる。

世界がひっくり返る、新機軸のハイスピードSF青春ラブストーリー。

(公式ホームページ引用 http://www.mienaimokugekisha.jp/about/)

 

 

以下、鑑賞後の感想になります。
映画をまだ見ていない人はネタバレに注意してね!!!

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映画『HELLO WORLD(ハローワールド)』ネタバレあり感想・考察

「この物語(セカイ)は、ラスト1秒でひっくり返る――」

というキャッチコピー通り、最後の最後でやられました。

このキャッチコピーを知っていて見に行ってたのなら読める展開だったのかもしれませんが、監督と声優以外の前情報ナシで観に行ったので素直にびっくりした。

解説含むネタバレあらすじと考察

まずは(個人的な解釈含む)あらすじと解説から書いていきます。
核心をつくネタバレを含むので未鑑賞の人は気をつけてください。

気弱な高校生・堅書直実(CV北村匠海)の元に、10年後の未来から自分(CV松坂桃李の自称先生)がやってくる。
先生が言うには、ナオミは3ヶ月後にクラスメイト・一行瑠璃(CV浜辺美波)と恋人同士になるらしい。
しかし、つき合ってすぐ彼女は死んでしまうのだと言う。
先生「一行瑠璃との思い出を作りたいから協力しろ。まずは言う通りにして恋人同士になれ」ってことで先生の言う通りにするナオミ。

初めは勘解由小路三鈴の方が好みだとか言っていたナオミだが、一行さんの可愛さにやられてまんまと好きになる。
そんで先生の言う通りに行動してたら一行さんもナオミを好きになった。
こうしてナオミは一行さんとつき合えることに・・・!!!!(ここまでがラブコメパート)

一行さんが死ぬ日がやって来た。
先生の指示通りに一行さんを守るナオミ。
仮想世界であるアルタラの自動修復システム・狐面が襲ってくるが、カラスの力でやっつける。

ナオミは無事に一行さんを守り抜いた。
しかしここに来てナオミは先生に裏切られる!!!
実は一行さんは死んだのではなくて脳死だった。(脳死で10年持つってすげぇな)
先生は一行さんがナオミを好きになったその時に、一行さんを10年後に連れ帰るつもりだったのだ・・・!

先生に一行さんを連れ帰られてしまったナオミは途方に暮れる。
しかも自動修復システムの暴走によって2027年の世界は崩壊していく・・・。

2037年の未来に帰った先生は、一行さんの蘇生に成功。
先生は暴走するアルタラへの不正アクセスの証拠隠滅に乗り出すが、一行さんを殺害するために追ってきた自動修復システムの狐面がアルタラの中から2037年の世界へとあふれ出すのを見て、自分が現実として認識していたこの世界も、その10年後の2047年の未来にあるアルタラの中に構築されたシミュレーションの世界であったことを悟る。

カラスの協力によって2037年の世界に現れたナオミは、先生をぶん殴り改心させ、2037年の世界に溢れ出した狐面と戦う。
狐面は大暴走。その過程で先生は自らを犠牲にする選択をして命を落とす。
ナオミは一行さんと元の世界に送り帰ることに成功。2027年の世界はパラレルワールドとして存続することになった。

そしてラスト。
先生が目を覚ます。
そこは2037年の仮想世界をアルタラ上でシミュレートしていた2047年の現実世界。
現実世界で20年前に命を落とした(脳死かな?)のは堅書直実で、
アルタラを使って彼を脳死状態から蘇生させようとしていたのは一行瑠璃だった・・・!!!

こんな感じでどんでん返しのラストだったんだけど、全く感情移入できなかった。

ストーリーを整理して見るとなかなか面白い内容だと思うんですよ。
それでもなぜか感情移入が出来なかった。

脚本も作画も音楽も素晴らしいのになぜか入り込めない・・・。
見る人が見れば泣ける映画なんだろうけど、わたしにはテンポが合いませんでした。

原因は複雑な世界観が大きいと思う。
小説や漫画などで自分のペースで理解しながら世界観を掴めれば、もっと物語に入り込めたんだろうな。

成瀬
一旦自分の中で整理して、もう1度映画を見たら違った感想が持てそう。

 

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まとめと個人的な評価

満足度 100点満点中60点

ラストはどんでん返しで震えたけど、全体的に惜しかった。

いくら最後が衝撃的でも、それまでのストーリーを理解できていないと意味がない。
人気俳優を声優に起用しているにも関わらず、万人受けしない内容でどの層に向けての作品なのかよく分かりませんでした。
こんな宣伝の仕方をしなければよかったのにね・・・・😩

どんな映画にも賛否両論はありますが、この映画は特に見る人を選ぶと思う。

だがしかし、ラストシーンで盛り返したのは確か。
「もう1度見に行ってみよう」と思えるほどの衝撃はあった。

そんな感じで満足度は普通よりちょっと上の60点で!

成瀬
主題歌はとてもよかった。

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