ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』4話ネタバレあり感想・考察。5話あらすじ。殺人ではなくても罪悪感はある。

 

各話の感想はこちら1話  2話  3話  4話  5話  6話  7話  9話  10話

 

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ドラマ『イノセンス 冤罪弁護士』とは

身近に潜む冤罪の恐怖。犠牲となった弱き人々を救う弁護士たちを描いたヒューマン・リーガル・エンターテイメント。
2019年1月19日にスタート。毎週土曜。夜10時放送。主演は坂口健太郎、脚本は『LIAR GAME』や『ウロボロス〜この愛こそ、正義。』などの古家和尚が担当している。


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スタッフ・キャスト

脚本 – 古家和尚
音楽 – UTAMARO Movement
音楽プロデュース – 岩代太郎
主題歌 – King Gnu「白 日」
参考資料 – 「冤罪弁護士」今村 核 著(旬報社 刊)

黒川 拓 – 坂口健太郎
和倉 楓 – 川口春奈
城崎穂香 – 趣里
指宿林太郎 – 小市慢太郎
登別次郎 – 正名僕蔵
石和徳則 – 赤楚衛二
鳴子恭輔 – 中島広稀
別府長治 – 杉本哲太
湯布院和人 – 志賀廣太郎
有馬聡子 – 市川実日子
黒川 真 – 草刈正雄(特別出演)
秋保 恭一郎 – 藤木直人

 

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『イノセンス 冤罪弁護士』4話あらすじ

企業法務部門の弁護士・登別(正名僕蔵)が、好意を寄せる女性・小笠原奈美(ともさかりえ)の刑事事件弁護をこっそり引き受けていたことが発覚した保駿堂法律事務所では、拓(坂口健太郎)と楓(川口春奈)が急遽弁護を引き継ぐことに。食品玩具メーカーに務める奈美は同僚の姫島ひめしま理沙(入山法子)を旅行先の海で殺害した容疑で逮捕されたキャリアウーマン。溺死した遺体の肺から大量の砂が出たことから殺人容疑をかけられたものの、本人は容疑を全面否認している。

聡子(市川実日子)によると、奈美の人望は厚く、職場に聞き込みに行った拓と楓、穂香(趣里)は同僚たちの証言から奈美と理沙の仲の良さを窺い知る。収穫のない中、拓と楓は現場の島へ。殺害現場とされている海岸に着いた拓は突然真冬の海に入ると、事件を再現すべく顔を海中に突っ込むが…。その帰り、楓は拓の実家の食事会に巻き込まれ、エリート検察官の父・真(草刈正雄)を交えて黒川家の気まずい食卓を一緒に囲むことになるが、そこで親子の確執を垣間見ることになる…。

そして、有力な弁護材料がないまま迎えた裁判初日、検察側証人として出廷した奈美の上司・鶴見(村上新悟)は、そこでとんでもない証言をし、拓たちは一気に苦境に立たされる!奈美が隠していた複雑な人間関係が明らかになり追い詰められる拓。
そんな中、事務所を訪ねてきたのは科学者の秋保(藤木直人)だった……。

(公式ホームページ引用 https://www.ntv.co.jp/innocence/)

 

 

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『イノセンス 冤罪弁護士』4話感想・考察

安定に面白かったです。
重い話や冤罪が絡むストーリーは好きなので毎週楽しめてます( ^ω^ )

本筋の冤罪弁護もですが、拓の過去の伏線も毎週もったいぶられて気になってる。もう少しヒントが欲しい・・・。

※以下、視聴後の感想になります。未視聴の方はネタバレご注意ください。

4話の弁護内容

  • 保駿堂法律事務所・企業法務部門の弁護士・登別は、好意を寄せる女性・小笠原奈美(ともさかりえ)の刑事事件弁護をこっそり引き受けていた。拓と楓が急遽弁護を引き継ぐことに。
  • 食品玩具メーカーに務める奈美は同僚の姫島理沙(入山法子)を旅行先の海で殺害した容疑で逮捕された。溺死した遺体の肺から大量の砂が出たことから殺人容疑をかけられたものの、本人は容疑を全面否認している。
  • 奈美の人望は厚く、同僚たちの証言から、奈美と理沙の仲はよかったことが分かった。
  • 有力な弁護材料がないまま迎えた裁判初日、検察側証人として出廷した奈美の上司・鶴見(村上新悟)から「奈美からストーカーを受けていた」「自分が理沙に好意を寄せていると奈美に勘違いされていた。自分は奈美が理沙を殺したと思っている」との旨の証言される。
  • 裁判初日を終え、楓は奈美になぜ鶴見との関係や理沙への思いを隠していたのか、問いかける。奈美は「言ったら絶対私が殺したと思われるから言わなかった」「私が手に入れられなかった幸せを何もかも手に入れているあの女が羨ましくて憎くて憎くて仕方なかった」と打ち明けた。
  • 「裁判でもどうせ負けるから何もしなくていい」と言う奈美に、拓は「姫島さんのことが嫌いだったんですね・・でも、あなたは殺してないんですよね。ここまで本音をさらけ出したのにあなたは一言も殺したとは言っていません。どんなに嫌いでも殺してしまいたいと思うくらい憎んでいても本当に殺してしまうかなんて分かりませんからと言葉をかける。
  • 海岸で何があったのか本当に話して欲しい、と頼む拓に、奈美は本当のことを話し出す。
  • 鶴見との関係が終わりだと悟った奈美は、会社を辞め、理沙とも二度と会わないでおこうと思っていた。そして最後に本音をぶつけようと思って海岸に誘った。しかし最後の最後まで本音は言えず、会社を辞めることと二度と会わないことだけを伝え、2人の友情の証だったペンダントを海に捨てた。「あなたのペンダントも処分して。私のことももう二度と思い出して欲しくないから」それが理沙との最後の会話だった。
  • 登別の身体を張った協力の元、秋保の検証の結果、被害者・理沙は逆潜流という現象に巻き込まれて溺死したことが分かった。解剖結果では副鼻腔内で出血が確認されている。逆潜流に飲み込まれたことで身体に急激な圧力がかかったためだと思われる。また、理沙の身体には肺から大量の砂が出たのは、逆潜流の中、ペンダントを取ろうとした際、海中に舞っていた砂を吸ってしまったためであった。理沙の手のひらにはペンダントを握りしめた形の傷が残っていた。
  • つまり、理沙は奈美との友情の証であるペンダントを取るために逆潜流に巻き込まれ、溺死。事故であった。
  • 小笠原奈美に無罪判決が下された。

4話はこんな感じでした。

上司の鶴見が最低すぎて奈美さんかわいそうだった・・・。
「絶対に被告人が殺しんたんだと思ってました。それは私にも責任の一端があるのだろうと」と言う姿は、本当に責任の一端があると感じている態度には見えませんでした。
この男ほんとに悪い男だわ・・・『ストーカーされてるオレかわいそ」とか思ってそうな態度で腹が立ちました!

成瀬
ストーカー行為はいけないことだけど、8年間も浮気をされ続けて苦しんだ奈美さんかわいそすぎる。

冤罪という重い題材

今回は無罪判決で勝訴したものの
「殺人ではなくても、私が理沙の死を招いたことは事実。私は無罪になってよかったのでしょうか」
と、奈美は罪の意識を感じているようでした。

まるで処罰を望むかのような奈美の発言は、冤罪を許さない拓にとっては寝耳に水だったのではないかと思えた。
罰せられるべきでない人間でも自ら罪を望むことがあるなんて、話が重いし深すぎる。

事故の原因を作ったけど、手を下したわけではない。しかし罪悪感は消えない。
奈美はこのことで、一生悩み苦しむことは間違いないと思います。

そんな彼女に、拓は「心の中を裁くことはできません」と言葉をかけます。

この言葉には考えさせられたのと同時に、拓の信念の深さも感じた。
無実を証明できても悩み苦しむ依頼人の立場や気持ちは理解していて、それでも拓は依頼人たちの無実を証明したいという強い信念を持っているんだと思う。

その信念は【東央大学生殺人事件】と大きく関係しているんだと思うけど、4話の時点で新しい情報は出てこなかったです・・・。

成瀬
ちなみに4話のゲストのともさかりえさんと、和倉先生役の川口春奈ちゃんは共に金田一少年で美雪を演じたことのある新旧美雪の共演だったらしいです。ちなみに私の中のイチオシ美雪は鈴木杏ちゃん!

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『イノセンス 冤罪弁護士』5話あらすじ

たく(坂口健太郎)が弁護士を志すきっかけになったある事件について、別府べっぷ所長(杉本哲太)湯布院ゆふいん(志賀廣太郎)聡子さとこ(市川実日子)が“立場は違うが嫌な出来事を共有している”仲だと秋保あきう(藤木直人)から聞いたかえで(川口春奈)。拓の部屋で11年前の『東央大学生殺人事件』に関するファイルを見つけた楓は、弁護士になった理由と事件の関係を尋ねる。拓は意外にもあっさりと楓に事件のファイルを渡す……。
そんな中、拓と楓は高校の名門フェンシング部の顧問を務める高松たかまつ洋介ようすけ(豊原功補)から相談を受ける。高松は部活の指導中、剣で突いたエース選手・藤里ふじさと(清水尋也)が不整脈による心停止で倒れたことで、業務上過失傷害で在宅起訴をされたと話す。藤里は一命こそ取り留めたものの現在も自宅療養中。高松は必要以上に強く突いた可能性はないと話し、事故当日の藤里にも変わった様子はなかったという。

翌日、拓と楓、穂香ほのか(趣里)は藤里家を訪ねるが、過保護気味な母親に門前払いをくらい、本人に話を聞けないまま学校へ。高松を信頼する教頭と部員たちは、高松と藤里の間にトラブルはなかったと話し、協力的な副部長・田代たしろ(柾木玲弥)は高松のためなら裁判で証言してもいいと申し出る。
事務所に戻った拓は、事故当時のフェンシング部の練習が映り込んだ映像をチェック。練習は遠目にもかなり厳しい様子が窺い知れるが、高松が藤里を突いた瞬間、映像にノイズが走り事故の瞬間がよく見えない。聡子によると、高松は期待を寄せる部員に入れ込みすぎるせいで周りの選手が不満を感じることもあったという。

そんな中、かつて楓が所属していた大手弁護士事務所での悪質なセクハラが表沙汰になり、被害を受けていた楓の元にも週刊誌からの取材以来が殺到する。楓は事件がぶり返され世間に晒されることで、当時の辛い記憶がフラッシュバックすることに悩んでいた……。
そして迎えた高松の弁護側証人尋問の日。証言台に立った田代は予定に反して、突然法廷で高松の体罰を告発する!さらに、藤里が高松から体罰を受けている映像を再生し、法廷は大混乱!生徒によるセンセーショナルな告発劇のせいで高松は世間からバッシングの標的になり弁護側も大ピンチに!別府は事務所の名誉と高松の今後のためにも、法廷で無駄に争わないよう拓をけん制する。実は別府が冤罪にこだわる拓を快く思っていないのには、刑事事件の弁護士だった別府の兄がある殺人事件の裁判で負け、心労の末になくなった過去があるからなのだが……。誹謗中傷により高松が追い詰められていく中、再び高校を訪ねた拓は以前田代と話していた生徒・森吉が科学部の部室に入る姿を見る。
事務所に戻った拓たちは、聡子が編集し直した事故時の映像を見る。体育館の壁に立て掛けられたパイプ椅子を見た拓は、石和いさわ(赤楚衛二)が雑談で口にした「地下室」という言葉から何かを閃く!早速高校を訪ねた拓は体育館の床下が収納庫になっていることを確認すると、床の裏側の一部が焦げているのを見つけ、何かを確信する。
翌日、拓が楓と秋保と共に訪ねたのは高校の科学部部員の森吉の元。「倫理を失えば、科学は容易に他人を傷つける凶器へと成り替わる」という秋保の言葉を聞いた森吉は静かにうなだれる……。
弁護側証人尋問の日。証言台に立った秋保は無線で送電を行うことができる『テスラコイル』という装置について説明する。体育館の床下に設置されたテスラコイルから、細工されたフェンシングの道具に電気が送られ、高松の剣が藤里を突いた瞬間に心停止を引き起こすのに十分な電流が流れたと主張する。事故の瞬間の映像にノイズが入っていたのは電磁波の影響だったのだ。続いて証言台に立った森吉は、自分が装置を作ったことを認める。いじめを受けていた森吉は、田代たちから装置を作るように命令され、断ろうとしたところをなんと藤里本人から頼まれたのだと話す。
そして、検察側の証人として証言台に立った藤里は意外な事実を告白する……。実力があるために監督から目をかけられていた藤里は部内で孤立。オリンピックも夢ではないという高松と親の期待を重く感じていたものの、部活を辞めることも許されず死ぬしかなかったと話す。藤里は高松からフェンシングを奪うために田代たちと共謀し、高松の突きで自分が死ぬ計画を立てたのだという。法廷で自暴自棄になる藤里に、拓は苦しくても犯した罪は償わなければいけないと話し、生きて償って立ち直って欲しいと言葉をかける。
数日後、高松に無罪判決が下る。拓に逆転勝訴を許した検察の指宿いぶすき(小市慢太郎)は、バッシングが過熱するのは、司法が下す量刑を国民が軽いと思っているからだと話す。拓は、それは冤罪でないことが大前提だと返す。
劇的な逆転劇に事務所に報道陣が詰め掛ける中、楓は第三者の自分が無理やり知ることではないと『東央大学生殺人事件』のファイルを拓に返すことに。しかし拓は、秋保が楓も知っていいと言ったなら問題ないとファイルを受け取らない。その中には『受刑者 獄中で自殺』『被害者の秋保彩花さん』という記事が……。

(公式ホームページ引用 https://www.ntv.co.jp/innocence/)

 

豊原功補、清水尋也、柾木玲弥がゲスト出演らしいです。
連ドラで中だるみしやすい時期に豪華ゲスト投入とはなかなか気合いが入っている( ^ω^ )

今期の他の弁護士ドラマと比べても、毎回ゲストが豪快な気もしてる・・。