映画「青くて痛くて脆い」ネタバレあり感想・レビュー!最悪な騙され方にガッカリ!吉沢亮はちゃんと気持ち悪かったw

 

成瀬
こんにちは。成瀬です😌

コロナにビビってしばらく映画館に行ってなかったのでしばらく休んでいた映画レビュー。
久々に「青くて痛くて脆い」を見てきたので感想とレビューを書きます(´・ω・`)

やっぱり映画館はいいもんですね😌
大画面で見る吉沢亮くんと杉咲花ちゃん最高でした😳
ついでに感染対策で前の席に人がいないのも見やすくてよかったw

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映画「青くて痛くて脆い」基本情報

『君の膵臓をたべたい』などの住野よる原作の同名小説を吉沢亮と杉咲花主演で映画化。
監督は「妖怪人間ベム」などの狩山俊輔。
2020年8月28日に公開された。

スタッフ・キャスト

原作 – 住野よる『青くて痛くて脆い』
監督 – 狩山俊輔
脚本 – 杉原憲明
音楽 – 坂本秀一
主題歌 – BLUE ENCOUNT『ユメミグサ』

田端楓 – 吉沢亮
秋好寿乃 – 杉咲花
前川董介 – 岡山天音
本田朝美 – 松本穂香
天野巧 – 清水尋也
西山瑞希 – 森七菜
川原理沙 – 茅島みずき
大橋 – 光石研
脇坂 – 柄本佑

 

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映画「青くて痛くて脆い」あらすじ

人付き合いが苦手で、常に人と距離をとろうとする大学生・田端楓と
空気の読めない発言ばかりで周囲から浮きまくっている秋好寿乃。

ひとりぼっち同士の2人は磁石のように惹かれ合い秘密結社サークル【モアイ】を作る。

モアイは「世界を変える」という大それた目標を掲げボランティアやフリースクールなどの慈善活動をしていた。
周りからは理想論と馬鹿にされながらも、モアイは楓と秋好にとっての“大切な居場所”となっていた。

しかし
秋好は“この世界”から、いなくなってしまった…。

秋好の存在亡き後
モアイは社会人とのコネ作りや企業への媚売りを目的とした意識高い系の就活サークルに成り下がってしまう。

変わり果てた世界。
取り残されてしまった楓の怒り、憎しみ、すべての歪んだ感情が暴走していく……。
アイツらをぶっ潰す。秋好を奪ったモアイをぶっ壊す。どんな手を使ってでも……。

楓は、秋好が叶えたかった夢を取り戻すために親友や後輩と手を組み【モアイ奪還計画】を企む。
青春最後の革命が、いま始まる−− 。

(公式HP引用 https://aokuteitakutemoroi-movie.jp/)


 

※以下、核心に触れるネタバレを含んだ感想です。
映画をまた見てない人は閲覧に注意してください。

 

 

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映画「青くて痛くて脆い」ネタバレあり感想・レビュー

こういう騙され方は好きじゃないけど・・・ラストシーンはよかった。
そんで杉咲花ちゃんがとにかく可愛い映画だったな(´・ω・`)

いきなり核心に触れます。
私はこの映画を“好きな人を亡くした吉沢亮が復讐に燃える話”だと思っていた。
あらすじや予告映像を見た人はだいたいそういう認識だったんじゃないだろうか。

“彼女は死んだーー僕は忘れない”
“この青春には嘘がある”
公式HPにはこう書かれていた。
これは杉咲花を殺した犯人を吉沢亮が突き止める系の話かと思うよね・・・。

それがまさかの花ちゃん死んでない!!!!
花ちゃんが他の男とつき合い出したことがショックで彼女を死んだことにしただけだった!!!

いやー騙された(΄◉◞౪◟◉`)
悪い意味でね。
私はアガサクリスティーの中で「アクロイド殺し」が1番嫌いなんですよ。
語り手が嘘をつくってのは物語を楽しんでいる人への裏切りだと思ってます。

予告の感じからもただの復讐劇はないってのは分かってたんですよ。
吉沢亮が気持ち悪い役なんだろうな〜ってのも。
でもまさかさ・・・私が1番苦手な手法を使ってくるとは😂

これは賛否分かれるのも仕方ないんじゃないですかね?
もちろん面白かったと思う人がいるのも分かります。
「アクロイド殺し」にもファンはたくさんいるわけなので。
私にとっては納得できないストーリーでした。

根暗で隠キャの吉沢亮。あざとくて可愛い杉咲花。

そんなこんなで。彼女が生きているという種明かしをされた直後は若干ムカつきながら観ていたわけですが、青春映画としては素晴らしかったと思ってます(´・ω・`)

主人公・楓(吉沢亮)は、自分を蔑ろにして彼氏を作り、2人で作った秘密結社サークル【モアイ】を就活サークルに成り下がらせた秋好(杉咲花)に復讐するため、友達(岡山天音)と私たち観客を騙し【モアイ奪還計画】を遂行してました。

騙されたのは腹立つんだけどさ、楓の痛さを見てると「まあ仕方ないか」って気持ちになるんですよね。
なんていうか、「ここまで痛いと話くらい盛るよね」と諦めの心が湧いてくるというか。

『アイツらをぶっ潰す。秋好を奪ったモアイをぶっ壊す。どんな手を使ってでも・・・』

全てを知った後にこのセリフを聞くと笑えてしょうがない。
好きな子に他に彼氏ができただけでここまで飛躍した発想が出来るだろうか。
これが厨二病というやつか。
田端楓。まさにタイトルの「青くて痛くて脆い」主人公だった(΄◉◞౪◟◉`)

楓もだけど、秋好も負けじと痛かった。
まず、初登場から痛い。
講義中に挙手して理想論を語り出す電波少女っぷり。
杉咲花ちゃんだからめちゃくちゃ可愛いが、これはとても友達になりたくないタイプの女子だった。

というか登場人物のほとんどが痛いw
清水尋也と松本穂香もそこそこ痛かった。
けど、この2人はリアルにいそうな痛さだったかな。
意識高い系と距離感掴めない系大学生はそこそこおる😂

そんな学生たちの痛い青春話を見て何がおもしろいんだって感じなんだけどラストで楓が秋好に声をかけようとして終わったところはとてもよかった。

自分の思ったことをハッキリ言えず人と距離をとってきた楓。
そのせいで秋好とも仲違いしてしまい、【モアイ奪還計画】で秋好の理想を邪魔してしまった。
全て終わった後で、実は秋好が変わっていなかったことに気づいて、楓は罪悪感にかられる。
そしてラスト。秋好に声をかける楓・・・。

人の人生に立ち入ろうとしなかった楓が、無視をされても嫌われてもいいからと秋好に話しかける姿はまさに成長!
1人の痛い男の成長を見守った2時間だった。

原作者は「君の膵臓をたべたい」の住野よるさん。
そりゃあただの胸糞ミステリでは終わりませんよね😌

 

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映画「青くて痛くて脆い」個人的満足度と評価

個人的満足度 100点満点中65点

ってことで、騙されたことにはイラついてたけど、ラストのおかげで2時間を無駄にせずにすみました!
映画の終わり方って大事だね。

毎回恒例の個人満足度は中間よりちょっと上の60点くらいかな!
杉咲花ちゃんが可愛かったので65点にしときます😌
あのふんわりした喋り方・・・どうなってんの😳癒される☺️

あ、隠キャの吉沢亮もよかったです。
あの顔で隠キャってフザケンナなんですけど、逆に言えばあの顔でしっかり隠キャに見えるのもすごいよな😎
国宝級のイケメン、バッチリ気持ち悪かったで(΄◉◞౪◟◉`)

松本穂香、森七菜、岡山天音、清水尋也もみんなハマってたしキャスティングは100点!!!!