実写映画「帝一の國」感想・レビュー!くだらないけど面白い!わたしは間宮祥太朗の氷室ローランド推し!

 

 

成瀬
どうもこんにちは。成瀬です。

映画「帝一の國」がテレビ放送されたのでネタバレと感想を書く。

公開からもう3年か・・・(´・ω・`)
当時は若手俳優だった出演者たちも今では全員そこそこの役者ってのが時の流れを感じる🤔

(ネタバレだけ感想だけを読みたい人は目次から飛んでね!)

 

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映画「帝一の國」基本情報

ジャンプSQ.19、ジャンプスクエアにて連載されていた古屋兎丸原作の漫画「帝一の國」を菅田将暉主演で実写映画化。
監督は「ジャッジ!」「世界から猫が消えたなら」などの永井聡。
2017年4月29日に公開された。

映画「帝一の國」スタッフ・キャスト

監督 – 永井聡
脚本 – いずみ吉紘
製作 – 小川晋一、木下暢起、市川南
プロデューサー – 若松央樹、村瀬健、唯野友歩
原作 – 古屋兎丸「帝一の國」
主題歌 – クリープハイプ「イト」

赤場帝一 – 菅田将暉
東郷菊馬 – 野村周平
大鷹弾 – 竹内涼真
氷室ローランド – 間宮祥太朗
榊原光明 – 志尊淳
森園億人 – 千葉雄大
白鳥美美子 – 永野芽郁
堂山圭吾 – 木村了
根津二四三 – 萩原利久
佐々木洋介 – 岡山天音
古賀平八郎 – 井之脇海
山羽喜一郎 – 若林司
赤場 譲介 – 吉田鋼太郎

 

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映画「帝一の國」あらすじ

生徒会長に、僕は、なるッ!絶対!どんなことをしてでも、なってやるッ!!
日本一の名門校、ライバルは800人の秀才たち。
大波乱の権力闘争…
命がけの[生徒会選挙]がついに幕を開ける!!

全国屈指の頭脳を持つ800人のエリート学生達が通う、日本一の超名門・海帝高校。政財界に強力なコネを持ち、海帝でトップ=生徒会長をつとめたものには、将来の内閣入りが確約されているという。時は4月、新学期。大きな野心を持つ男が首席入学を果たす。新1年生・赤場帝一。彼の夢は「総理大臣になって、自分の国を作る」こと。その夢を実現するためには、海帝高校の生徒会長になることが絶対条件。「ライバルを全員蹴落として、必ずここでトップに立つ…そのためならなんでもする…どんな汚いことでも…。2年後の生徒会長選挙で優位に立つには、1年生の時にどう動くかが鍵となる。戦いはもう始まっているのだ!」。誰よりも早く動き始め、野望への第一歩を踏み出した帝一。待ち受けていたものは、想像を絶する罠と試練!友情と裏切り!
究極の格付けバトルロイヤル!いま、命がけの「生徒会選挙」が幕を開ける!!

(公式HP引用 https://www.toho.co.jp/movie/lineup/teiichi-movie.html)

ここからネタバレあらすじ

海帝高校の生徒会選挙の候補者は現生徒会長の推薦で決まる。
赤場帝一(菅田将暉)は次の生徒会長選挙のため、次の生徒会選挙の候補者・氷室ローランド(間宮祥太朗)の派閥に入ることを決める。
ローランドの生徒会選挙の応援を行い、彼に恩を売ることで、次の生徒会選挙の候補者に選んでもらおうという魂胆だ。

 

ローランドは1年生の間で人望のある弾(竹内涼真)を派閥に引き入れたいと思っていた。
ローランドは情報収取の得意である帝一のライバル・菊馬(野村周平)から弾の情報を聞き出そうとするが、帝一はローランドの信頼を得るために弾のプライベートの情報を話してしまう。

 

弾は母子家庭で経済的に余裕がなかった。
奨学金で学校に通っている。
ローランドは親の力で、弾の家庭を支援する条件を提示し、派閥に引き入れようとする。

 

だが弾は甘い誘惑に動じない。
もう1人の候補者・森園億人(千葉雄大)を応援することを決意する。

 

そんな中、帝一の父・譲介(吉田鋼太郎)とローランドの父親の間に因縁があることが判明する。
このままローランドの派閥にいても帝一は利用されるだけで生徒会長にはなれないだろう。
困った帝一は森園に頭を下げて派閥に入れてもらう。

 

森園は、自分の利益のために弾のプライベートを話すような帝一を派閥に入れることをためらうが、弾の助言もあって帝一を派閥に引き入れる。
さらに帝一と弾のアドバイスでもう1人の候補者・本田と手を組むことを決定。

 

その頃、ローランドは菊間の入れ知恵で、生徒たちに金をばら撒き票集めをしていた。
そのことを知った帝一は父・譲介に金を借りようとする。
しかし金は災いをもたらすと断れてしまった。

 

譲介は帝一にこの選挙を戊辰戦争の彰義隊にたとえてアドバイスをする。
旧幕府軍はなぜ戦いに負けたのか?
新政府軍が旧幕府軍の打倒の切り札にしたのは旗だった。
戦陣に錦の御旗を掲げ自分たちが官軍であると天下を示した。
それが選曲を決定した。

 

森園派こそが官軍であり氷室派が賊軍であると印象つけることが勝負の鍵だ!
お金を受け取った生徒たちはやましい気持ちを抱えているだろう。
森園派の一同は、氷室から賄賂を受け取り罪悪感を抱えた生徒たちの心を動かすため、校庭でマイムマイムを踊る。
この作戦はうまくいき、のちにマイムマイム事変と語り継がれるほど、生徒の心を動かした。

 

中間発表では森園と氷室は同票・・・!
焦った菊間は父親に泣きつく。
すると帝一の父・譲介は贈賄容疑で逮捕されてしまう。

 

これは森園派にとっては大打撃である。
自分は無実で見せしめにされているだけだと訴える譲介だったが、帝一にそんなことは関係ない!
生徒会選挙に命をかけていた帝一は自暴自棄に陥り部屋に引きこもってしまう。

 

そして生徒会選挙当日を迎える。
帝一は相変わらず部屋に引きこもったまま。
弾と光明(志尊淳)が帝一の家を訪ねるが帝一は部屋から出てこない。

 

そんな帝一を部屋からひきづり出したのは美美子(永野芽郁)。
美美子に説得された帝一は選挙投票に急ぐ!
投票に向かうまでの間、菊馬が現れた!

 

そこで帝一は、父・譲介が逮捕されたのが菊間の父親の仕業だと知る。
殴り合いになる帝一と菊間!

 

その間にも生徒会選挙は進んでいた。
ローランド優勢かと思われたが、裏金を渡した生徒たちが罪悪感を耐えきれず、森園に票を入れた。
さらにローランドの友人で副ルーム長を務めていた駒も森園に票を入れる・・・。
全くの同票となったローランドと森園。
弾の投票の番が回ってきた。
弾は無記名で投票。
森園のことが好きで応援してきたが、好き嫌いで生徒会長を決めるべきではないと思ったからだ。

 

最後に投票を託されたのは現・生徒会長の堂山圭吾(木村了)。
ただいまローランドと森園は同票。
堂山がどちらに票を入れるかで生徒会長は決まる。

 

堂山が票を入れたのは森園だった。
堂山は森園にはリーダーの資質があるという。
大きな力は持っていないが周囲をうまく使うことで負け試合を見事にひっくり返した。
たった1人の巨大な力を持つ絶対君主の男と全ての駒を使い大手を目指す男、どちらが生徒会長にふさわしいか考えるまでもなかった。

 

一方で、帝一と菊間の殴り合いは、菊間の勝利・・・と思われたが美美子が菊間にケリを入れて引き分けw
んで、目を覚ました帝一は光明から森園が生徒会長になったことを聞いて大喜び。
美美子の前で光明と抱き合う帝一。呆れる美美子w

 

負けたローランドは闇落ち。
屋上から飛び降り自殺を図る。
しかし公明が帝一用に準備していたマットレスで一命を取り留めるw
優しい駒がローランドに駆け寄り2人は仲直り。
また2人でテッペンを目指すらしい。

 

ローランドの自殺は大きく報道させ、海帝高校の生徒会長会の派閥は解体された。
そして1年後。
帝一は生徒会長に立候補。
他の立候補者は菊馬と弾。
菊間へ入った票はたったの15票w
事実上、弾と帝一の一騎討ちとなった。

 

立候補者にも投票権は認めれた。
なんとあの菊馬が帝一に票を入れた!
そして投票締め切り後1秒のところ・・・・帝一は弾に票を入れた・・・!
こうして1票差で弾が生徒会長となった。

 

全生徒に感動を見せつけた帝一。
しかし、これには訳があった。
投票締め切り直前、菊間は帝一から弾に票を変えようとしていた。
負けたのと勝たせてやったのでは訳が違う。
どうせ負けるならと帝一は土壇場で弾に票を入れたのだった。

 

弾の生徒会長就任式でピアノを弾く帝一。
曲は帝一の1番好きな「マリオネット」
操り人形。
「君たちのことだよ」
呟く帝一。

 

 

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映画「帝一の國」感想・レビュー

3回目くらいの鑑賞だったけど、何回観ても楽しめる内容。
これぞ老若男女楽しめるエンタメ映画!

脚本、テンポ、演技、世界観すべてがハマっていておもしろかった。

言ってしまえばツッコミどころのオンパレードで「マイムマイムで票が集まるってどういうこと?」「ピアノが弾きたくて総理大臣になるってなんじゃソリャ」とオカシナ部分が多かった。
それでも納得できてしまったのは独特な世界観のおかげでしょう(´・ω・`)

全体的にシュール。だけど現実味はある。
そんな不思議な世界観のおかげで少々のことは多めに見れた。
一方で真面目なシーンにはグッと引き込まれたのは、独特な世界観はもちろん出演者たちの演技の力でもあるんじゃないかと思う。

言わずと知れた実力者俳優の主演の菅田将暉さんはもちろん、腹の立つ野村周平、女の子っぽい志尊淳、ザ・好青年な竹内涼真・・・・みんなハマり役立だったな😌

中でも竹内涼真は最高にいい役をもらったと思う。
もちろん全員すばらしい演技力だったのだけど、竹内涼真の役はマジでカッコよかった。
個人的に竹内涼真史上で1番好きだわw

しかし私は間宮祥太朗の氷室ローランドを推す。
かなり早い段階から「こいつはかませ犬だな」とは思っていたけど、負けて闇落ちしてしまったところは、なんだか母性がくすぐられた。
そんで1年後の生徒会長選挙の時の成長した彼を私は見逃さなかった。
まるで別人かのような表情となぜか森園に敬語である改心後のローランド・・・推せる!

ってことで、内容はもちろん若手俳優好きにもオススメできる映画でした\(^o^)/
かと言ってイケメンを売りにしている訳でもなく、少年漫画が原作なので男性も楽しめますよ!

 

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まとめ・個人的な満足度

個人的満足度 100点満点中78点

「どうせ人気のキャストを集めただけの映画でしょ!」と思っていたらかなりおもしろかった。
ちなみに今回のテレビ放送で3度目の鑑賞でしたが、それでもおもしろかった。
何度も見ても楽しめるっていうのもなかなかスゴい!

ってことで、テンポがよくて話が分かりやすいので老若男女がたのしめるエンタメ映画だと思います!
わたし的には高得点の78点!

エンディングの永野芽郁のダンスも可愛いよ!

ページ内画像引用元)