ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』7話ネタバレ感想・考察。8話あらすじ。川島海荷演じる悪女の闇!黒川は弁護士失格なのか?

 

悪女な川島海荷が見れてよかったです・:*+.\(( °ω° ))/.:+

設定は既視感溢れたけども、黒川先生の葛藤も観れたしラストは泣きました。
 

各話の感想はこちら1話  2話  3話  4話  5話  6話  7話  9話  10話

 

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ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』とは

身近に潜む冤罪の恐怖。犠牲となった弱き人々を救う弁護士たちを描いたヒューマン・リーガル・エンターテイメント。
2019年1月19日にスタート。毎週土曜。夜10時放送。主演は坂口健太郎、脚本は『LIAR GAME』や『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』などの古家和尚が担当している。

トライアル期間中は無料で見れます!
 

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スタッフ・キャスト

脚本 – 古家和尚
音楽 – UTAMARO Movement
音楽プロデュース – 岩代太郎
主題歌 – King Gnu「白 日」
参考資料 – 「冤罪弁護士」今村 核 著(旬報社 刊)

黒川 拓 – 坂口健太郎
和倉 楓 – 川口春奈
城崎穂香 – 趣里
指宿林太郎 – 小市慢太郎
登別次郎 – 正名僕蔵
石和徳則 – 赤楚衛二
鳴子恭輔 – 中島広稀
別府長治 – 杉本哲太
湯布院和人 – 志賀廣太郎
有馬聡子 – 市川実日子
黒川 真 – 草刈正雄(特別出演)
秋保 恭一郎 – 藤木直人

 

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『イノセンス 冤罪弁護士』7話あらすじ

楓(川口春奈)は、秋保(藤木直人)の妹を殺したとされた浅間(鈴之助)が拓(坂口健太郎)の幼馴染であること、自殺した浅間の冤罪を信じる拓に被害者遺族として複雑な思いを抱きつつ秋保が拓のサポートをしていることを知る。そんな中、拓と楓は、湯布院(志賀廣太郎)の代打で、資産家の乗鞍権三郎(団時朗)の殺人を疑われている若妻・満里奈(川島海荷)の弁護を担当することに。

練炭による一酸化炭素中毒で亡くなった権三郎が無理心中を図ったという満里奈は、自らも中毒症状で病院に搬送されているが、事前に練炭を買っていたことなどから殺人を疑われている。
乗鞍家の廊下の防犯カメラ映像から、満里奈は一酸化炭素の充満した部屋に1時間以上いたことになるが……。
翌日、拓と楓、穂香(趣里)は乗鞍家へ。権三郎の前妻の息子・肇(六角慎司)は、練炭を焚いている間に満里奈が窓から外に出て、権三郎が死んでから戻ったに違いないと話すが、拓はあることに気づく。

公判の日、若者の目撃証言から満里奈が事件時間に窓から外出していたと主張する検察に対して、拓は庭のセンサーライトが反応していなかったことを根拠に反論。
勝訴が見える中、なぜか深刻な拓に父親の真(草刈正雄)は「本当のことを知りたいという動機で成り立つ弁護活動はない」と諭す。実は拓は満里奈が殺人を犯した可能性を疑い、思い悩んでいた…。
真実を追えば依頼人の嘘を暴くかもしれないことに、弁護士としてどうすべきか葛藤する拓。しかし、楓の一言がきっかけとなって命がけの実証実験を決意する!

(公式ホームページ引用 https://www.ntv.co.jp/innocence/)

 

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『イノセンス 冤罪弁護士』7話感想・考察

判決はスッキリしない終わり方でしたが
【真実を追えば依頼人の嘘を暴くかもしれない】という黒川先生の葛藤や「本当のことを知りたいという動機で成り立つ弁護活動はない」と言う父親・真との確執もあって見応えある7話でした。

※以下、視聴後の感想になります。未視聴の方はネタバレご注意ください。

7話のネタバレあらすじ

  • 黒川と和倉は、湯布院の代打で資産家の乗鞍権三郎の殺人を疑われている若妻・満里奈(川島海荷)の弁護を担当することになった。
    練炭による一酸化炭素中毒で亡くなった権三郎が無理心中を図ったという満里奈は、自らも中毒症状で病院に搬送されているが、事前に練炭を買っていたことなどから殺人を疑われている。
    乗鞍家の廊下の防犯カメラ映像から、満里奈は一酸化炭素の充満した部屋に1時間以上いたことになる。
  • 翌日、黒川と和倉、穂香は乗鞍家へ。権三郎の前妻の息子・肇(六角慎司)は、練炭を焚いている間に満里奈が窓から外に出て、権三郎が死んでから戻ったに違いないと話す。
  • 公判の日、若者の目撃証言から満里奈が事件時間に窓から外出していたと主張する検察に対して、拓は証人が警察から「ベージュのコートを着た女性を見ませんでしたか?」と言われたことについて、目撃証言が捜査機関の恣意的な誘導だったこと、庭のセンサーライトが反応していなかったことを根拠に反論。
    しかし、勝訴が見える中、検察側の主張を潰しただけでそのせいで余計にわからないことが出てきた、と黒川は深刻な面持ちになる。
  • そんな黒川は父親の真と指宿から「被告人が嘘をついていると確信したとしても無罪を主張する、それが出来ないなら弁護士バッチを外した方がいい」「本当のことを知りたいという動機で成り立つ弁護活動はない」と諭される。
    実は拓は満里奈が殺人を犯した可能性を疑い、思い悩んでいた。
  • 一方、湯布院は満里奈がかつて弁護の担当したことのある投資詐欺に遭った一家の子どもであることを思い出す。その一家は訴訟の準備を進めている途中で練炭心中を図り、奇跡に子供達だけが助かった。弟の方は脳障害を起こして親戚に引き取られている。
    その投資詐欺には乗鞍権三郎が関わっていた。満里奈には乗鞍を殺す動機があったということだ。
  • 満里奈の生い立ちを知った黒川と和倉は満里奈に会いにいく。
    もう一度、黒川は満里奈に「部屋から出ていないのか」と問う。満里奈は部屋から出ていない、殺していないの一点張りだった。
  • そんな中、有馬の取材で満里奈の弟が入院する病院が分かった。弟の入院費を払っていたのは満里奈だった。5年前に5年間の入院費を前払いし、その後連絡がつかないらしい。
    黒川は満里奈が「弟に会っていない」と言っていたことを思い出し「やっぱり嘘をついていたんだ」とショックを受ける。
  • そして黒川は決定的な証拠を発見してしまう。現場の写真に写り込んだ二酸化マンガンのパッケージ。
    父親、指宿、満里奈の言葉を思い出し葛藤する黒川に和倉は「どうして満里奈さんは湯布院さんに弁護の依頼してきたんでしょうか。もしかしたら気づかれたかもしれないのに。私たちが満里奈さんにできることって」と声をかける。
  • 和倉の一言がきっかけとなり、黒川は命がけの実証実験を決意。
    秋保の協力の元、当時の状況を再現。乗鞍が死に至る30分の間、満里奈が過酸化水素に二酸化マンガンを加え酸素を作り出しやり過ごした様子を黒川は命がけで立証した。
  • 黒川と和倉は満里奈に会いに行き、満里奈がなぜ無事だったか検証したと報告する。
    満里奈は乗鞍に弟のことがバレ「弟のことを切り捨てろ」と言われたことから、両親を自殺に追い込んだ乗鞍を殺してやろうと決意したとのこと。
    そんな麻里奈に黒川は「罪を認めてもらえれれば情状弁護に切り替える。少しでも刑罰が軽くなるようにする」と提案するが、麻里奈は拒否し「精一杯戦うって言うなら私を無罪にするために戦えよ!悪いことしても証拠がなければ逃げ切っていい!それが法律の世界なんでしょ。なのになんで弁護士が余計なことすんのよ!」と激怒した。
    そんな麻里奈に「僕は麻里奈さんに救われてほしい!弁護士の仕事は確かに依頼人の利益を守ることだ。でも犯した罪から目を背けて逃げ切ることは本当に麻里奈さんの利益になるんですか。たとえ裁判に勝ったとしても罪を背負ったままでは、救われることはないと思います」と声をかける。
  • 最終弁論前、麻里奈の弟の容態が急変した。
    麻里奈の弁護を解任になった黒川だが、最終弁論の傍聴に行く。
    黒川の姿を目にした麻里奈は彼の「本当は気づいて欲しかったんじゃないんですか?」「僕は麻里奈さんに救われてほしい」「罪を背負ったままでは救われることはないと思います」という言葉を思い出す。
    証言台に立った麻里奈は「この場合も自首って言うの?私が言ったことを話したいから。私は夫を殺しました」と話し始めた。
    傍聴席の黒川に「もう一回弁護を引き受けてくれない?救われなくていいと思ってた。でも」と声をかける。

 

7話はこんな感じでした。
判決結果が出ていないこともあってスッキリする終わり方ではなかったけど、今回も考えさせられる内容で面白かった。というより泣いた。

無罪まであと少しの麻里奈が黒川の言葉を思い出して罪を認めたシーンではガン泣きでした。
麻里奈は無罪にこだわっていて、乗鞍がそうだったことから【悪いことしても証拠がなければ逃げ切っていい】と思っていた。
それが黒川先生の熱意で考えを変えたことには感動でした。
黒川先生が情状弁護を提案した時ではなく、最終弁論の場で自分で決断したっていうところも魅せられた。
あとエンディングの「白日」が流れるタイミングとか絶妙でした。

成瀬
悪女に寄り添う弁護士には既視感しかなかったけど、フツーに泣いた😭😭😭😭
坂口健太郎くんの演技もよかったし・・・!
7話までで1番よかったな〜。


しかし、相変わらず実証実験は意味不明であった。
黒川先生は現場の写真に写り込んだ薬品のパッケージを見つけたことで麻里奈の犯行に気づくのですが、なんでそれを他の人たちが気づかなかったのかまじで謎。

しかも、そういう薬品ってネットで買うんじゃないのかな?
練炭の入手に気づいたんなら、そちらも疑えよ🙄

人間ドラマ的には毎週楽しんでるけど、大掛かりな実証実験には一度も感心したことがない。

成瀬
証人はでっち上げるしこのドラマ界の警察はポンコツだな😩

和倉先生がいい感じになってる

今回は和倉先生の名言の炸裂だった。

「どうして満里奈さんは湯布院さんに弁護の依頼してきたんでしょうか。もしかしたら気づかれたかもしれないのに。私たちが満里奈さんにできることって」
「正しかったかどうか分からないってことは、正しかったかもしれないってことじゃないですか」

といった具合に黒川先生を支えてる・・・確実にいいコンビになっている・・・!!!

弁護士失格なのかと悩んでるときにこのセリフはやばいでしょ。
心の救いになるしいい子すぎる。そりゃあ実家に連れて行きたくもなるよな🤔

和倉先生のことは、1話では「キーキーうるさいしヒステリックだな〜」と感じていたので、いきなりの名言連発には驚きました。
もはや嫌味も言わずにバナナ差し入れしてくれたり・・まじで角が取れすぎ。
6話までの間で黒川先生の信念を認めてるんでしょうけどね😌

黒川と秋保の関係

東央大学殺人事件に関しての続報。
冒頭で和倉先生が秋保さんから聞いた話は

  • 秋保の妹を殺害した犯人は黒川先生の幼馴染。
  • 黒川は「殺人犯は別にいるはずです。浅間が有罪判決を受けたのは冤罪だと思います」と秋保に主張し、秋保は黒川を殴る。
  • 「どうして黒川先生に協力を?妹さんの事件が冤罪だった可能性があると秋保先生も考えてるからじゃないんですか?」と言う和倉の問いに対して、秋保は「顔を見たくなくて塗りつぶした。捨てれば良いのに、今もその写真を持ってる。なぜかは俺にも分からない」と曖昧な回答を返す。

ということでした。

黒川先生と秋保さんの関係ってかなり複雑なものだったんですね。
秋保さんは浅間が冤罪だとは認めていないけども、どこかで考えているんじゃないのかとも思える。

「希望的観測に腹がたった。俺は科学者であり被害者の遺族」
と言っていることから希望的観測はしたくないんでしょうね。(希望しているかどうかは分からないけど)
それにしてもどっかの月9主人公のようなセリフ・・・。

そして、ラストで和倉先生は有馬さんから頼んでいた【ドキュメンタリー24-東央大学殺人事件-】のDVDを受け取ります。
これで新たな情報が出てきそう。

成瀬
小出しにされすぎてしんどい( ; ; )
回想でもいいからそろそろ何か情報がほしい!

 

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『イノセンス 冤罪弁護士』8話あらすじ

拓(坂口健太郎)と楓(川口春奈)は、24年前に起きた毒物混入事件で死刑判決を受け長い獄中生活を送っている式根大充(片岡鶴太郎)の冤罪を晴らしてほしいと聡子(市川実日子)から頼まれる。事件は式根が当時暮らしていたイトエ電機の社宅のクリスマスパーティーでシャンパンに毒物が混入され6人が亡くなったというもの。執拗な尋問の末に自白した式根が死刑判決を受けたが、警察の杜撰な捜査を知った聡子は、癌で余命の短い式根が生きている間に冤罪を晴らしてほしいと話す。

(公式ホームページ引用 https://www.ntv.co.jp/innocence/)