SPドラマ『白い巨塔』第二夜ネタバレ感想・考察。第三夜あらすじも。全体的にライトで詰め込みすぎ。野坂の妹が鍵?

 

『白い巨塔』二夜目見ました\(^o^)/

野坂先生が女性ってどういうこと?と思ってましたが、市川実日子さんめちゃくちゃかっこよかった!
大胆なアレンジ大成功だよ。
紅一点、しかもあの若さで脳外科の教授だなんてかっこよすぎる😌

それでは、『テレビ朝日開局60周年記念 5夜連続ドラマスペシャル白い巨塔』第二夜のネタバレあらすじと感想を書いていきます。
(ネタバレだけ、感想だけを読みたい人は目次から飛んでね!)

 
2003年版との比較はこちら→『白い巨塔』2019年岡田准一版と2003年唐沢寿明版のキャスト比較。歴代白い巨塔について語る!【ネタバレあり】
 

2019版『白い巨塔』のネタバレと感想はこちら。第一夜 第二夜 第三夜 第四夜 第五夜

 

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『テレビ朝日開局60周年記念 5夜連続ドラマスペシャル白い巨塔』とは?

浪速大学に勤務する財前五郎と里見脩二という対照的な人物を通し、医局制度などの医学界の腐敗を鋭く追及した山崎豊子による社会派小説を岡田准一主演でドラマ化。5夜連続で放送される。
過去に1回の映画化、5回のドラマ化をしている。

過去の映像作品一覧

  • 1966年映画化 (財前五郎 – 田宮二郎 -、東貞蔵 – 東野英治郎、里見脩二 – 田村高廣)
  • 1967年テレビドラマ化 全26回。(財前五郎 – 佐藤慶、里見脩二 – 根上淳、東貞蔵 – 山形勲)
  • 1978年テレビドラマ化 全31回。(財前五郎 – 田宮二郎 、里見脩二 – 山本學、東貞蔵 – 中村伸郎 )
  • 1990年テレビドラマ化 2夜連続のスペシャルドラマ。(財前五郎 – 村上弘明、里見脩二 – 平田満 )
  • 2003年テレビドラマ化 全21回。(財前五郎 – 唐沢寿明、里見脩二 – 江口洋介、東貞蔵 – 石坂浩二)
  • 2007年韓国にてテレビドラマ化 全20回。(チャン・ジュンヒョク【財前五郎】 – キム・ミョンミン、チェ・ドヨン【里見脩二】 – イ・ソンギュン)

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スタッフ・キャスト

原作 – 山崎豊子
監督 – 鶴橋康夫、常廣丈太
脚本 – 羽原大介、本村拓哉、小円真

財前五郎 – 岡田准一
里見脩二 – 松山ケンイチ
花森ケイ子 – 沢尻エリカ
東貞蔵- 寺尾聰
鵜飼裕次 – 松重豊
大河内恒夫 – 岸部一徳
柳原雅博 – 満島真之介
佃友弘 – 八嶋智人
亀山君子 – 美村里江
野坂奈津美 – 市川実日子
財前又一 – 小林薫
財前杏子 – 夏帆
黒川キヌ – 市毛良枝
東政子 – 高島礼子
東佐枝子 – 飯豊まりえ
船尾徹 – 椎名桔平
佐々木庸平 – 柳葉敏郎
佐々木よし江 – 岸本加世子
佐々木庸一 – 向井康二
関口徹 – 斎藤工
国平幸一郎 – 山崎育三郎

 

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『白い巨塔』第二夜 あらすじ

財前五郎(岡田准一)は、誤診した医学部長・鵜飼裕次(松重豊)のメンツを保つため、教授の東貞蔵(寺尾聰)に膵神経内分泌腫瘍の患者の執刀を依頼する。いざ開腹してみると癒着が激しく、手術は長時間に及び、焦りと疲労で東は意識朦朧…。財前はそんな東の様子を冷ややかなまなざしで見つめていた。
その時、東が誤って患者の動脈を傷つけてしまう。大量出血に騒然となる手術室の中で、一人ぼう然とする東…。財前は、術前CTの見落としを指摘し、まるで待っていたかのように手術を続行する。東の自尊心を粉々にした財前と、屈辱に耐えるしかない東…これで、教授選で対立しつつあった二人の決別が決定的なものとなる。また、この様子を見ていた里見脩二(松山ケンイチ)も、教授の座に固執するあまり、どんどん良心を失っていく同期の財前に複雑な思いを感じていた…。
そんな中、教授選に向けての裏工作も激化していた。なんとしてでも財前を教授にしたい義父・財前又一(小林薫)は、鵜飼を取り込むために財力にものを言わせて暗躍。
一方の東は、東都大学の船尾徹(椎名桔平)とともに、金沢国際大学の教授・菊川昇(筒井道隆)を教授選候補に擁立するため奔走していた。
また、財前は票獲得のために、脳外科教授・野坂奈津美(市川実日子)に接近。ひょうひょうとどっちつかずの態度を続ける野坂だが、立候補者選考委員会で、財前と菊川のほかにもう一人候補を立てることを提案する。
そして迎えた教授選の投票日――。突然、東が棄権を表明する。さらに得票数が過半数に満たず、後日改めて財前と菊川の決戦投票が行われることになる。
黒い欲望が渦巻く教授選はさらに混沌を極め、裏工作も激化の一途をたどることに! 相変わらず真意のはっきりしない野坂、出世に目がくらんだ医局員たちの暴走…など、決選投票を前に財前の足元をすくう事態がぼっ発。しかし、これは波乱の幕開けでしかなく……さらに過酷な運命が財前を待ち受けているのだった…!

(公式ホームページ引用 https://www.tv-asahi.co.jp/)

ここからネタバレあらすじ

医局員の佃(八嶋智人)と安西(尾上寛之)が、金沢国際大学の教授・菊川のもとへ教授立候補を辞退するように出向く。
このことが東や船尾にバレ、財前の評判が悪くなる。
教授選で不利になると焦った財前は、大河内に可愛がられている里見へ口添えしてもらえないかと頼むが断わられてしまう。
それだけではなく、里見は「自分の良心を失ってまで教授になりたいとは思わない」と財前を批判。

 

一方で野坂は、財前派か菊川派なのかはっきりしない態度を取り両者を戸惑わせていた。
又一が渡した700万を受け取りつつも菊川派ともうまくやっているという。

 

そんな中、財前は里見から見せられたカルテの患者名が野坂の妹と同じことに気がつきーーーー。

成瀬
こんな感じでした。
野坂とその仲間たちの持っている7票を巡っての、財前派と菊川派の争いでした。

野坂教授が女性で市川実日子ということがいい感じにテイストが効いててよかった😌

次回は財前が野坂の妹を手術して、残りの票を勝ち取るという展開かな?

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『白い巨塔』第二夜感想・考察

どっち付かずの野坂教授の出現で面白くなってきました\(^o^)/
ちなみに原作での野坂教授は男性で、2003年版のドラマでは山上賢治さんが演じてました。

そこを紅一点の女性教授として登場させたアレンジは大成功と言っていいと思います😌
野坂教授のおかげで教授選がグッと面白くなった!

全体的に薄い

第一夜を見て『ドロドロ具合がライト』と言いましたが、第二夜を見てもその意見は変わらなかったです。

第一夜よりかは東教授も「キー!!!」となっていましたが、物語の詰め込みすぎもあり、感情面が薄い気がしてます。
2003年版の白い巨塔の東教授は、よくも悪くも人間らしくて好きだったな〜。

薄いのは感情面だけではなく財前と里見の関係性も薄いと感じてる。

今は財前の教授選挙がメインなので里見の出番が少ないのは仕方ありませんが、今のところ里見より野坂教授の方がメイン人物w
それくらい里見先生は空気です🙄

たまに出てきて財前にカルテを見せたり、財前から頼み事をされたりはするものの、白い巨塔を初めて見る層はこの2人の関係性を理解できるのだろうか?

野心家で傲慢、出世のためなら手段を選ばない財前。出世に興味はないが正義感に溢れる里見。
そんな正反対の2人は親友でありライバル。でも最終的には「お互いが1番の理解者」というのが最高に美しい関係性であると思ってたので、このライトさにはガッカリです😩

どこがライトなんだろ?と考えてみれば、今回の『白い巨塔』での財前の里見に対する態度ですね。
財前は自分の教授選挙のことばかり考えて「里見はこうするべきだ」と、衝突することがあまりなく感じてる🙄

里見の方は、教授選に必死な財前の姿を見て複雑な思いを抱いたりはしてるんですけどね‥‥。
財前が里見をどう思ってるのかが薄すぎる。

成瀬
尺的に省かないといけないのは分かるけど、財前と里見の関係性はきちんと描いて欲しかった😭

 

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『白い巨塔』第三夜 あらすじ

教授選でついに悲願を達成した財前五郎(岡田准一)は満ち足りた日々を送っていた。一方、擁立していた菊川昇(筒井道隆)が破れた東貞蔵(寺尾聰)は、退官後の行き先が決まらぬまま、浪速大学を去ることに…。
ある日、鵜飼裕次(松重豊)が財前にドイツの国際医療外科学会からの招待状を渡す。それは、講演と新しい術式のデモンストレーションの依頼で、鵜飼にとっても財前にとっても喜ばしいことだった。
権力を手に入れるため、ひたすら上を目指す財前とは対照的に、患者のことを第一に考え、診察を続ける里見脩二(松山ケンイチ)のもとに、繊維問屋を営む佐々木庸平(柳葉敏郎)と妻・よし江(岸本加世子)がやって来る。糖尿病が悪化したため、薬を見直したいと言う佐々木だが、里見は検査を重ねるうちに、糖尿病ではなく膵臓がんを疑う。里見は医者としての腕を信頼している財前に相談し、執刀も依頼する。
信頼する里見から優秀な外科医だと紹介されたものの、尊大な態度をとる財前に怖気づく佐々木。しかし、里見の後押しもあって、とうとう手術を受ける決心をする。
翌日、財前がドイツに出発するまでに手術をすることになった佐々木が入院してくる。総回診の際、担当医の柳原雅博(満島真之介)が、肝機能の数値と炎症反応が気になるのでPET検査をしたほうがいいと進言するも、財前は「必要ない」と一蹴。その様子を見ていた佐々木とよし江は、思わず里見に不安な気持ちを吐露する。里見は、万全を期すため、必ずPET検査をするよう財前に依頼し、約束を取り付けるが…。
佐々木の手術の日――。順調に手術が進む中、モニターを確認していた柳原が、肝に腫大と、妙に白い部分を発見する。柳原は、生検に出すべきか相談するが、またも財前に一蹴されてしまう…。
後日、無事に手術が成功したはずの佐々木の容態が急変。柳原は慌てて財前を探すが連絡が取れない! 焦った柳原は里見に助けを求めるが…。
一方、柳原からの連絡を無視し続ける財前は、愛人・花森ケイ子(沢尻エリカ)のバーで開かれている自身の壮行会に出席していた。そして翌朝、意気揚々とドイツへ旅立つ。ここから茨の道を歩むことになるとは知らずに……。

(公式ホームページ引用 https://www.tv-asahi.co.jp/)