『ハケン占い師アタル』ネタバレ8話感想・考察。9話あらすじ。会社にとってどうしても必要な人間とは?毒親からの解放。

 

いきなり代々木部長がのんきな癒し系に変わっててウケました。
ただし無能なのは変わっていなかったw

キズナはアタルがしている仕事について「いま任されている雑用はいずれAIに取って代わられるもの」と言い放ちますが、この発言って、現代の働く社会人、半分には当てはまるのではないだろうか・・・。
とても人ごとではなく胸が痛んだ。
今回もお仕事ドラマとして考えさせられる内容で、最後には元気になれるような内容でした・:*+.\(( °ω° ))/.:+

それでは、個人的な感想を書いていきますー!

 

各話の感想はこちら。1話 2話 3話 4話 5話 6話 7話 8話

 

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ドラマ『ハケン占い師アタル』とは?

2019年1月17日スタートしたテレビ朝日系「木曜ドラマ」。
あらゆるものが見える能力を持つ派遣社員が、閉塞した会社に風穴を開けるお仕事ドラマである。
主演は杉咲花。

 

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スタッフ・キャスト

脚本 – 遊川和彦
音楽 – 平井真美子
主題歌 – JUJU 「ミライ」

的場中(あたる) – 杉咲花
上野誠治 – 小澤征悦
神田和実 - 志田未来
目黒円 – 間宮祥太朗
品川一真 – 志尊淳
田端友代 – 野波麻帆
大崎結 – 板谷由夏
キズナ – 若村麻由美
代々木匠 – 及川光博

 

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『ハケン占い師アタル』8話あらすじ

占い師・キズナ(若村麻由美)は、自分のもとから突然逃げ出した娘・的場中=アタル(杉咲花)の居場所をようやく突き止め、連れ戻そうとする。だが、娘の占い能力を散々金儲けの手段にしてきた母親に嫌気がさしていたアタルは、頑として拒否。勤務先のイベント会社「シンシアイベンツ」制作Dチームの仲間も、占いで自分たちを救ってくれたアタルを守ろうと、キズナの前に立ちはだかる。それでも怯まぬキズナは、アタルの存在意義は占い能力のみにあると主張し、いま任されている雑用はいずれAIに取って代わられる程度のものだと言い放つ。その言葉に悔しさをにじませたアタルは、「占い以外にも、この会社であたしにしかできないことがあると証明する」と宣言! それができなければ、おとなしくキズナのもとへ戻り、以前のように占いに従事するとまで言い出す。
アタルの宣言に驚きながらもサポートを誓ったDチームの面々は、彼女とともに大手ゼネコンが主催するCSRイベントのコンペに取り組むことに。しかし、経験値の低いアタルはなかなか妙案を出せず、焦る心を抑えられない。そんな中、アタルは仲間たちが考え抜いた提案内容に、代案もないまま異議を唱えてしまい、人間関係にもギスギスした空気が漂いはじめ…。
生まれて初めて、働く人間の“壁”にぶつかり、悩み苦しむアタル。そんなアタルを突如、Dチームの面々が占うと言い出し…!? やがて“ひとつの結論”にたどり着いたアタルは、キズナと真っ向から対峙することを決意する――。

(公式ホームページ引用 https://www.tv-asahi.co.jp/ataru/)

 

 

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『ハケン占い師アタル』8話感想・考察

今回の話は、占う側(カウンセリングする側)であったアタルちゃんが占わられる側に回ったアタルちゃんメイン回。

アタルほどの能力があれば、イベントコンペも簡単にこなせそうだと思ってましたが、万能ではないみたいです
アタルの人間らしいところが見れて満足ではあったけど、素のアタルは意外でもあった🤔

※以下、視聴後の感想になります。未視聴の方はネタバレご注意ください。

8話のネタバレあらすじ

  • キズナに居場所がバレたアタルは連れ戻されそうになる。
    会社までついてきたキズナ。Dチームのメンバーは占いで自分たちを救ってくれたアタルを守ろうと、キズナの前に立ちはだかるが、キズナは「アタルの存在意義は占い能力のみにある」と主張し、今任されている雑用はいずれAIに取って代わられる程度のものだと言い放つ。
    アタルはキズナに「占い以外にも、この会社であたしにしかできないことがあると証明する」と宣言する。それができなければ、おとなしくキズナのもとへ戻り、以前のように占いに従事するとまで言い出した。
  • Dチームは、新たな決意をしたアタルと共に、大手ゼネコンが主催するCSRイベントのコンペに取り組むことになった。
    しかし、経験値の低いアタルはなかなか妙案を出せず、焦る心を抑えられない。そんな中、アタルは仲間たちが考え抜いた提案内容に、代案もないまま異議を唱えてしまい、人間関係にもギスギスした空気が漂いはじめた。
    生まれて初めて、働く人間の“壁”にぶつかり、悩み苦しむアタル。そんなアタルを突如、Dチームの面々が占うと言い出した。
  • Dチームの占いでアタルは「この会社で働きたい」と感じる。大崎のアドバイス通り、キズナに思いを伝えに行く。
    アタルは「私はもがきたい。この会社で自分にはいったい何ができるのか。自分にしか出来ないことはないのか。もがいてもがいて探したいの」と母に自分の思いを伝える。しかし、キズナは反対。アタルを連れ戻そうとする。
    アタルはキレてキズナを占うことに。
  • アタルの占いでキズナの心が動いた。同時にアタはCSRイベントのコンペに出すアイデアを閃き、Dチームに提案する。アタルのアイデアをDチーム一同は絶賛し、早速企画書を作ることに。
    そんな様子を見ていたキズナは「アタル本当にいいのね。ここでこの人たちと普通に働くことが、あなたののぞむ幸せなのね。」とアタルに声かけ、「なら、もう二度と占いも辞めなさい。」「じゃあ、もう自由になりなさい、アタル。言っとくけど、自由って結構、辛いわよ」とアタルを占いと自分から解放することを誓った。
  • アタルが提案したイベント企画のコンペは、無事に採用された。最後にアタルは買っていた鳥のみーちゃんを空に放し、自由にした。
    気分一新したアタルは張りきって仕事に取り掛かろうとするが、いきなり倒れ込んでしまう。

こんな感じだった。

まず、1番にびっくりしたのがアタルの素の姿。

もっと達観した性格のかと思いきや、あれは占い仕様だったようです。
アタルだってママにイラついた勢いで「この会社であたしにしかできないことがあるって証明する。出来なかったらママの言うこと聞く」とか宣言しちゃったり、頑張って仕事をしようとして絡まりしちゃったり、落ち込んでみんなに弱音吐いたりしちゃいます。

このフツーの女の子感。拍子抜けでした。
だが、可愛かった。
むしろこっちの方が人間らしくていい。

この普段とは大違いの空回りしているアタルちゃん。
コンペで使えない案ばかり提案して、代案もないまま他のメンバーの案に異議を唱えたり、とにかくKYでした。
そんなアタルを見兼ねて、品川はアタルの陰口を・・・
ここはちょっと「え、品川・・恩人に何言ってんだ・・性格悪すぎだろ。さすが若者」と思いましたが、結果的に丸く収まったので、軽い気持ちの愚痴だったと言うことで多目に見ます。

こんな感じで自信を喪失したアタルは弱音を吐き「辞めた方がいいのかな〜」とすっかり落ち込んでしました。
そんなアタルにDチームのメンバーが、それぞれ声をかけるシーンは感動した😭

品川「そんな簡単に辞めるんですか。前の俺みたいに」
神田「働いてたらミスするの当たり前じゃん。私もそうだったし」
目黒「余計なこと言うのも当たり前だよ。俺みたいに」
田端「あなたの問題は、私たちに心を開いてないことじゃないの。前の私みたいに」
大崎「ほら、今までの私みたいに悩んでないで。辛いときは助けてほしいって頼まなきゃ」
上野「しょーがねえーな。俺たちが占ってやるか、アタルのこと」

この声かけ見てると、神田ちゃん、品川くん、目黒くん、田端さん、大崎さんの悩みは働く社会人なら誰しもが悩むことであったと実感。

成瀬
そして上野さんと代々木さんは厄介だったと改めて感じましたw

Dチームの占い

まず、Dチームが逆にアタルを占うっていうアイデアが面白い。
さらに、占いをするときに態度が悪くなるところまで真似してるのにクスッときました。
神田ちゃんの「何してんの、早くしてよ」は本当に態度悪かったw

アタル「皆さんは、この会社で私に何ができると思いますか?」

大崎「仕事をすることで自分にしか出来ないことって、結局は見つけるものじゃなくて自分で作るものなんじゃないかな。毎日働き続けて時間をかけて、コツコツと作り上げて行くしかないのよきっと・・(中略)・・もしアタルちゃんがここで働きたいのなら、私たちが全力であなたのことを守るから。だからあなたは自分の気持ちをお母さんにぶつけるしかないと思う」

このDチームの占いを見てると、やっぱりアタルの占いの方がすごいなーとは思った。
しかしカウンセリングとしては大崎の言葉は安心するし、言われて嬉しい。

8話のアタルの説教

そしてアタルは大崎に言われた通り、ママと会って「この会社でもがきたい」と気持ちを伝えるのですが、もちろん毒親は猛反対。

「誰よりも面白いものを作ってたくさんの人に喜んでもらおうと苦しくても懸命にもがいてる。AIはあんなに悩んだりしないし、あんなに無駄なこともしないかもしれないけど、でも、この人たちが作り出すみたいな奇跡は起こせないし、たくさんの人をあったかい気持ちには出来ないと思う。替えなんて効かないの。AIじゃダメなの。私もみんなみたいになりたいの。もがいてもがいて自分にできることを見つけていきたいの。それじゃダメかな、ママ」

と私の胸には響いたアタルの言葉は、キズナには通じないようで、アタルはキレてキズナを占うことにしました。

キズナは小学生時代、イジメを受けていました。
ひどいイジメを受けている最中、苦し紛れに嘘をついてみせたら、いじめっ子たちはビビってイジメがやんだ。
それ以来、キズナは自分を守るためにも霊が見えるフリをして占いを始めた、ということでした。

アタル「これ以上、占いを自分の存在を見せつける道具として使うの辞めてくれないかな?占いって、相手を幸せにするものなんじゃないの。いい人生を遅れるように手助けするもんなんじゃないの?それなのに、いまのママは自分のためにやってる。お金のためにやってる。そんなの本物の占いじゃない。偽物だよ!

しかし、キズナは激怒。
親に捨てられ、学校でいじめられていたキズナにとって、占いだけがすがるものが何もない生きていく支えだった。
しかしアタルの父親と出会って幸せになれると思ったが、アタルを身ごもったと分かった途端に捨てられた。
アタルが人の心が見えると知った時、キズナは勝ったと思った。

「一生私のそばにいて占いしてればいいの。あたし以上にあなたのことを理解し、愛してる人間なんてこの世にいないの」

と、毒親の典型のような言葉をアタルにぶつけます。

そんなキズナに、アタルはこれまでキズナに占いを強いられてきた苦悩と、これ以上占いを続けたくないと言う思いを告げ「分かってる未来なんて欲しくない。私が欲しいのは、真っ白なページの日記帳なの」と訴えます。

このアタルの思いが届いたようで、キズナはアタルが仕事を続けることを許可。

キズナ「アタル本当にいいのね。ここでこの人たちと普通に働くことが、あなたののぞむ幸せなのね。」
アタル「はい」
キズナ「なら、もう二度と占いも辞めなさい。」
アタル「(若干悩むも承諾)」
キズナ「じゃあ、もう自由になりなさい、アタル。言っとくけど、自由って結構、辛いわよ」

こうしてやっと、アタルは毒親から解放されました。

キッパリと親子間よくなった感じはしないけど、毒親としては最大限の成長だと思います。
見ていて気分が悪くなるような毒親ぶりだったけどやっと分かってくれてよかったよ・・

しかしやっぱりアタルの占いってすごいんだなーと実感しました。
普通の親だったら「ここで働きたい」と言うアタルの思いを聞いたらOK出すはずだもんな〜
アタルに過去を見られて説教されて、やっと親の心を見せたといった感じだったしアタルの能力まじすごい。

成瀬
ただ、なぜ今までこの毒親を占ってこなかったのかは謎でした。親には能力を使いたくないという思いでもあったんですかね🤔

 

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『ハケン占い師アタル』9話あらすじ

占いはやめて、イベント会社「シンシアイベンツ」制作Dチームで働き続けることを決意した的場中=アタル(杉咲花)が、過労で倒れた! 母・キズナ(若村麻由美)によれば、アタルは占いをすると、相手の不安や苦しみ、健康状態を引き継いでしまうらしい。そうとは知らず、これまで何度も占ってもらっていたDチームの面々は恐縮すると同時に、アタルの心身を心配。チーム内に占い禁止令を掲げる。
ところがちょうどその頃、Dチームのメンバーはそれぞれ人知れず、新たな悩みに直面していた。神田和実(志田未来)と目黒円(間宮祥太朗)、上野誠治(小澤征悦)と田端友代(野波麻帆)のニューカップルは今後の付き合いについて、部長・代々木匠(及川光博)と品川一真(志尊淳)は各々の仕事について、そして課長・大崎結(板谷由夏)は義母の介護問題について…。しかし、占いをやめたアタルをはじめ、誰にも相談することができず、一斉に深いため息をつく7人。その姿を目の当たりにしたアタルは、言葉を掛けたくなる自分をぐっと抑えるのだが…。
そんな中、Dチームは“豪雨災害で学校をなくした子どもたちのための卒業式”という、アタルが発案したCSRイベントの準備を開始。ところが、主催者である建設会社は新しい復興支援の形に共感し、企画を採用したはずなのに、イベントの趣旨を度外視した身勝手な要望を押し付けはじめ…!
やがて、卒業式イベントの日がやって来た。しかし初っ端から、Dチームが顔面蒼白になるようなトラブルが続発することに…! そんな中、アタルの心にも制御不能の大きなうねりが生まれる――。

(公式ホームページ引用 https://www.tv-asahi.co.jp/ataru/)

成瀬
なんと、アタルは【占いをすると、相手の不安や苦しみ、健康状態を引き継いでしまう】らしいですw
いきなりの設定でワロタ。
数人占って一気に来る感じなのかな?
じゃないと今まで元気だったのがおかしいよね

次週、最終話か・・・・
間違いなく『ハケン占い師アタル』でもロスあると思う。
今期で個人的に好きな作品の上位に入るので😭