土曜プレミアム『コンフィデンスマンJP-運勢編-』ネタバレあらすじ・感想・考察。映画のついでに作った割には面白かった!

 

5月17日から公開されている映画『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』に合わせて土曜プレミアムにてコンフィデンスマンJPのスペシャルドラマ『コンフィデンスマンJP-運勢編-』が放送されました〜!

映画を先に見てたので、モナコの存在やリチャードが占いにハマった理由など違和感なく見れました🤔
スペドラを見て気になった人は是非映画館へ行くべき!

それでは『コンフィデンスマンJP-運勢編-』のネタバレあらすじと感想を書いていきます。
(ネタバレだけ、感想だけ見たい人は目次から飛んでね!)

 

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『コンフィデンスマンJP-運勢編-』とは?

2018年4月9日から6月11日まで、フジテレビ系「月9」枠にて放送されたテレビドラマ『コンフィデンスマンJP』の続編にあたる。
2019年5月17日に公開された映画『コンフィデンスマンJP -ロマンス編-』にあわせて、公開日翌日の5月18日の土曜プレミアムにて放送されたのが『コンフィデンスマンJP-運勢編-』である。
ゲストに北村一輝、中山美穂、広末涼子、船越英一郎を迎えた。

ロマンス編で登場したダー子の一番弟子・モナコが馴染んでいることや、リチャードの「香港で占い師の役をやってもらったことがあったろう」というセリフから時系列は『ロマンス編』→『運勢編』の順番であることが分かる。

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スタッフ・キャスト

監督 – 田中亮
脚本 – 古沢良太

ダー子 – 長澤まさみ
ボクちゃん – 東出昌大
五十嵐 – 小手伸也
リチャード – 小日向文世
モナコ – 織田梨沙
ちょび髭 – 瀧川英次
バトラー – Michael Keida
阿久津晃 – 北村一輝
渡辺若葉 – 中山美穂
韮山波子 – 広末涼子
松崎 – 船越英一郎

 

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あらすじ

コンフィデンスマン=信用詐欺師のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)は、宇宙に行きたいと切実に願うアプリ開発会社の社長・松崎(船越英一郎)を巧みにだまし、大金をせしめる。だがボクちゃんは、「今回はまれにみるひどい作戦だった」とダー子を責め、詐欺師を辞めると言い出す。いつもたまたまついているだけ、とボクちゃんから言われたダー子は、幸運の女神に守られている、と返すが……。

そんなダー子が、新たなターゲットとして狙いを定めたのは投資家の阿久津晃(北村一輝)。阿久津は投資家とは名ばかりの闇金業者で、賭けポーカーの元締としても暗躍し、債務者をギャンブル漬けにするなど、卑劣な手口で稼ぐ危ない男だった。ボクちゃんとリチャードは、相手が悪いと反対した。しかしダー子が耳を貸すはずもなく、なかば強引にボクちゃんたちを巻き込むと、証券マンを装い、犯罪がらみの現金を洗浄するといって阿久津に接触する。だが、ダー子たちの正体を見抜いていた阿久津に、用意した見せ金の5000万円をあっさり奪い取られてしまう。

リチャードの占いによれば、ダー子の運はこれから下がり続けるという。ダー子は、占いなんて迷信だと証明する、といっていくつかのターゲットを狙ったものの、信じられないような不運が続き、連戦連敗してしまう。それでも阿久津へのリベンジを諦めないダー子に呆れたボクちゃんとリチャードは、彼女の元を去ることに……。

ほどなくボクちゃんは、渡辺若葉(中山美穂)が社長を務める遺品整理会社『おもかげ』で働き始める。一方、海辺の町でサーフィンを楽しんでいたリチャードは、夫を亡くし、ひとりで中華料理店を切り盛りする韮山波子(広末涼子)に心をひかれていた。

ダー子は、弟子のモナコ(織田梨沙)をボクちゃんとリチャードのもとへ送り、阿久津へのリベンジに協力を求めた。しかし、ふたりから拒否されてしまったダー子は、五十嵐(小手伸也)とともに再び阿久津に挑むが……。

(公式ホームページ引用 https://www.fujitv.co.jp/confidenceman_jp/index.html)

ここからネタバレありあらすじ

ボクちゃんが働き始めた遺品整理会社『おもかげ』は、亡くなった人から引き取った遺品を高価で転売し、不要な物は不当廃棄する悪徳業者だった。
会社の実態を知ったボクちゃんは良心が痛み、せめて自分が関わった遺族の方だけにも遺品で得た金銭を返したいと思う。
遺品整理会社『おもかげ』をはめるために、ちょび髭(瀧川英次)に父親の遺品整理を依頼させ、社長・渡辺若葉たちに金塊を探させるというシナリオを立てる。
しかし、金塊のありかを書いた地図が入っている机を若葉たちに高値で売りつけるはずが、窃盗に入られてしまう。
あまりの悪徳ぶりにボクちゃんは驚愕し、撤退するために囮に使った茶器と首飾りを取り返しに行くが、若葉たちに見つかってボコボコにされてしまう。

 

一方、リチャードが心を惹かれた韮山波子(広末涼子)には、亡くなった夫の残した借金・5000万があることが分かった。
波子が借金をしているのはこの辺りの実力者・田島という人物。田島は波子へ自分の女になるなら借金をチャラにしてやってもいいと言っているらしい。
リチャードは波子のためにラーメン屋を繁盛させ、借金を返す方法を思いつく。
子猫たちがサクラとして店に通ってくれたこともあり、最初のうちはラーメン屋は繁盛していたが、次第に客足は遠のく。
自暴自棄となる波子に、リチャードは5000万円を渡し、ずっと一緒にラーメン屋を営むことを約束した。
しかし、翌日、リチャードが目を冷ますと、波子は5000万円と共に消えていた。

 

ダー子は五十嵐とともに阿久津へリベンジすることに。
ダー子、阿久津、五十嵐、その他2人の5人でポーカーを行うことになる。
しかし、五十嵐のイカサマがバレ、五十嵐は拘束される。他の2人も怖くなったのか退席。
ダー子と阿久津の一騎打ちとなる。

 

一旦はダー子は勝利し2億円を勝ち取ることに成功するも、阿久津の挑発に乗り勝負を続けることになった。
有り金を賭けたポーカー。ダー子はイカサマを使いフルハウスを出すことに成功するが、なんと阿久津はロイヤルストレートフラッシュを出す。
イカサマだと騒ぐダー子であったが、阿久津の勝利だ。
しかもこの時、通報があったのか警察がやってくる。阿久津には危険時は瞬時に連絡が来ることになっており、文字通り勝ち逃げされる。

 

ダー子は拘束されている五十嵐を置いていけず、その場で警察に逮捕される。
偽の身分書を持っていたことで哀れなOLだと思われ、説教後にすぐに釈放された。

 

ダー子、ボクちゃん、リチャードは集合して、それぞれの身の上に起きた不幸を報告。
3人とも落ちるところまで落ちたということだ。

 

近状報告直後、すぐさま立ち直るダー子。
「結果を見に行きますか!吉と出たか、凶と出たか」という言葉と共に、種明かしが始る。

 

数週間前、ダー子がボクちゃんとリチャードと解散した直後のこと。
ダー子は阿久津の身辺を調べ始める。
阿久津の昔の愛人・渡辺若葉と、ネジ工場の社長が貢いでいた女・韮山波子に目をつける。
こうしてダー子は、ボクちゃんとリチャードへ渡辺若葉と韮山波子のもとへ潜入するよう書いたメモをモナコに託した。
(序盤のシーンでボクちゃんとリチャードがメモを破っていたのは、メモを残さないためだった。)

 

渡辺若葉はボクちゃんとちょび髭が仕掛けた金塊を求めて、地図を辿り金塊のありかを探していた。
地図に書かれていた場所は、韮山波子が営むラーメン店一帯の土地であった。
ちょうどリチャードの元を波子が去ったとき、若葉がラーメン屋に訪れ、土地を売って欲しいと申し出る。

 

リチャードは若葉に土地の所有者を紹介する。
土地の所有者役はギャルに扮したモナコ。
「じいちゃんから譲ってもらった先祖代々の土地だから売れない」と渋りに渋り、6億円を提示。

 

若葉は阿久津に頼み込み、6億円を用意する。
阿久津はダー子にポーカーで勝って上機嫌で若葉の誘いに乗る。
実は阿久津がポーカーでいいカードを引いたのは偶然ではなかった。「今日はついている」と阿久津に思わせるために、ダー子がわざといいカードを引かせたのだ。

 

こうしてダー子たちは阿久津から6億円を取ることに成功した。
最初に取られた5千万、ポーカーで取られた1億、土地代、すべてを回収できた。

 

ちなみにリチャードは波子に5000万円もあげておらず、1万円札で神の束を包んだ偽5000万を渡していた。(実質30万円ほど)
波子は店に帰り、ありもしない金塊を掘っている阿久津と若葉たちと出くわす。
そこで思わぬ再会があった。波子と若葉の店で働くチンピラ・こうたは親子だったのだ。

 

波子に失恋したリチャード、ボコボコにされたボクちゃんはダー子の計画にブーイングを送る。
しかし、ダー子は「失敗も計画のうち」だと。
おみくじに「底に落ちぬ限り浮上せず」と出たことで落ちるところまで落ちることに決めたらしい。
計画のうちに失敗を組み込み、ダー子の運気が落ちるところまで落ちたと神様に思わせるためだった。
今回ダー子は神様まで騙したのだ。

成瀬
こんな感じでした。

神様まで騙す展開には驚きましたw
幸せを掴むための不幸貯金と同じ感じですね🙄

 

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『コンフィデンスマンJP-運勢編-』感想

満足度 100点中70点

正直に言うと、最後の最後まで全然面白くなかったです😩

それが種明かしで一気に面白く!!!!
前半も楽しく見ていた人には申し訳ないけど、映画のついでに作った話とはいえ、手を抜きすぎだろう」と呆れた気持ちで見ていた。
コンフィデンスマンJPはターゲットを視聴者共々騙すドラマだったので、後半から面白くなることが多かったのですが、ここまでつまらん前半は初めてではないだろうか……。

ダー子は不運続きでパッとせず、ボクちゃんは闇金ウシジマくんに出てきそうなダークな会社で働き、リチャードは隠居後に女に引っかかり…とどんよりと暗い話で、その上、最後の最後まで種明かしがないもんだから今回はスッキリしない話なのかとさえ思った。
残り15分くらいのところからやっと種明かしは始まり、今までの失敗は全てダー子が神様を騙すために仕組んだものだったのだと知って、スッキリ爽快

大どんでん返しがあるとしても、ここまでスッキリするとは思わなかった。
ボクちゃんがボコボコにされたことや、ダー子と五十嵐がガチモンの警察に捕まったのも全て戒めのためだったとはwww
リチャードが広末涼子に騙されたのは…まあ…ちょっと弱いかな😂

成瀬
神様まで騙すとは、ダー子さん!さすがでした\(^o^)/